伊藤公彦 医師 (いとうきみひこ)

関西ろうさい病院

兵庫県尼崎市稲葉荘3-1-69

  • 産婦人科
  • 副院長
  • 部長
  • 大阪大学医学部 臨床教授

産婦人科 婦人科 がん

専門

卵巣がん、子宮頚がん、子宮体がん

伊藤公彦

伊藤公彦医師は、婦人科がんの中でも、特に「卵巣がん」を専門とする権威である。同院産婦人科の副院長兼部長として業務を遂行しながら、悪性腫瘍の良い治療法を求めて臨床試験にも取り組んでいる。治療は、手術・放射線・化学療法を組み合わせた集学的治療を行い、免疫療法を含めた臨床試験にも積極的に取り組んでいる。患者に対しては「利益とリスク」を十分に説明し、同意を得た上で治療を行う「インフォームド・コンセント」を大切にしている。

診療を受けるには

セカンドオピニオン外来と紹介初診は、地域医療室(TEL:06-6416-1795)を通じての予約制。
紹介なしの一般外来の初診は、第2部長以下が一次対応し、症例の内容に応じて部長の伊藤医師の再診予約を取る制度となっている。

医師プロフィール

1959年大阪府生まれ
1983年 奈良県立医科大学卒業、産婦人科教室入局
1984年 奈良県立医科大学大学院入学(生化学専攻)
1988年 奈良県立医科大学大学院卒業
1988年 兵庫県立西宮病院産婦人科勤務
2002年 関西労災病院産婦人科部長
2017年 関西労災病院副院長兼務
2018年 関西労災病院遺伝子診療科部長兼務

2005年~ 三重大学医学部非常勤講師兼務
2011年~ 大阪大学医学部臨床教授兼務

所属学会

日本産科婦人科学会(代議員、専門医、指導医)、日本癌治療学会(代議員、倫理委員)、日本婦人科腫瘍学会(代議員、専門医、指導医)、日本職業・災害医学会(評議員)、日本がん治療認定医機構(認定医、暫定教育医)、日本医師会(認定産業医)、日本女性医学会(暫定指導医)、NPO法人関西臨床腫瘍研究会(KCOG)会長、The Best Doctors in Japan(2014-2023年)

主な著書

和文論文121篇、英文論文70編

『【婦人科がん —最新の研究動向— VI. 卵巣がん】卵巣癌の化学療法』(日本臨床2018. 3; 76増刊(2): 603-609.)
『【分子メカニズムから理解する婦人科がんの薬物療法】各論 I. 卵巣悪性腫瘍 1上皮性卵巣癌 d.プラチナ感受性再発』(産婦人科の実際 70(12): 1459-1465; 2021.)
『産婦人科処方実践マニュアル 2016年 03 月号 [雑誌]: 産科と婦人科 増刊』(2016年 診断と治療社)
『よくわかる検査と診断 2015年 03 月号 [雑誌]: 産科と婦人科 増刊』(2015年 診断と治療社)
『婦人科診療ハンドブック』(2014年 中外医学社 /杉山徹、大須賀穣、宮城悦子編)
『産婦人科の実際 2013年11月臨時増刊号 プロメテウス 婦人科がん最新医療』(2013年 金原出版)
『卵巣癌診療ハンドブック』(2009年ヴァンメディカル/杉山徹編)
『よくわかる卵巣癌のすべて』(2007年 永井書店/安田允編)
(更新日:2023年7月6日)

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