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世界的流行を次に起こしそうな感染症
10月12日、東京で「国立健康危機管理研究機構」の設立準備会合が開催されました。この組織は政府が2025年度以降に設立するもので、新型コロ…
高齢者の「大敵」肺炎 ~死亡者の98%が65歳以上~
新型コロナウイルス感染症による死亡で、肺炎が注目された。コロナ禍以前から肺炎は高齢者にとって大きな問題となってきた。肺炎の死亡者の…
学生が感染動向予測AI開発 ~コロナなど10種類―東北大など~
人工知能(AI)を使って新型コロナウイルスなど10種類の感染症の流行状況を予測するシステムを東北大の医学部生らが開発し、このほど配…
帰りたくても帰れない
関東地方のある老人保健施設(老健)で在宅復帰を目指してリハビリテーションに励んでいた高齢者Aさんがいた。 「元気になって家に帰る」…
行動変容に結び付ける ~ヘルスリテラシー向上のために~
ヘルスリテラシーを向上させ、単に知識を身に付けるのではなく、正しい知識や考え方に基づいて行動を変えていく「行動変容」に結び付けるこ…
なぜインフルエンザの流行が秋に起きているのか
9月に入り、国内でインフルエンザの患者数が増加しています。9月22日の厚生労働省の定点報告では、東京都など注意報レベルに入った自治体も…
かかりつけ医を持っている人・いない人の特徴 ~コロナ禍の全国住民調査で社会的要因による格差が明らかに~
【研究成果のポイント】 全国住民調査にもとづき、COVID-19拡大後における、かかりつけ医の有無や属性と関連する臨床的・社会的要因を国内で…
がん教育の効果とは? ~測ることは難しい~
2022年の日本の出生数は初めて80万人を下回り、国会では少子化対策がしきりに議論されています。一方、子どもの受験戦争は年々、激し…
病院では治せなかった原因不明の不調 ~脳外科医が自ら探し当てた病気の正体~
病気を治す医師という立場にありながら、15年以上にわたって原因不明のせきに苦しめられてきた中牟田佳奈医師。近代西洋医学に限界を感じて…
家庭内パンデミックを防ぐ ~保育園・幼稚園でもらってくる感染症~
さまざまな感染症への免疫がない子どもにとって、保育園・幼稚園は感染症に罹患(りかん)する機会が多い場所です。子どもが感染すると、同…
育った所に恩返し ~がん教育に重要な地域の役割~
筆者の一人、南谷は神奈川県横浜市出身ですが、中学生の頃から東京都荒川区の私立学校に通い始め、その後も東京の大学に進み、東京の病院で…
新変異株BA.2.86 ~少数の感染者が発生しただけで世界中が注目する理由~
欧米諸国では、新型コロナウイルスの新しい変異株であるBA.2.86が注目を集めています。世界保健機関(WHO)も8月中旬に、この変異株を急き…
保育園・幼稚園でもらってくる感染症 ~代表的5種、見分け方のポイント~
子どもが集団生活を送る保育園・幼稚園においては、感染症に罹患(りかん)する機会が多く、同じ病原体に遭遇した場合でも小児と成人では感…
体験、思いを伝える ~がん教育の外部講師たち~
がん教育の現場では、聞き手の児童・生徒はもちろん、日常的に触れ合っている学校の教職員にもがんという病気について違和感を抱かせないよ…
友人の「めまい闘病」体験記 ~専門医としての後悔も~
これまで、めまいについて多くの側面から考え、説明してきました。しかし、実際にどのように起きるかについては、一刻を争う事態になる脳疾…
肝臓病は飲酒に要注意 ~症状に応じた食事を(虎の門病院 土井悦子部長)~
新型コロナウイルス禍で在宅勤務が増え、通勤などに伴う運動量が減少し、肥満になった人が多いという。そのため肝臓に脂肪が付いて働きが悪…
今夏の流行はどこまで拡大するか
厚生労働省は今年の5月以降、定点医療機関からの報告数を毎週1回発表しており、この数が本格的な夏を迎えて増加傾向にあります。その一方…
高齢者ほど要注意 ~高山病、事前対策を(東京医科大学病院 増山茂兼任教授)~
中高年を中心に根強い人気の登山。日本生産性本部の「レジャー白書2022」によると、2021年の登山人口は約440万人で、コロナ前の…
医療従事者や元患者が話す ~がん教育の現場から~
学校でのがんに関する授業や、厚生労働省の委託事業「がん対策推進企業アクション」などにおける企業でのがん啓発事業、その他の講演などで…
日本のトップアスリートを支えるために ~女性のチームドクターが果たす役割とは~
近年のわが国のスポーツへの関心の高まりや国際競技力の向上に伴い、アスリートのコンディション管理、スポーツ障害・外傷の診断や治療、サ…
コロナ禍で運動不足と過体重が「二極化」 ~高齢女性・中年男性・コロナ既感染者が高リスク~
東京慈恵会医科大学臨床検査医学講座の越智小枝講座担当教授らは、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)との共同研究により、NTTコミュニケ…
新型コロナウイルス感染症の都道府県別感染者数(推定値)及び推定値による感染リスク地域の公開
【発表概要】 名古屋市立大学(所在地:愛知県名古屋市、理事長 郡健二郎)データサイエンス学部の間辺利江准教授らの研究グループは、厚生…
がん教育を受けてどう感じる? ~子どもの疑問、感想を紹介~
厚生労働省が推奨するがん検診は、胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・子宮頸(けい)がん検診の五つです。これら五つのがん検診受診率は、…
新型コロナ時代に求められる「地理医学」とは
このコラムでは、新型コロナウイルスの流行を歴史地理の視点で読み解くことを主要なテーマにしています。その背景にある医学分野の一つが「…
大人のはしかに要注意 ~唯一の予防はワクチン接種(こどもとおとなのクリニック パウルーム 黒木春郎院長)~
麻疹(ましん、はしか)は、麻疹ウイルスによる感染症。子どもの病気という印象が強いが、「近年は、むしろ“大人のはしか”が問題視されてい…