宮田哲郎 医師 (みやたてつろう)

医療法人財団順和会 山王メディカルセンター

東京都港区赤坂8-5-35

  • 血管外科
  • 非常勤医師
  • 国際医療福祉大学医学部教授

血管外科 外科

専門

下肢静脈瘤、閉塞性動脈硬化症(ASO)、末梢動脈疾患、重症下肢虚血、バージャー(ビュルガー)病、腹部大動脈瘤、内臓動脈瘤、四肢動脈瘤、高安動脈炎、頚動脈狭窄、レイノー病、外傷性動脈閉塞、透析患者における内シャント不全、深部静脈血栓症、血管腫、先天性脈管形成異常、リンパ浮腫など

宮田哲郎

宮田哲郎医師は常に日本の血管外科をリードしてきた東京大学医学部附属病院血管外科の診療科長として長年診療を行ってきた。また、2012年から2018年まで日本血管外科学会理事長も務めたこの分野の中心的存在である。2014年より2020年5月まで山王病院・山王メディカルセンター血管病センターのセンター長として勤務し、また2020年6月よりは国際医療福祉大学医学部教授として医学教育を行いつつ、下肢静脈瘤に対するレーザー治療、腹部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術、動脈閉塞に対するカテーテル血管拡張術など低侵襲的治療を推進し、より身体への負担が少なく治療効果の高い診療を目指している。また、近年急増している下肢の血管が閉塞し壊死となる重症下肢虚血に対しても、下肢切断を防ぐための治療に積極的に取り組んでいる。

診療を受けるには

基本的には予約制。当日の直接来院でも診察を行っているが、待ち時間が長くなる可能性がある。紹介状のあることが望ましいが、なくても診療可能。宮田医師の診察は、山王病院:月曜の午後。山王メディカルセンター:火曜の午前。

他の勤務先

■ 山王病院
東京都港区赤坂8-10-16
TEL: 03-3402-3151

医師プロフィール

1979年3月 東京大学医学部医学科 卒業
1979年6月 東京大学第二外科において外科研修開始
1989年7月 米国Harvard大学Brigham and Women’s Hospital research fellow (Vascular Surgery)
1998年4月 東京大学大学院医学系研究科血管外科学講師
2003年11月 東京大学大学院医学系研究科血管外科学助教授
2004年4月 東京大学医学部附属病院血管外科診療科長
2012年7月 東京大学医学部附属病院血管外科 病院教授
2013年11月 山王メディカルセンター 血管病センター副センター長、国際医療福祉大学 教授
2014年4月 山王病院・山王メディカルセンター 血管病センターセンター長
2017年4月 国際医療福祉大学医学部教授(現在に至る)
2020年6月 山王病院・山王メディカルセンター 血管外科非常勤医師(現在に至る)

所属学会

日本外科学会、日本脈管学会、日本血管外科学会、日本心臓血管外科学会、日本静脈学会、日本循環器学会、アメリカ血管外科学会、アジア血管外科学会など
外科専門医、外科指導医、心臓血管外科専門医、脈管専門医、下肢静脈瘤焼灼術指導医

主な著書

『一般外科医のための血管外科の要点と盲点 第2版』(2010年 文光堂)
『医療安全ことはじめ』(2010年 医学書院)
(更新日:2023年2月20日)

同じ疾病を専門とする医師一覧