約1000人の名医から医師を探すことができます
医師や病気・症状、ニュースなどが検索できます
難治性統合失調症のクロザピン治療 選択肢として考慮も
日本の統合失調症患者数は、2014年に77.3万人と推計され、そのうち約20万人が難治性(治療抵抗性)と考えられている。クロザピン…
骨粗しょう症治療薬の副作用 抜歯などの後に顎骨壊死
骨粗しょう症の治療薬であるビスホスホネート製剤(BP)の副作用により、顎の骨が腐った状態(壊死=えし)になる例が問題になっている。…
糖尿病が認知症のリスクに 高齢者の血糖管理のポイント
糖尿病と認知症の関係が注目されている。糖尿病のある人はそうでない人に比べて認知症になりやすく、認知症になると糖尿病を悪化させる原因…
再発しやすい頭や顔のかゆみ~脂漏性皮膚炎~ 早期受診でしっかり治療を
脂漏性皮膚炎は、頭や顔など体の皮脂が多く分泌される所に発症しやすい。頭皮の場合、洗ってもフケが増えるという困った症状で気付くことが…
関節リウマチと妊娠 治療続けて出産も
関節リウマチは、手足の関節に炎症が生じ、進行すると関節が破壊されて変形する病気だ。20~40歳代の女性に多い疾患のため、妊娠を希望…
女性特有の月経随伴性気胸 ライフスタイルに合わせた治療選択を
気胸とは、肺に穴が開き、そこから空気が漏れて胸痛や呼吸困難を生じる病気だ。このうち、子宮内膜症に関連して起こる気胸を月経随伴性気胸…
鑑別しにくい難病=ミトコンドリア病- 新薬開発が進行中
ミトコンドリア病は、体内の細胞で必要なエネルギーを作り出すミトコンドリアに異常が生じ、心臓や骨格筋、神経の機能が低下する難病だ。治…
貧血を軽視しないで 深刻な症状が表れる場合も
血液中の赤血球に含まれる酸素の運搬役であるヘモグロビンの量が減ることで発症する貧血。日本は先進国の中で発症例が多いといわれるが、そ…
中年男性を襲う不整脈―ブルガダ症候群 健診で発覚も
ブルガダ症候群は、1992年に初めて報告された遺伝性不整脈疾患の一つで、元気だった人が突然死することもある。東南アジアや日本に患者…
関節のしこり―ガングリオン 痛みや、まひも
ガングリオンは、関節の周辺にできるこぶ(腫瘤=しゅりゅう)で、米粒大からピンポン球くらいまでと大きさはさまざまだ。通常は無症状だが…
老化早める「ウェルナー症候群」 日々の足ケアが重要
人間は年を取ると、白髪が増えたりしわができたり、高血圧や糖尿病になるなど、老化に伴う変化や病気が起こる。「ウェルナー症候群」は、こ…
小麦類で発症―セリアック病 グルテン除去食で改善
セリアック病は、小麦や大麦、ライ麦などに含まれるグルテンというタンパク質が原因で発症する遺伝性の自己免疫疾患の一つだ。欧米では50…
全身に腫瘍ができる希少疾患 結節性硬化症
結節性硬化症は、脳や腎臓、心臓、肺、皮膚など全身の臓器に良性腫瘍などの病変ができ、それに伴い、腎臓からの出血やけいれん発作、発達障…
誤嚥や窒息の原因になるそしゃく障害 かむことを頑張らない
加齢により、食べ物をかむ力が衰える人が増えている。そしゃくの機能が低下することをそしゃく障害というが、食べる楽しみが半減するだけで…
山でのトラブル―高山病 正しい知識で対策を
高齢者を中心に人気の登山。日本生産性本部の「レジャー白書2017」によると、2016年の登山人口は約650万人で、ここ数年増えてい…
指先の動きが不自由に 中高年に多いヘバーデン結節
指の最も爪に近い関節(DIP関節)が変形するヘバーデン結節は、変形性関節症の一つだ。痛みを伴うこともあり、指先を使う日常の動作が困…
選択肢広がる肺がんの免疫療法薬 治癒の可能性も期待
免疫抑制を解除して、がん細胞を攻撃させる「免疫チェックポイント阻害薬」の選択肢が広がっている。肺がんに対しては、ニボルマブ、ペムブ…
足の爪に水虫菌が入り込む―爪白癬 広がる治療の選択肢
カビの一種である白癬(はくせん)菌(水虫菌)が爪の中に侵入して発症する爪白癬。爪水虫ともいわれ、日本人の10人に1人が罹患(りかん…
先天的な肛門の異常―鎖肛 術後サポートで通常の生活も
生まれつき肛門が正常に形成されていない「鎖肛」という病気がある。聞き慣れない名前だが、消化管の先天異常の中では多い病気で、手術によ…
大量の汗に悩む―手掌多汗症 手術も視野に
手のひらに大量の汗をかくため人と握手できない、テストのときに自分の答案用紙だけが汗でヨレヨレになってしまう―。手掌(しゅしょう)多…
活動記録表の活用を 双極性障害の再発防止に有用
躁(そう)とうつ病を繰り返す双極性障害。以前は躁うつ病という病名で知られていたが、現在は両極端の症状が起こるという意味で双極性障害…
たかが便秘、されど便秘 選択肢広がる治療薬
腹痛や腹部膨満感で生活の質(QOL)を低下させる便秘。女性や高齢者に多く、国内で便秘に悩む人は1000万人以上と増加の一途をたどっ…
早期受診がカギ-RS3PE症候群 悪性腫瘍との合併も
ある日突然、両手首と両足首から先が腫れ上がって痛む「RS3PE症候群」。原因不明で診断基準も確立されていない上、比較的まれな病気の…
気付きにくい高齢者てんかん 認知症に似た症状に注意を
急速な高齢化により、患者数が増加している高齢者のてんかん。てんかんに特徴的なけいれん発作がなく、突然ボーっとした様子になり、問い掛…
採血なしの血糖値自己測定 患者の負担を大きく軽減
糖尿病の治療では血糖値のコントロールが重要であり、指先穿刺(せんし)により血糖値を患者自ら測定する機器が普及している。測定時に毎回…