石垣泰則 医師 (いしがきやすのり)

城西神経内科クリニック

静岡県静岡市葵区新富町5-7-6

  • 神経内科、内科、リハビリテーション科、在宅医療
  • 理事長

神経内科 リハビリテーション科 内科

専門

地域リハビリテーション、在宅医療、神経難病のリハビリテーション

石垣泰則

神経内科医、リハビリテーション医として、静岡に開業し、3年前東京に訪問診療専門クリニックを開業。神経難病をはじめ、脳血管障害、認知症などの患者の訪問診療においては20年のキャリアを誇る。その経験の中で、家や家族、地域そのものに治癒力が宿っていることを実感。患者に対して治療を目的とするだけでなく、安心と信頼を提供し、看取りもその延長上にあると考えている。地域にも積極的に関わり、幅広い活動を行なっているほか、教育機関に向けて在宅医療システムの啓発にも力を入れている。

診療内容

1980年代に、治療が必要でない高齢者を長期入院させる「社会的入院」を減らして、家に帰そうというのが、近代の在宅医療の出発点といえる。その後、1990年代から、訪問診療や訪問介護が体系だって行われるようになった。発熱など、診療が必要なときに単発で行われる「往診」に対し、訪問診療は主に慢性疾患の治療を計画的に行う医療サービスを指し、石垣医師によると「昨今、がん、脳卒中、骨粗鬆症などで通院困難な患者、専門医である石垣医師に場合は、パーキンソン病などの神経難病の患者や認知症の患者が多いのだという」
「在宅医療」とは、生きることを支える医療、その人がいかにその人らしく、過ごすことができるか、その生活を支えることが在宅医療の基本的な考え方。「病気は家で治す」という、在宅医療のパイオニア佐藤智先生の教えを受け継ぎ「リハビリテーションの真髄は在宅に在り」と信じて、日常診療を行っているという。
「在宅で診療を行っていると、診療中に笑いがある。いろいろな意味で満ち足りた状況を作り、普通の会話の中で生と死を受け入れる。これは、1人の医師が1人の患者に対して、人として向き合い、信頼関係を構築していく。最期まで人としての尊厳をちゃんともちながら治療を受けられるのが、在宅医療の最大のアドバンテージなのだという。
「例えば、余命3カ月の終末期のがんが宣告されたときに、あなたは手術を受けて病院で過ごしますか。それとも残りの3カ月を家に帰って家族と充実した時間を過ごしますか。在宅医療は余命を伸ばそうという医療ではなく、余命3カ月をその人がその人らしく、過ごせるようサポートするのが、大きな役割なのです」(石垣医師)
「病院の先生たちには在宅医療のことをもっと知ってほしい。生きることを支える医学的知識、医療的な技術を勉強していただきたい。余命宣告されたがん患者の場合でも、終末期の医療技術によって、余生を楽に過ごせるかつらい思いで終わるかを決めることになるのです」(石垣医師)
人間関係のエキスパートと医療技術のエキスパートの医師が、ときにはうまく心身連携できる姿が、医療と生活の質を高める上で必要になってくるだろう。
現在、石垣医師は、静岡の「城西神経内科クリニック」と東京の「コーラルクリニック」の2つの診療所を拠点に診療を行っている。
城西神経内科クリニックには、外来診療、在宅診療、他機関とのコーディネートの3つの機能があり、コーラルクリニックは訪問診療専門クリニック
コーラルクリニックでの訪問診療の内容は下記の通り
1)内科学的所見・神経学所見・肝胆な外科的処置・床ずれ処置
2)血液検査・尿検査・便検査・培養検査・心電図検査
3)経鼻胃管・胃ろうの管理・栄養管理
4)気管切開チューブの管理
5)尿カテーテルの管理
6)在宅輸液・中心静脈栄養管理
7)在宅人工呼吸器管理・在宅酸素療法

医師プロフィール

1982年3月 順天堂大学医学部 卒業
1982年6月 順天堂大学医学部 脳神経内科 入局
1990年5月 城西神経内科クリニック開業 院長
1996年3月 「医療法人社団 泰平会」設立 理事長
2009年5月 コーラルクリニック開院
2011年10月 コーラルクリニック院長 就任
◎順天堂大学脳神経内科 非常勤講師