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医師も放射線機器を見たことがない ~がん3大治療の一つだが…~
筆者2人は大学病院で働く放射線治療の専門医です。手術、抗がん剤などの薬物療法と並ぶがんの3大治療の一つである放射線治療ですが、テレ…
夏に新型コロナが流行する理由
新型コロナウイルスの感染者数は今年5月以降増加を続けており、6月末の時点で第9波が始まったとの見方もされています。現在、世界的には感…
大切な意思決定能力 ~がん教育が一助に~
「パターナリズム(父権主義)」という言葉があります。強い立場にある者が、弱い立場にある者の意思にかかわらず介入することを言います。…
暑さに体慣らして熱中症予防 ~十分な睡眠・食事も重要~
梅雨明け前から各地で真夏日や猛暑日を記録した今年。まだ暑さに体が慣れていないだけに体調を崩す人が多く、中には熱中症になった人もいる…
地域医療に奮闘したシングルマザーが医療界の上層部に入って見えてきたもの
医師不足地域に新設された医学部1期生として、山形県民の期待を背負いながら地域医療に従事した神村裕子医師。女性医師の活用がまだ手探り…
歯並び悪いと中高年以降に影響 ~矯正で健康を守る(日本臨床矯正歯科医会 野村泰世会長)~
歯並びやかみ合わせが悪いと、食べ物をしっかりかんだり、すりつぶしたりといった歯の機能に影響する。歯磨きがうまくできなくなり、歯を失…
終末期の点滴
80代の女性は全身状態が悪化し、水も飲めず、何も食べられなくなった。家族は「点滴はしないんですか?」と迫った。 ◇末梢静脈点滴 聞き…
致死率高い感染症 ~マールブルグ病(北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所 高田礼人教授)~
最も危険な感染症の一つとされるマールブルグ病の感染者が2月、アフリカ中西部の赤道ギニアで発生した。世界保健機関(WHO)によると、…
5類移行は流行拡大に影響したか
新型コロナウイルス感染症が5類に移行されて1カ月が経過しました。「定点把握」という方法で感染者数が報告されるため、感染状況が以前より…
若手医師の意欲的取り組みを紹介 ~日本医師会がシンポジウム~
日本医師会は11日、「未来ビジョン“若手医師の挑戦”」と題するシンポジウムを都内で開催した。若手医師の意欲的な活動を参考に、国民の信…
そもそも健康教育って何? ~日本と海外を比較してみると~
筆者(南谷)は長く続く腹部の違和感のため、2022年2月に人生で初めて、一般に「胃カメラ」と呼ばれる上部内視鏡検査を受けました。初…
死に場所
首都圏に住む90歳の男性は、入院中の妻を見舞った。3歳年下の妻はがん末期。余命がわずかなことを告げられていた。 ◇「家に連れて帰り…
子も親もつらい夜尿症 ~「たかが、おねしょ」と言うなかれ~
5歳にならない子どもが「おねしょ(夜間の尿漏れ)」をするのは普通だが、それがいつまでも続くと「夜尿症」かもしれない。「たかが、おね…
来年3月に関東整形災害外科学会
第64回関東整形災害外科学会の開催にあたって この度、第64回関東整形災害外科学会を2024年3月15日(金)、16日(土)の両日、パシフィコ横…
座り過ぎのデスクワーク ~健康のために企業全体で取り組みを(筑波大学 中田由夫准教授)~
自分は1日に何時間座っているのだろうか―。座る時間は身体活動量の指標の一つとされ、それが長いほど、死亡や生活習慣病のリスクが高くな…
新型コロナウイルス・スパイクタンパク質の病原性を解明 ―新型コロナ後遺症および次世代ワクチン開発に重要知見―
[概要] 新型コロナ後遺症でみられる脳内炎症や倦怠感などの脳神経症状の発症メカニズムは不明でしたが、東京慈恵会医科大学・ウイルス学講座…
腸活で免疫力アップ ~善玉菌増やす工夫を(犀星の杜クリニック六本木 川本徹院長)~
コロナ禍で注目されたことの一つは、病原体に負けない強い免疫力だった。近年、免疫力向上の鍵の一つが大腸にあると分かってきており、いわ…
がん教育は何のため? ~ヘルスリテラシーが低い日本~
2021年度情報通信白書によると、各メディアに対して「信頼できる」と答えた割合は新聞が最も高くて61.2%、続いてテレビの53.8…
新型コロナ以外の感染症が動きだした
昨年5月の本コラムで、新型コロナウイルスの流行が他の感染症対策に影響を及ぼし、新たな感染症の流行を誘発させる可能性を取り上げました…
死因究明だけでなく、警察が得るものないと ~時間たてば遺体の情報捨てることに-司法解剖と向き合う・長崎大~
観音開きのドアの向こう側にLEDの明かりがともり、部屋の中央には、警察から運び込まれたばかりの遺体が解剖台の上に乗せられていた。関係…
道内最大規模の医療系総合大学 ~データに基づいた説得力ある指導を―北海道医療大学歯学部~
北海道医療大学は1974年に学校法人東日本学園によって設立され、最初に薬学部が開設、78年に歯学部が増設された。2024年に開学5…
糖尿病との付き合い方 ~コロナ下の血糖管理(東京慈恵会医科大学付属病院 西村理明主任教授)~
新型コロナウイルスの国内初感染例が確認されてから3年。基礎疾患として糖尿病があるとコロナが重症化しやすいことが分かってきた。長引く…
生徒を恐怖から解放 ~がん教育の成り立ち~
がん対策基本法が成立した2006年当時、筆者(南谷)は高校生でした。男子校で部活や遊び、勉強にと、高校生なりに忙しい毎日を送ってい…
シンポジウム 「未来ビジョン“若手医師の挑戦”」のご案内
日本医師会では、次世代の医療を中心的に担っていく若手医師の取り組みを通して、国民の信頼に応え続けていく医療の在り方等を考える機会とし…
5類までに3年かかった理由 ~想定外の連鎖で長期化~
新型コロナウイルス感染症が5月8日から5類に移行します。これに伴って感染対策の緩和が進むとともに、日本各地でコロナ前の活気が戻って…