佐々木巌 医師 (ささきいわお)

ウェルネス ササキクリニック

東京都板橋区幸町47-13

  • 院長

内科 循環器科 内分泌科・糖尿病

専門

内科一般、生活習慣病、肥満症、メタボリックシンドロームの予防治療

佐々木巌

内科一般のほか、高血圧、動脈硬化をはじめとする循環器疾患、呼吸器疾患、糖尿病や骨粗鬆症、更年期の漢方治療など、幅広く診療を行っている。特に力を入れているのは、メタボリックシンドロームのような肥満にかかわりのある生活習慣病の予防・治療。患者個々のライフスタイルにあわせたオーダーメイドのダイエット指導も定評がある。肥満解消に有効な地中海式ダイエットやノルディックウォーキングの体験イベントを開催するなど、患者への啓蒙活動にも精力的に取り組む。「ニコチン依存症管理施設」の認定を受けた同院では、保険診療による禁煙治療プログラムも実施。

診療内容

何でも制限する、我慢することをベースとしたダイエットが巷にあふれる現在、佐々木医師が患者に勧めるのは、継続しやすい「食事」と「運動」だ。この2つをベースとした予防医学に力を入れ、薬物療法は最小限にとどめることを原則とした診療を行っている。
生活習慣病・肥満外来の「パーソナル・ダイエットプログラム」は、重度の合併症のない肥満症やメタボリックシンドロームを対象とした3か月集中コース。月1~2回の個別カウンセリングに加えて、クリニックの提携ジムで運動処方に基づくパーソナルトレーニングを週1回ほどのペースで続けていく。
さらに、食事について佐々木医師が勧めるのは「地中海式ダイエット」。オリーブオイルのような良質の油は積極的に摂取してよいという、我慢するストレスの少ない食事法だ。デイリーに食べてよいのは、野菜・果物、穀物などの植物性食品のほか、オリーブオイル、チーズ、ヨーグルトなどの低脂肪の乳製品。ウィークリーに食べてよいのは、魚介類、鶏肉・鶏卵。少量にとどめるべき食材は、牛肉・豚肉などの獣肉。そして、適量であればワインを食事中に飲んでもよいという。レストランで地中海式の食事を試しながら語る「食談会」を定期的に開催するなど、誰でもトライしやすい配慮もうれしい。
地中海式ダイエットにおいて牛肉・豚肉が制限されるのは、脂肪分の中に飽和脂肪酸を含むことが理由だ。油の中でもオレイン酸を含むオリーブオイルは推奨されるが、体によいと流行ったココナッツオイルはどうかというと、安易な使用は問題だと佐々木医師は指摘する。「ココナッツオイルが体によいというのは、中鎖脂肪酸の作用を指しています。中鎖脂肪酸はエネルギーとして燃えやすく、ダイエット面と認知症予防の面から健康効果が高いと言われて人気になりました。しかし、ココナッツオイルの中鎖脂肪酸は、わずか2割程度です。6~7割を占めるのは、獣肉と同じ飽和脂肪酸です。精製過程で中鎖脂肪酸を増やす工夫があるのかもしれませんが、普通のココナッツオイルは飽和脂肪酸を多く含むので、誤解しないよう注意が必要です」。
食事と同時に、佐々木医師が重視するのは運動だ。「地中海式ダイエットを続けるだけでは足りません。日常的に運動を欠かさないことも重要です。食事と運動、この2つを継続することが必須と考えています」(佐々木医師)。同医師は、外来でも運動療法を積極的に取り入れている。筋力トレーニング、ストレッチ、バランス運動のできる多目的室を院内に備え、屋外ではノルディックウォーキング指導を行う。日本ノルディックフィットネス協会公認インストラクターでもあるため、クリニックでは自ら先頭に立ってノルディックウォーキング・イベントも開催。この会は毎月1回、クリニック近隣の公園で行われるもので、レンタルのポールも用意があるため初心者でも参加しやすい。
誰でもなかなか続かないダイエット。今度こそ本気で取り組みたいと思う時に頼りたい医師だ。

医師プロフィール

1984年 日本大学医学部卒業、医学博士
1998年 世界スポーツ医学会議にて発表
1999年 アメリカスポーツ医学会総会にて発表
2004年 医療法人社団ウェルネス ササキクリニック開業

「肥満症」を専門とする医師