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第3回 治療は急にやめては駄目 ~アトピー性皮膚炎、「ステロイド離れ」は徐々に~
アトピー性皮膚炎の治療で、すでに起きているアレルギー反応を食い止めるためには、ステロイド(副腎皮質ホルモン)の外用薬を皮膚に塗るの…
日本の地域医療をリード 実践の中で医師を育てる―山形大学医学部
山形大学医学部は新設医大第一期校として1973年に創設された。開学当初は全国でも人口当たり医師数が少ない地域だったが、地域医療に貢…
第2回 アトピー性皮膚炎、治すための「3本の柱」 ~炎症抑える治療の基本とは~
アトピー性皮膚炎は、バリアー機能が弱まった皮膚の中に異物が入り込み、かゆみの強いアレルギー反応を起こした病気。治すためには「治療の…
手術の難しさは何で決まる? 同じ病気でも大きな個人差
外科医としてたくさんの手術に関わると、相反する二つの感情を抱きます。一つは、「人の体とはこうもよく似ているものか」というもの。もう…
より良い生活実現へ医学生の声を集めて発信 ~全日本医学生自治会連合(医学連)~
全日本医学生自治会連合(医学連)は、大学医学部の学生自治会の連合組織。全国の医学部の3分の1弱が加盟している。良い学生生活を実現す…
第1回 バリアー弱まり、アレルギー反応 ~アトピー性皮膚炎のメカニズムを理解する~
自分の肌をじっと眺めてみてください。 きめ細かい、しっとり潤っている、かさついている、赤くぶつぶつかゆい部分がある…改めて観察して…
〔最終回〕学生時代の苦い経験 リーダーシップの方法を見直す
急患の依頼がきても待たせたあげく断る。患者は診てやるという偉ぶった態度。地元でも評判の悪かった横須賀共済病院は今、人工知能(AI)…
地域の医療守り、世界へ 文理融合で健康寿命を延伸―島根大学医学部
島根大学医学部は、戦後の医師不足解消を目指す一県一医大構想の新設医大の一つとして、1976年に開学した。全国に先駆けて入学試験に地…
医療は賢く選択されている? 無駄な検査・処置の末に待つのは…
皆さんは「choosing wisely(チュージングワイズリー)」という言葉を知っているでしょうか。日本語に訳すと「賢く選択する」。任意団体「C…
顕在化しない受刑者高齢化の問題点 ~貧困、孤立、認知症で遠のく社会復帰~
今、日本で受刑者の高齢化が問題になっていることをご存知でしょうか。 高齢者は、悪徳商法や振り込め詐欺などの犯罪の被害者になってしま…
6~8月は脳梗塞に注意 ~見過ごしてしまう「前兆」とは~
急に暑くなってきました。この時期ストレスが続いたり、長時間労働したりする人には、脳梗塞のリスクがあることを知ってほしいと思います。…
がん治療と仕事は両立できる 「がん専門医」中川恵一氏の体験記〔3〕
これまで、少子化が進む一方で移民をほとんど受け入れてこなかった日本においては、高齢になっても働く必要があります。実際、65歳以上の…
麻酔切れると激痛 「がん専門医」中川恵一氏の体験記〔2〕
がん治療専門医の私が膀胱(ぼうこう)がんになりました。自身によるエコー検査が早期発見につながったのです。ただ、一般の方にはこのよう…
自身のがんにショック 「がん専門医」中川恵一氏の体験記〔1〕
私はがん治療専門医で、東大病院で34年間、放射線治療や緩和ケアの診療に携わってきました。同時に厚生労働省のがん対策推進協議会委員、…
〔第5回〕リーダーの在り方 職員が自立して働く組織へ
人工知能(AI)の導入で注目を集めている横須賀共済病院はかつて、急患の依頼がきても待たせたあげく断るなど、温かみに欠ける対応で地元…
〔番外編〕早期治療でがん9割治る-中川恵一氏 「教育」の遅れで死亡者増
1981年から日本人の死因の第1位を占めるがんは、健康面での大きな課題だ。しかし、東京大学医学部付属病院放射線科准教授で厚生労働省…
偽医師がデマ発信も 医療情報の見分け方
あるブログが昨年、物議を醸しました。ブログの運営者は内科医を名乗る人物。医師の視点から、病気を予防するために必要な食事などを紹介し…
〔第4回〕病院完結から地域完結へ 役割分担して治療
人工知能(AI)による働き方改革を進めている横須賀共済病院の長堀薫院長は院長就任直後、救急車を断らず、急患をすべて受け入れる方針を…
救急医療を見て、やって、教えて学ぶ ~東京医科歯科大「TESSO」~
東京医科歯科大学公認の救急医療勉強サークル「TESSO (Tokyo Medical and Dental University Emergency Medicine Study Session Organ…
基礎研究に定評、多職種連携のパイオニア 開学50年で名称変更、2年目に―藤田医科大学
藤田医科大学は1968年、生化学研究者である藤田啓介総長が「独創一理(一人ひとりの創造力が、新しい時代を切り拓く力となり得る)」…
〔第3回〕救急車を全応需 持続的に発展できる病院に
人工知能(AI)の開発による働き方改革に着手した横須賀共済病院は一時期、救急車全応需の方針がなし崩しにされ、急患の依頼がきても待た…
敏感過ぎるあなた ~繊細な自分に悩んでいませんか~
この数年、「自分は過敏だから生きにくい」という悩みを聞くことが多くなりました。特に企業にお勤めの方で、上司や同僚の言葉がずっと気に…
病気がちだった幼い頃の不安 医師が埋めるべき情報格差
私は幼い頃、気管支ぜんそくで病院によく通っていました。発作的にのどがヒューヒューと音を立て、せきが止まらなくなり、呼吸がしにくくな…
最終回 爪トラブルの原因は「隠れ扁平足」 ~適合したインソールで再発防止~
前回の記事で、巻き爪、爪甲肥厚(そうこうひこう)、重複爪(じゅうふくそう)の患者Aさんの治療プロセスをご紹介しました。 痛みから解放…
〔第2回〕「小児科がなくなる」 崖っぷちの病院経営
人工知能(AI)を導入して書類業務を軽減して患者に直接接する時間を増やし、職員の働き方改革にもつなげる―。横須賀共済病院は、最先端…