最新医療ニュース

ヤクルト、主力抗がん剤を譲渡＝経営資源の最適化で高田製薬に

　ヤクルト本社は２４日、主力の抗がん剤「エルプラット」など医療用医薬品８製品を高田製薬（さいたま市）に譲渡すると発表した。がん領域に特化したビジネスモデルでは持続的成長は見込めないとして、経営資源の最…

国民年金、納付期間を議論＝６４歳まで５年延長案―社保審部会

　社会保障審議会（厚生労働相の諮問機関）の年金部会は２４日、少子高齢化に伴う年金水準低下への対策に関する議論を始めた。給付財源を確保するため、国民年金（基礎年金）の保険料納付期間を現状の４０年間（２０…

難聴治療で認知機能低下を抑制

難聴治療で認知機能低下を抑制

アジア太平洋市場への参入でグローバル展開を拡大＝伊ＭＭＩ〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】医療用ロボットの開発を手がけるイタリアのＭＭＩは、オーストラリアのデバイス・テクノロジーズと韓国のＴＲＭコリアの両社と、流通契約を締結したと発表した。この提携で、微小外科と超微小外…

沢井製薬が検査不正＝胃炎薬を詰め替え

　後発医薬品大手の沢井製薬は２３日、九州工場（福岡県飯塚市）で製造した胃炎・胃潰瘍治療薬「テプレノンカプセル５０ミリグラム（サワイ）」の品質検査で不正があったと発表した。カプセルを検査する際に薬剤を別…

特許侵害で米国でも競合他社を提訴＝加メディスカ〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】カナダのメディスカは、同社が開発した「ＭＡＺミキサー」に搭載された独自技術について、欧州での提訴に続き、米国のフラックテックによる特許侵害に対して提訴したと発表した。ＭＡＺミキサー…

若手研究者に助成金を授与＝英アストラゼネカ〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】バイオ医薬品企業の英アストラゼネカは、２０２３年のＲ＆Ｄポストドクトラル・チャレンジの受賞者８人を発表した。今年２年目を迎えるこのユニークなプログラムで助成金を授与された研究者は、…

非常時、国が自治体へ指示＝感染症や災害に備え特例―地制調小委

　第３３次地方制度調査会（首相の諮問機関）の専門小委員会は２３日、新型コロナウイルスの流行などを踏まえた国と自治体の在り方に関する答申素案を提示した。感染症や災害などに備えた個別法で想定されない事態が…

高齢運転者の事故リスクは若年者より低い

高齢者の事故リスクは若年者より低い

低所得世帯の大学受験補助＝中３模試も支援―こども家庭庁

　こども家庭庁は、低所得世帯の高校３年生を対象に、大学受験や模擬試験にかかる費用を補助する方針を固めた。高校受験を控えた中学３年生の模試の費用も支援する。家庭の経済状況にかかわらず進学の機会を確保し、…

夫死後、提供精子で妊娠＝「事実伝えず、指針違反」―東京

　第三者提供の精子を用いた不妊治療を行う「はらメディカルクリニック」（東京都渋谷区）は２３日までに、女性が夫の死後に体外受精による受精卵の移植を受け妊娠した事例が今春に起きたと公表した。女性は夫の死亡…

元教授、二審も有罪＝三重大病院汚職―名古屋高裁

　三重大病院の薬剤・医療機器納入を巡る汚職事件で、第三者供賄などの罪に問われた臨床麻酔部元教授、亀井政孝被告（５７）の控訴審判決が２３日、名古屋高裁であった。杉山慎治裁判長は、懲役２年６月、執行猶予４…

ハイデルベルク施設の設備増強を完了＝米ＡＧＣバイオロジクス〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】バイオ医薬品開発製造受託機関（ＣＤＭＯ）大手の米ＡＧＣバイオロジクスは、ドイツのハイデルベルクにある施設において、プラスミドＤＮＡ（ｐＤＮＡ）およびメッセンジャーＲＮＡ（ｍＲＮＡ）…

脳死移植１０００件間近＝提供伸び悩む、希望者の３％―法施行から２６年

　脳死となった人からの臓器提供が間もなく１０００件に達する。１９９７年に臓器移植法が施行されてから２６年。家族の承諾があれば臓器提供が可能になる２０１０年の法改正で提供数は増加傾向にあるが、実際に移植…

