肺動脈閉鎖・肺動脈(弁)狭窄〔はいどうみゃくへいさ・はいどうみゃく(べん)きょうさく〕

 肺動脈(弁)狭窄では狭い部分の手前にある右心室の圧が上昇し、その負担を解消するため治療が必要となります。症状が出ないこともありますが、心臓カテーテル検査などで狭窄の前後、右心室と肺動脈の間に30~50mmHg以上の圧の差があれば治療がすすめられます。まずはバルーンカテーテルによる弁形成術が試みられ、無効の場合は外科手術によって弁を切り開きます。
 生まれつき肺動脈弁が閉鎖している場合はチアノーゼ(くちびるや肌の色が紫がかって見える状態)がみられ、生きるためには動脈管が開いていることが必要です。早い時期に弁に孔(あな)をあけてバルーン弁形成術を試みますが、むずかしい治療です。外科手術で右心室の出口をひろげる治療を選ぶ場合もあります。右心室が小さかったり、条件によっては右心バイパス術からだの静脈を肺動脈につなげる手術で、肺動脈にはポンプなしで血液が流れる)の適応になります。肺動脈弁狭窄

医師を探す