宮田哲郎 医師 (みやたてつろう)

都庁前血管外科・循環器内科 血管病総合治療センター

東京都新宿区西新宿6-6-3 新宿国際ビルディング新館6F

  • 血管外科
  • 非常勤医師
  • 日本医療安全調査機構(医療事故調査・支援センター)常務理事

血管外科 外科

専門

下肢静脈瘤、閉塞性動脈硬化症(ASO)、末梢動脈疾患、重症下肢虚血、バージャー(ビュルガー)病、腹部大動脈瘤、腹部内臓動脈瘤、四肢動脈瘤、高安動脈炎、頚動脈狭窄、レイノー病、外傷性動脈閉塞、透析患者における内シャント不全、深部静脈血栓症、血管腫、先天性脈管形成異常、リンパ浮腫、高齢者下肢廃用性浮腫など血管疾患全て。

宮田哲郎

 宮田哲郎医師は、常に日本の血管外科をリードしてきた東京大学医学部附属病院 血管外科の診療科長として長年診療を行ってきた。また2012年から2018年まで日本血管外科学会理事長も務め、この分野の中心的存在である。2014年4月より2020年5月までは山王病院・山王メディカルセンター 血管病センターのセンター長として、また2013年11月より2024年3月までは国際医療福祉大学医学部教授として医学教育を行いつつ血管外科診療を行っている。更に2023年4月からは日本医療安全調査機構(医療事故調査・支援センター)常務理事として我が国の医療安全向上のための活動も行っている。
 従来の直達手術に加え、下肢静脈瘤に対するレーザー治療、腹部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術、動脈閉塞に対するカテーテル治療などの低侵襲治療、保存的治療を、患者さんの病状に合わせて推奨している。また、近年高齢者も含めて増加している下肢の浮腫に対して、内臓疾患や静脈疾患などの原因を評価し、弾性ストッキングなどによる浮腫改善治療を積極的に実施している。
 血管疾患治療が病気に苦しむ患者さんの生活の質向上の一助として役立つことができれば幸いであるとの考えが宮田医師の診療の基本となっている。

診療を受けるには

宮田哲郎医師の診察は、火曜の午前。完全予約制。(予約電話:03-5325-6556)

医師プロフィール

1979年3月 東京大学医学部医学科 卒業
1979年6月 東京大学第二外科において外科研修開始
1989年7月 米国Harvard大学Brigham and Women’s Hospital research fellow (Vascular Surgery)
1998年4月 東京大学大学院医学系研究科血管外科学講師
2003年11月 東京大学大学院医学系研究科血管外科学助教授
2004年4月 東京大学医学部附属病院血管外科診療科長
2012年7月 東京大学医学部附属病院血管外科病院教授
2013年11月 国際医療福祉大学医学部教授
2014年4月 山王病院・山王メディカルセンター 血管病センターセンター長
2023年4月 日本医療安全調査機構(医療事故調査・支援センター)常務理事(現在に至る)
2024年4月 都庁前血管外科・循環器内科 血管病総合治療センター非常勤医師(現在に至る)

所属学会

医学博士、日本外科学会、日本脈管学会、日本血管外科学会、日本心臓血管外科学会、日本静脈学会、日本循環器学会、アメリカ血管外科学会、アジア血管外科学会など
外科専門医・指導医、心臓血管外科専門医・修練指導医、脈管専門医・指導医、下肢静脈瘤焼灼術実施医・指導医

主な著書

『一般外科医のための血管外科の要点と盲点 第2版』(2010年 文光堂)
『医療安全ことはじめ』(2010年 医学書院) 他多数

医師発信欄

都庁前血管外科・循環器内科 血管病総合治療センター:http://www.tvclinic.jp/
(更新日:2024年2月27日)

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