後発薬不足、対策に厚労省本腰＝「少量多種」、品質不正が影響―インフル流行で深刻化

　インフルエンザや新型コロナウイルスの流行で、医薬品不足が深刻化しつつある。背景にあるのは、全体の約８割を占めるジェネリック医薬品（後発医薬品）の供給構造だ。多くのメーカーが重複して少量ずつ生産してい…

「寄贈」で官民連携＝自治体・企業の新枠組み―在庫を有効活用

　企業から自治体に自社製品を「寄贈」する行動をきっかけに、住民福祉の向上やより良い施策に結び付ける官民連携の枠組み「アリアドネ」が８月から始まり、全国２６自治体に広がっている。在庫が余り廃棄が出やすい…

児童らの後遺症、どう対応？＝新型コロナ、都がリーフレット―「訴え聞く」「無理させない」

　新型コロナウイルスの後遺症に悩む児童や生徒への対応について、東京都が保護者向けのリーフレットを作成した。「訴えをよく聞く」「無理はさせない」。担当者は「子どもも後遺症と無関係ではない。症状や対応策を…

厚労省、企業助成金受け付け開始＝「年収の壁」対策

　厚生労働省は２０日、「年収の壁」対策に取り組む企業向け助成金の申請受け付けを始めた。武見敬三厚労相は「『壁』を意識している労働者としっかり協議し、事業主から申請を出してほしい」と呼び掛けた。

がんと誤診、前立腺摘出＝検体取り違えで―静岡県立病院

　静岡県立総合病院（静岡市）は２０日、患者の検体を取り違えた結果、がんと誤診した６０代男性患者の前立腺を摘出する手術ミスがあったと発表した。がんを見逃された８０代の別の男性患者は、別の部位に転移してホ…

インフル流行、注意報レベルに＝休校など１７００施設―厚労省

　厚生労働省は２０日、全国約５０００の定点医療機関から９～１５日に報告されたインフルエンザの新規感染者数が、１機関当たり１１．０７人だったと発表した。前週から１．０８人増え、４週間以内に大流行が起きる…

南アジア人は認知症危険因子の影響受けやすい

認知症リスク、南アジア人で大

月経前障害で早期閉経・関連症状のリスク上昇

月経前障害で早期閉経のリスク上昇

抗がん剤で米製薬大手と提携＝メルクから最大３兆円受領―第一三共

　第一三共は２０日、米製薬大手メルクと抗がん剤３製品の開発、販売に関する契約を締結したと発表した。第一三共は、契約時一時金や販売額に応じたロイヤルティーなど最大で２２０億ドル（約３兆３０００億円）を受…

ICUのコロナ患者に早期リハが有効

大阪公立大学大学院整形外科学講師の池渕充彦氏らは、集中治療室（ICU）で挿管呼...

減量目的のGLP-1作動薬で膵炎リスク9倍

減量目的のGLP-1使用にリスク

ＬｉＤＣＯモジュールがＥＵ－ＭＤＲのＣＥマークを取得＝米マシモ〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】非侵襲的モニタリング技術の米マシモは、ＬｉＤＣＯ基板内ケーブル・モジュールについて、欧州連合医療機器規則（ＥＵ―ＭＤＲ）に基づくＣＥマークを取得したことを発表した。同モジュールは、…

第一三共、米製薬大手メルクと提携＝抗がん剤の開発・販売で

　第一三共は２０日、米製薬大手メルクと抗がん剤３製品の開発と販売に関する契約を締結したと発表した。第一三共が契約時一時金などとして最大２２０億ドル（約３兆３０００億円）を受け取る。　（Ｃ）時事通信社

男性の自殺、１３年ぶり増加＝小中高生は過去最多５１４人―女性も３年連続増・政府白書

　政府は２０日の閣議で、２０２３年版の自殺対策白書を決定した。２２年の男性自殺者は１万４７４６人で１３年ぶりに増加、小中高生は５１４人と過去最多となった。女性は７１３５人で、３年連続で増加した。

１人１台端末でストレスチェック＝児童生徒の心身状況把握―政府白書

　２０２３年版の自殺対策白書では、小中高生の自殺者が過去最多の５１４人になった。新型コロナウイルス感染が流行した２０年以降、児童生徒の自殺者数は増加傾向にある。学校の現場では自殺リスクが高まる前に支援…

武見厚労相、介護賃上げ「６０００円妥当」＝経済対策で処遇改善

　武見敬三厚生労働相は１９日、深刻な労働力不足が指摘される介護職員の賃上げに関し、「月６０００円程度が妥当」との考えを示した。政府は月内にまとめる経済対策に介護職員の処遇改善策を盛り込む方向で調整して…