動脈管開存(ボタロー管開存)〔どうみゃくかんかいぞん(ぼたろーかんかいぞん)〕

 胎児期には開存している大動脈と肺動脈をつなぐ動脈管は生後2~3日で閉鎖しますが、その後も開存している病気です。

 管が太ければ、多量の血液が大動脈から肺動脈に流れ、それがふたたび心臓に還流して心臓に負担がかかるので、心不全症状が出てきます。
 管が細ければ症状はありませんが、感染性心内膜炎(心臓内に細菌のかたまりが付着するために全身に細菌がまかれる重篤な病気)の危険性があるため、治療の対象となります。手術では動脈管を切り離しますが、心臓をとめる必要がないので、比較的簡単におこなえます。また、(→カテーテル治療2002-500)が可能です。カテーテルという細い管を太ももの血管から入れて動脈管まで進め、コイルや閉鎖栓を挿入して管を閉塞する方法です。


【参照】心臓の病気:動脈管開存(ボタロー管開存)
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