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寒い季節の「冬季うつ」 ~自己判断せず受診(田町三田こころみクリニック 大沢亮太理事長)~
日暮れが早くなる秋から冬にかけて気分が落ち込み、春ごろになると軽快する「冬季うつ」。日照時間と大きな関わりがあるとされるが、別の病…
1種類追加で生存率高く ~局所進行食道がん、術前化学療法(国立がん研究センター中央病院 加藤健科長)~
食道がんを切除する前に抗がん剤でがんを小さくしておく化学療法について、国立がん研究センター中央病院(東京都中央区)の研究により、従…
靴ひも結ぶ姿勢で息切れ ~心不全の「ベンドニア」(順天堂大学医学部付属順天堂医院 中出泰輔医師)~
高齢の心不全患者に見られる前かがみ姿勢での息切れ「ベンドニア」。その頻度や、この症状がない心不全の患者と比較した研究を行った順天堂…
症状がなくても保湿、トラブル起こさない肌に
気温の低い日が増え、空気が乾いてくると、皮膚も乾燥しやすい。この季節、専門医は乾燥肌による「かゆみ」の相談で受診する人が増えると指…
高齢者や難治性に有効 ~急性白血病の最新治療(大阪公立大学医学部付属病院 西本光孝講師)~
血液がんの一つ、急性骨髄性白血病(AML)。再発した難治性では有効な治療が乏しかったが、近年、関連遺伝子の解明が進むとともに新薬の…
亜鉛欠乏症の早期発見 ~味覚障害、皮膚炎などに注意(順天堂大学 横川博英先任准教授)~
ミネラルの一つである亜鉛は、生命維持の重要な役割を担っている。亜鉛が不足する亜鉛欠乏症は、味覚障害や多くの病気との関連が指摘されて…
子どもたちが手術疑似体験 ~日本外科学会がイベント開催~
手塚治虫の名作漫画「ブラック・ジャック」やテレビ、映画の「ドクターX~外科医・大門未知子」など、外科医が活躍する作品は多い。日本外…
ドナーの食べたもので輸血副反応? ~アレルギー患者で活性化(信州大学医学部付属病院 柳沢龍准教授)~
卵、牛乳などを食べるとじんましんが出る食物アレルギーの人に輸血が行われる際、ドナーが採血前に摂取した食品が原因でアレルギーを起こす…
抗生物質が根本治療薬に 筋強直性ジストロフィー
筋強直性ジストロフィーに、根本治療薬が生まれようとしている。現在は診断されても治療法がなく、症状の進行に対して限られた対症療法しか…
遺伝子の異常が全身に影響 筋強直性ジストロフィーの遺伝と発症の仕組み
筋強直性ジストロフィーは、全身に症状が表れる遺伝病だ。山口大学大学院医学系研究科の中森雅之教授(臨床神経学)らの研究グループは、他…
治療の選択肢増える ~血液がんのホジキンリンパ腫(国立がん研究センター中央病院 伊豆津宏二科長)~
血液のがんであるリンパ腫の一種「ホジキンリンパ腫」。治療の効果が表れやすいがんだが、再発した患者や難治性の患者にも治療手段が増えて…
筋強直性ジストロフィーとは? 世界初の根本治療薬開発へ
厚生労働省の指定難病である筋強直性ジストロフィーは、成人で最も多い遺伝性筋疾患で、筋力が低下するだけでなく、不整脈や呼吸障害、認知…
食事は「量」も大切 ~高齢者の低栄養(国立長寿医療研究センター 荒井秀典理事長)~
食欲が落ちたり、かむ力が弱くなったりして食事量が減り、体を動かすエネルギーや筋肉などを作る栄養が不足した状態を「低栄養」と呼ぶ。特…
筋肉の硬直やけいれん ~スティッフパーソン症候群(徳島大学病院 松井尚子准教授)~
筋肉のこわばりやけいれんが生じるスティッフパーソン症候群(SPS)。近年、カナダ人歌手セリーヌ・ディオンさんが公表して話題になった…
タンパク質、適量の把握を ~効率的に摂取するには(神奈川県立保健福祉大学大学院 鈴木志保子研究科長)~
タンパク質は、炭水化物、脂質と共に三大栄養素の一つ。食事から取るのが基本だが、1日に必要な量は性や年齢、体格や活動量などで個人差が…
オンライン会議で健康教育 ~高齢者が協力し学ぶ(大阪公立大学大学院 上村一貴准教授)~
オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」を用いて、健康に関する知識とスキルを高齢者同士が協力しながら学ぶ教育プログラムを、大阪…
がん治療後のむくみ ~リンパ浮腫(がん研究会有明病院 関征央副医長)~
がんで治療した部位に近い腕や脚などで、リンパ液の流れが滞り、むくむ「リンパ浮腫」。発症すると治りにくく重症化のリスクもあるため、予…
尿酸値が高くない痛風患者 ~結晶あれば治療を(両国東口クリニック 藤森新名誉院長)~
痛風は関節などにたまった尿酸の結晶によって発作的に激痛を起こす病気だ。高尿酸血症が原因だが、尿酸値が高くない痛風もあるという。両国…
今後も流行繰り返す―新型コロナウイルス ~予防の柱はワクチン~
2023年5月、新型コロナウイルス感染症が感染法上の5類に移行してから時間がたつ。飲食店や電車の中、イベント会場などでマスクを着ける人…
心臓の後遺症に注意 ~新型コロナウイルス(北海道循環器病院 大堀克己理事長)~
新型コロナウイルス感染症が5類に移行してから1年余りたったが、いまだに動悸(どうき)や胸の圧迫感といった後遺症に悩む人は少なくない…
3カ月以降も進行 ~術後認知機能障害(東京医科大学病院 合谷木徹教授)~
手術を終えた患者に表れる合併症の一つに術後認知機能障害(POCD)がある。手術の麻酔から目覚めてから1週間以内に起きやすい術後せん…
介護リスク高める骨粗しょう症 ~10代から予防、中高年は検診を~
年を重ねるにつれ、骨粗しょう症になる恐れが強まる。体の衰えは誰でも避けられないが、骨がもろくなれば骨折の危険性が増し、ひいては要介…
治療と仕事の両立可能に ~若者に多い炎症性腸疾患(北里大学北里研究所病院 小林拓医師)~
炎症性腸疾患(IBD)は腸管に炎症が起こる病気の総称で、一般に潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病(CD)を指す。10~30歳代での発…
うつ病は「脳の病気」 ~食欲ない、眠れない―兆候に注意~
うつ病は、働き盛りの人により多く発症する。原因は患者によりさまざまだが、「仕事や家事を怠けている」などという偏見が付きまとう。東邦…
マダニに注意 ~ダニ媒介性脳炎に国内初の承認ワクチン~
山や森だけでなく、民家の裏山や畑、あぜ道などにも生息するマダニ。これからの季節、きのこ採りや紅葉狩りなどで出掛ける人も多いだろう。…