約1000人の名医から医師を探すことができます
医師や病気・症状、ニュースなどが検索できます
100人に6人がうつ病経験 ~社会経済的損失は2兆円~
日本人の100人に約6人がうつ病を経験したことがある、という調査報告がある。1日中気分が落ち込んだり、眠れなかったり、食欲がなかっ…
月経周期を知ろう 妊娠や病気に関連(国立成育医療研究センター研究所分子内分泌研究部 鳴海覚志室長)
月経不順はストレスや子宮の病気とも関連するが、日本人の月経周期は詳しく分かっていなかった。周期約600万回分を解析した国立成育医療…
家庭介護では床擦れに注意 皮膚の赤みが初期のサイン(ふくろ皮膚科クリニック 袋秀平院長)
1日の大半をベッドや車いすの上で過ごす高齢者の介護では、床擦れ(褥瘡=じょくそう=)に対するケアが重要だ。最近、介助のやり方によっ…
早期発見で完治するメラノーマ 疑わしい時は受診を(水嶋神経科皮膚科医院 水嶋淳一院長)
メラノーマ(悪性黒色腫)を含む皮膚がんの罹患(りかん)率は年々上昇している。メラノーマはメラニン色素を作る細胞(メラノサイト)のが…
ファスティングでリセット 医師や専門家の管理下で(銀座よしえクリニック都立大院 青木晃院長)
美容や健康への関心の高まりで注目されている現代版の断食「ファスティング」。病気の予防や改善効果でも科学的根拠が報告されているという…
若い女性に多い難病 高安動脈炎の発症サイン(東北大学病院リウマチ膠原病内科 白井剛志病院講師)
めまいや立ちくらみ、疲れやすいといった症状だけでなく、脳梗塞や心筋梗塞などを起こすこともある「高安(たかやす)動脈炎」。若い女性に…
コロナ禍、がんリスクが上昇~中川東大特任教授~
新型コロナウイルス感染拡大の第5波がようやく下火となり、全国各地の緊急事態宣言は解除された。通常の診療体制への回帰を進める医療機関…
治療せず成人した患者も 手術で修復可能な漏斗胸(慶応大学病院呼吸器外科 政井恭兵専任講師)
胸の骨(胸郭)の一部分が陥没している漏斗胸(ろうときょう)は生まれつきの疾患で、患者は主に子どもだが、成人患者も少なくない。漏斗胸…
胸から脇のしこり―モンドール病 まれに乳がんとの合併も(千葉大学医学部付属病院総合診療科 上原孝紀副科長)
胸に筋状のしこりができるモンドール病は女性に多い良性の病気だが、乳がんを心配する人も少なくない。千葉大学医学部付属病院(千葉市)総…
小麦成分で下痢、倦怠感 セリアック病、グルテン不耐症(札幌医科大学付属病院消化器内科 仲瀬裕志教授)
小麦に含まれるグルテンというタンパク質が原因で、下痢や全身の倦怠(けんたい)感などが表れるセリアック病やグルテン不耐症。小麦を食べ…
認知症に似た症状が進行 中枢神経系原発悪性リンパ腫(国立がん研究センター中央病院脳脊髄腫瘍科 成田善孝科長)
認知症と似た症状が特徴の脳腫瘍の一つ「中枢神経系原発悪性リンパ腫(PCNSL)」。国立がん研究センター中央病院(東京都中央区)脳脊…
男性や高齢者に多いぼうこうがん サインは血尿、見つけたら受診を(がん研究会有明病院泌尿器科 米瀬淳二部長)
高齢の男性に多く、国内で年間2万人以上の発症者がいるぼうこうがんの早期発見のポイントや治療などについて、がん研究会有明病院(東京都…
「第5のがん治療」、光免疫療法始まる ~光でがん細胞のみ破壊、免疫活性化も~
光免疫療法と呼ばれる新しいがん治療が2021年1月、国内で始まった。光の作用でがん細胞だけを壊す世界で初めての仕組みで、副作用の少ない…
乳児の白い便に要注意―乳児肝炎 早めに原因特定を(済生会横浜市東部病院小児肝臓消化器科顧問 藤沢知雄医師)
乳児肝炎は、病名は知られていないが肝機能の悪化で放置すると危険なケースもある。原因はさまざまで、自然に治る場合もあるが、済生会横浜…
女性の骨盤臓器脱 まずは保存的治療から(大阪市立大学大学院医学研究科女性生涯医学特任教授 古山将康医師)
骨盤内の臓器が腟(ちつ)から体外に出てしまう骨盤臓器脱は、その臓器により、子宮脱、ぼうこう瘤(りゅう)、直腸瘤などに分類でき、複数…
“爪の水虫”は早期に治療を ~家庭内で感染広がる場合も~(順天堂大学医学部付属浦安病院皮膚科 木村有太子准教授)
足の爪が濁る、厚くなり、ボロボロと欠ける―。そのような症状があれば爪の水虫である爪白癬(つめはくせん)の可能性が高い。高齢者に多い…
改善できる子どもの弱視 3歳児健診で早期発見を(杏林大学医学部付属病院眼科 鈴木由美講師)
一般に視機能の発達は生後6週から始まり、6~8歳で完了する。しかし、正常な視覚刺激が与えられず視機能が未発達な状態(弱視)の子ども…
治りにくい乾癬に効果 生物学的製剤の有効性(東邦大学医療センター大橋病院皮膚科 向井秀樹客員教授)
慢性の皮膚病で関節炎が生じることもある乾癬(かんせん)で、重度でも有効な生物学的製剤という薬が注目されている。東邦大学医療センター…
食物アレルギー診断に新検査法 ~成育センター・東大グループが臨床研究~
食物アレルギーは約20年、増え続けており、世界的に社会問題となっている。特にこの10年ほどは、医療関係者や保護者らが子どもの食物ア…
体温調節できない子ども増加 睡眠の質悪化で心身に影響(早稲田大学人間科学学術院 前橋明教授)
近年、自律神経の働きが低下し、体温調節がうまくできない子どもが増えている。原因は主に“遅寝遅起き”による生活習慣の乱れとされるが、体…
予期せぬ揺れが原因 車酔いの簡単な予防法(横浜市立みなと赤十字病院耳鼻咽喉科めまい・平衡神経科 新井基洋部長)
嘔吐(おうと)や体調不良の原因になり、旅行の楽しい気分を台無しにする「車酔い」の理由や予防・対策について、横浜市立みなと赤十字病院…
コロナ、子どもへの感染増加 ~症状見極めるポイントは―国立成育センター~
新型コロナウイルスは当初、主に成人から成人への感染が多いとされ、成人から乳幼児、子どもへの感染は少ないと言われてきた。しかし、現在…
聞こえても理解できない 聴覚情報処理障害(国際医療福祉大学成田保健医療学部 小渕千絵教授)
耳は聞こえているのに、日常生活のさまざまな場面で話が聞き取りにくくなる。「聴覚情報処理障害(APD)」と呼ばれる症状だ。この問題に…
冬に備え病床・医師の確保を-東邦大・舘田教授 ~最悪の事態を想定して第6波へ備え~
新型コロナウイルスの新規感染者数は減少傾向が強まっており、緊急事態宣言の解除が見通されるようになった。しかし、全国各地のコロナ病床…
梅毒による目の病変 早期発見・治療が重要(国立国際医療研究センター病院眼科 八代成子医長)
性感染症の梅毒は性器など、感染局所のしこりやただれから始まり、進行すると目に病変が表れることもあり、眼梅毒と呼ばれる。眼科を受診し…