有田和徳 医師 (ありたかずのり)

鹿児島大学病院

鹿児島県鹿児島市桜ヶ丘8-35-1

  • 脳神経外科学
  • 副院長
  • 教授

脳神経外科 外科

専門

脳腫瘍(特に間脳下垂体部腫瘍、松果体部腫瘍、聴神経腫瘍)、機能脳神経外科(てんかん、三叉神経痛、顔面痙攣などの機能性脳疾患)、脳血管障害

有田和徳

有田和徳医師が、脳神経分野の中で最も得意としているのは、脳腫瘍、機能性疾患、脳血管障害などである。間脳下垂体疾患については、国内で最も早く経鼻手術・内視鏡手術を導入し、数多くの実績を残している。合わせて、ホルモンの温存と回復にも配慮した手術も行っている。手術後も、最低10年間は定期的なフォローアップを行っており、患者の生活の質の向上を常に心がけている。
さまざまな学会での活動実績を持つ他、アメリカ合衆国の脳神経外科学会AANS、コングレスCNSにも参加し、グローバルな視点を持って活動を行っている。これまでに、アジアなどからの留学生8名に指導を行っている。また、インドネシア国・中国・ネパール国で脳外科手術の指導も行っている。

診療内容

鹿児島大学付属病院 脳神経外科 部門科長の有田和徳医師が、脳神経分野の中で最も得意としているのは、脳腫瘍・間脳下垂体部腫瘍・聴神経腫瘍・松果体部腫瘍、てんかん・三叉神経痛・顔面けいれんなどの機能性疾患、脳血管障害などである。
間脳下垂体疾患については、これまでに約900件以上の手術経験を誇り、国内で最も早く経鼻手術・内視鏡手術を導入し、数多くの実績を残してきた。中でも、先端巨大症の手術による治癒率は約8割・プロラクチノーマの治癒率は9割と高い治癒率がその実力を証明している。また「根治性と同時に安全性に留意しています」と述べるとおり、これまでに間脳下垂体腫瘍で手術死亡例はない。合わせて、ホルモンの温存と回復にも配慮した手術を行っている。手術後の成長ホルモン分泌不全に対しては積極的に補充療法を行い、あらゆるアプローチから患者を支える。他にも、松果体部腫瘍において90例の手術経験を有しており、こちらでも内視鏡やナビゲーションを駆使しての高い手術効果を導いている。
開設以来約40年の歴史を持つ同院脳神経外科は、地域中核病院として高度医療の提供に努め2009年10月に手術室内に日立メディコ社製の永久磁石型0.3TオープンMRI「AIRIS Elite IOP」を設置した。術前および術中のさまざまな画像情報を統合して手術を行うイメージガイド脳神経手術室を開設。先進的な技術の導入に積極的に取り組み約10年前から脳神経外科手術にニューロナビゲーションシステムを取り入れている。手術は出来るだけ小さな開頭で行っており、内視鏡や電気生理モニターを駆使して安全性、確実性、精度の向上に努めている。
1.特に専門としているのは脳腫瘍(下垂体腺腫、グリオーマ、聴神経腫瘍、髄膜腫、神経膠腫、眼窩腫瘍)で、最近3年間は毎年190件以上の脳腫瘍の手術を実施している。
2.内視鏡下手術、脳血管内手術など患者に負担の少ない最新治療法を導入。
3.グリオーマの治療では従来から、FDG-PET、メチオニン-PETの所見を参考に、術中ナビゲーションを使用しながら腫瘍摘出度を高めてきたが、2009年秋には国内で5台目となる術中MRIを導入し、手術の精度高めている。
4. その他、脳動脈瘤、機能脳神経外科(てんかん、三叉神経痛、顔面痙攣)、小児脳神経外科(モヤモヤ病、狭頭症)、定位放射線治療(サイバーナイフやガンマナイフ)を得意とする。

医師プロフィール

1981年3月 広島大学医学部卒業、4月広島大学医学部脳神経外科研修医
1982年4月 松山赤十字病院脳神経外科
1984年9月 広島大学医学部脳神経外科
1985年1月~6月 広島大学医学部救急部集中治療部
1987年4月 国立療養所広島病院脳神経外科
1989年4月 広島大学脳神経外科助手
1994年3月 広島大学脳神経外科講師
1994年3月~5月 米国カリフォルニア大学サンフランシスコ学校(UCSF)で神経放射線診断学を研修
1995年4月 広島大学脳神経外科助教授
2003年6月~10月 カナダ国マッギル大学でてんかんの外科治療を研修
2003年11月~2004年3月 米国デューク大学で頭蓋底手術、key hole(鍵穴)手術を研修
2005年10月1日より 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科脳神経病態制御外科学(脳神経外科学)教授
2014年4月1日より鹿児島大学附属病院 副院長

「片側顔面痙攣・三叉神経痛」を専門とする医師