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肉料理は加熱 ~カンピロバクター食中毒(信愛クリニック 井出広幸理事長)~
一年を通して注意が必要な、カンピロバクターによる食中毒。鶏、牛、豚などの腸管内に生息する細菌で、食用に解体される段階で汚染が広まる…
知っておきたいリスク ~タトゥーと除去治療(近畿大病院 大塚篤司主任教授)~
若者を中心にファッションの一つとして人気のタトゥー。しかし、さまざまな健康リスクがあることを、入れる前に知っておきたい。タトゥーの…
命に関わる遺伝性血管性浮腫 ~低い認知度、発作への備え重要~
遺伝性血管性浮腫(HAE)は、腫れやむくみが顔や手足、消化管、喉など体のさまざまな部位に発作として起こる希少疾患だ。咽頭周囲の発作は…
元気な赤ちゃん、高齢者も油断しないで ~RSウイルス、手洗い・消毒、ワクチンで予防を~
近ごろ、夏に流行が見られる「RSウイルス」。乳幼児を中心に、大人もかかる呼吸器の感染症だ。発症すると、ほとんどの子どもや大人は発熱や…
手足に力が入らない ~難病の慢性炎症性脱髄性多発根神経炎~
慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)という病気がある。末梢(まっしょう)神経の機能が損なわれる難病で、発症すると手足に力が入らなく…
難聴と歩行機能低下で3倍に ~高齢者の転倒・骨折リスク(東京都健康長寿医療センター研究所 桜井良太研究員)~
加齢とともに進む難聴は、転倒のリスクを高める可能性が指摘さている。東京都健康長寿医療センター研究所(東京都板橋区)の桜井良太研究員…
災害に強い腹膜透析 ~セルフケアが可能(東北医科薬科大病院 森建文教授)~
透析は、腎臓の代わりに血液中の過剰な水分や老廃物を取り除く医療。透析器を使って病院で行う血液透析(HD)が有名だが、腹膜透析(PD…
副甲状腺機能低下症 ~遺伝性は指定難病にも(帝京大ちば総合医療センター 井上大輔病院長)~
体内のカルシウム濃度を調整する副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌が低下し、足がつるなどの症状が引き起こされる副甲状腺機能低下症。「原…
仕事・介護両立へ企業の理解が不可欠 ~認知症とビジネスケアラーでシンポ~
仕事をしながら家族らの介護をする「ビジネスケアラー」に関する企業の理解を深めようと5月中旬、都内でシンポジウムが開催された。要介護…
境界知能の子の支援 ~発達障害併存も(横浜市立大付属病院 藤田純一講師)~
近年、知能指数(IQ)が平均を下回り、知的障害を上回る「境界知能(グレーゾーン)」に該当する人たちへの支援体制が注目されている。横…
循環器内科医の減少に危機感 ~学会提言「経済的インセンティブ整備を」~
日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)に所属する医師が、循環器内科医の志望者の減少に歯止めをかけるため、経済的インセンティブ…
新入園児、繰り返し感染症に ~働く親苦慮、職場の理解・支援が不可欠~
新年度に入って子どもが保育園に通い始めると、子どもや保護者が次々に感染症にかかり、保育園や仕事を休まざるを得なくなる。近年、こうし…
がん教育で患者の思いを ~希少疾患患者の就労支援―患者組織の力~
がんや希少疾患などで闘病する患者とその家族は、有益な情報を欲している。同じような病気に苦しむ人たちの交流によって、正しい情報を得る…
排尿トラブルに潜む場合も ~ぼうこうがん(弘前大医学部付属病院 畠山真吾教授)~
昨年12月に亡くなったフリーアナウンサーの小倉智昭さんの死因は、ぼうこうがんだった。弘前大医学部付属病院(青森県弘前市)泌尿器科の…
歩行や運動、半数は達成 ~国の身体活動新基準(明治安田厚生事業団体力医学研究所 川上諒子研究員)~
厚生労働省が昨年策定した健康づくりのための「推奨身体活動量」は、成人で1日60分以上(約8000歩以上の歩行)、高齢者で1日40分…
「障子戸」開くと家族の顔 ~ワンタッチ面会テレビ導入―JR東京総合病院~
看護師の負担を減らすとともに、患者とその家族の利便性を高めよう―。JR東京総合病院(渋谷区代々木)は3月の新病棟開業に合わせ、ワンタ…
IBD患者向け食品や料理 ~企業や大学が考案~
腸に慢性的な炎症が生じる炎症性腸疾患(IBD)。この病気への認識を深めるとともに、患者に食を楽しんでもらいたいと、5月19日の「世界IBD…
市民による救命活動 ~バイスタンダーの役割(千葉市立海浜病院 本間洋輔統括部長)~
人が突然倒れたり事故に遭ったりした現場で、居合わせた人や救命活動に取り組む人を「バイスタンダー」と呼ぶ。突然、心停止になる人は年間…
歯周病予防へ定期健診を ~専門家は職場での実施呼び掛け~
6月4日の「虫歯予防デー」にちなみ、4~10日は「歯と口の健康週間」だ。日本歯科医師会の調査では、歯科医療機関で定期的にチェックを受け…
日常的に保湿を ~あかぎれ、寒い時期に限らず(よしき銀座クリニック 吉木伸子院長)~
皮膚の乾燥が原因の「あかぎれ」。手指の皮膚に線状の亀裂が入って痛みが出る。寒い時期に多いが、感染症予防などで手洗いを繰り返すと、季…
子どもの弱視、見逃さない ~検査機器開発へーモス、名大、夏目綜研~
子どもの弱視を見逃さないため、「モスバーガー」を運営するモスフードサービス、名古屋大学医学部附属病院、瞳孔反応に関する基礎研究を手…
生活改善で重症化予防 ~慢性腎臓病(川崎医科大高齢者医療センター 柏原直樹病院長)~
慢性腎臓病(CKD)は、血液をろ過して老廃物を尿として排出する腎臓の構造や機能の異常が3カ月以上続く病気だ。進行すると透析が必要に…
動画で患者へ説明―川崎市立多摩病院 ~職員の負担減、収益性アップ~
医療従事者の働き方改革が求められる中、新たな試みによって業務改善に取り組んでいる事例を紹介する。この試みは同時に、患者へのサービス…
熱中症に負けない体を ~短期と長期の対策が大事~
夏が近づくと、気を付けたいのが熱中症だ。一般的に、熱中症は体が暑さに慣れていないときになりやすい。本格的な夏を迎える前、湿度が高い…
気付かないまま進む慢性腎臓病 ~悪化すれば人工透析や腎移植~
「慢性腎臓病」(CKD=chronic kidney disease)は、腎臓の機能が少しずつ低下し、悪化すると人工透析や腎移植が必要となる怖い病気だ。し…