細井温 医師 (ほそいゆたか)

杏林大学医学部付属病院

東京都三鷹市新川6-20-2

  • 心臓血管外科
  • 准教授

循環器科 心臓血管外科 外科

専門

動脈瘤、動脈閉塞性疾患、下肢静脈瘤、深部静脈血栓症など

細井温

腹部大動脈瘤や閉塞性動脈硬化症、下肢静脈疾患、リンパ浮腫など脈管疾患の診療を幅広く行う細井医師。中でも末梢血管疾患(特に下肢静脈瘤、深部静脈血栓症などの静脈疾患)が専門。また歩行運動時における下肢静脈機能研究の第一人者であり、生理学的、機能的側面から静脈疾患の病態解明に取り組んでいる。同院では、血管エコーなどの血管機能検査の体制を整え、弾性ストッキングコンダクターの資格を有する看護師が常駐して、ストッキングの着脱法などの指導を行っている。

診療内容

「下肢静脈瘤は日常の診療の中で最も診察する頻度が高い血管疾患です」と細井医師は言う。静脈の弁が壊れ、重力に従って逆流して静脈内に血液が貯留し、しだいに膨らんで蛇行するもので、放置すると慢性的なむくみや皮膚の色素沈着・潰瘍などの症状が現れ、生活に支障を来すこともある。治療としては、圧迫療法、硬化療法、手術を適宜組み合わせて症状にあった治療を行っている。「静脈瘤は元来良性疾患で、悪性のガンのようにみつかったら手術で切除した方がよいという病気ではないので、弾性ストッキングや弾性包帯による圧迫療法も含めていくつかの選択肢の中から患者さんと相談して治療方針を決定していきます」(細井医師)。当院では、弾性ストッキングコンダクターの資格を有する看護師が常駐し、生活指導やストッキングの履き方などをアドバイスしていると言う。手術については、血管内レーザー焼灼術やストリッピング手術を2泊3日で行っている。また、ひとつの治療法にこだわることなく「患者さんのライフスタイルやニーズの変化、症状の変化にあわせて治療法を変更していく柔軟性も大事と考えています」と細井医師は言う。

医師プロフィール

1989年3月 東京大学大学院卒業
1989年6月 東京大学医学部附属病院第一外科
1998年10月 東京大学医学部附属病院血管外科助手
2000年10月 英国Imperial College, St. Mary’s Hospital 血管診断学部門
2001年10月 東京大学医学部附属病院血管外科
2002年6月 杏林大学医学部付属病院心臓血管外科助手
2006年4月 杏林大学医学部付属病院心臓血管外科講師
2009年4月 杏林大学医学部付属病院心臓血管外科准教授

「下肢静脈瘤」を専門とする医師