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中高年女性に多い難病―自己免疫性肝炎 治療後に再燃も(国際医療福祉大学成田病院消化器内科部長 海老沼浩利医師)
自己免疫性肝炎は50代以降の女性に多い難病で、自覚症状に乏しく、多くが慢性的に進行するため、健康診断で偶然発見されるケースが大半だ…
口周りの筋肉の機能を改善―歯ヨガ 虫歯や歯周病を予防、免疫力アップ(小島歯科医院 小島理恵副院長)
「歯ヨガ」は、かむ、飲み込む、話すなどに使う口周りの筋肉(口腔=こうくう=筋)をバランス良く動かせるよう、マッサージと体操を組み合…
発汗せず体温上昇、熱中症の危険も 特発性後天性全身性無汗症(東京医科歯科大学医学部付属病院皮膚科 横関博雄科長)
気温や湿度が上昇して体温が上がると、発汗して体温を下げる機能が体内に備わっている。特発性後天性全身性無汗症(AIGA)は、汗をかく…
口から飲むカプセル内視鏡 苦痛なく腸内の病変を検査(慶応大学病院内視鏡センター 緒方晴彦教授)
大腸がん検診で受けた便潜血反応検査の結果が陽性なら、2次検査に進むが、内視鏡検査を勧められても「怖い」「痛そう」「恥ずかしい」とい…
検査で異常ないのに胃に不快感 不安やストレスによる機能性ディスペプシア(兵庫医科大学病院 三輪洋人副院長)
不安などのストレスがきっかけとなって胃に不快な症状が起こり、それが繰り返し続くようであれば機能性ディスペプシアという病気の可能性が…
乾いたせきや息切れ―過敏性肺炎 生活環境の改善が鍵(神戸大学医学部付属病院呼吸器センター 西村センター長)
過敏性肺炎は、何らかのアレルギー反応が原因で生じる肺炎だ。症状は乾いたせきや発熱などで、初診時に診断されるケースは少ない。神戸大学…
遺伝子に働き掛けて筋力低下遅らせる デュシェンヌ型筋ジストロフィーに新薬(国立精神・神経医療研究センター病院 小牧センター長)
国の指定難病で、全身の筋力が低下する筋ジストロフィー。さまざまなタイプ(病型)があるが、小児期発症の筋ジストロフィーの中で患者数が…
HIV感染症に伴う認知機能障害―HAND 加齢とともに増え、25%で発症(東京医科大学病院臨床検査医学科 木内英主任教授)
エイズウイルス(HIV)感染症は治療法の進歩により、もはや「死の病」ではなくなった。しかし、HIV感染者の高齢化が進み、新たな問題…
外出渋るのは黄信号 上手に乗り越えたいコロナ禍の精神不調(伊藤クリニック 伊藤英樹院長)
新型コロナウイルス感染症の流行により生活様式の変更を迫られる中、精神面の不調を感じる人は少なくない。コロナ禍における精神的影響や不…
中高年女性に多い内くるぶしの痛み 加齢や捻挫から起こる後脛骨筋腱機能不全(京都府立医科大学付属病院整形外科 生駒和也准教授)
後脛骨筋腱(こうけいこつきんけん)機能不全(PTTD)とは、加齢や捻挫によって内くるぶしの後ろにある後脛骨筋腱が変化して断裂が起こ…
妊娠中の歯肉炎に注意 早産・低体重児出産招く恐れも(総合南東北病院オーラルケア・ペリオセンター 和泉雄一センター長)
妊娠するとホルモンバランスが変化し、虫歯や歯肉炎にかかりやすくなる。歯茎が赤く腫れてきたら「妊娠関連歯肉炎」の可能性が高い。放置し…
免疫の異常で毛根を攻撃 新薬の開発進む円形脱毛症(米元皮膚科医院 斉藤典充副院長)
ある日突然、髪の毛が円形や楕円(だえん)形に抜け落ちる円形脱毛症。硬貨大の脱毛部が1カ所にとどまることもあるが、半年くらいの間に急…
スポーツで起こる息切れやせき―運動誘発性ぜんそく アレルギーの治療経験者は高リスク(日本スポーツ内科学会 田中祐貴代表理事)
運動を始めるとすぐに、息切れやせき、たんなどの症状が出て、周囲から後れを取るアスリートは少なくない。日本スポーツ内科学会の田中祐貴…
まれではない「子どもの片頭痛」 薬と1~2時間の安静で対処(埼玉国際頭痛センター 坂井文彦センター長)
頭の片側が脈打つように痛む片頭痛は若い女性に多い印象があるが、子どもに起きることもまれではない。ひどい頭痛に吐き気や嘔吐(おうと)…
薬で鼓膜の再生促す 外来で治療が可能に(慶応大学病院耳鼻咽喉科 神崎晶専任講師)
鼓膜に穴が開いた状態になる鼓膜穿孔(せんこう)。穴の大きさなどによっては自然に閉じることもあるが、難聴の原因となるため、早めに穴を…
増えるピーナツアレルギー 摂取できる量知って予防(相模原病院臨床研究センター病態総合研究部病因・病態研究室 佐藤さくら室長)
欧米に多いとされるピーナツアレルギーだが、近年日本でも増えている。症状が重篤化しやすいことで知られ、急に激しい症状に襲われるアナフ…
排尿障害引き起こす前立腺肥大症 加齢に伴い頻尿や残尿感(日本赤十字社医療センター 本間之夫院長)
前立腺は男性にだけある臓器で、精液の一部を作っている。通常はクルミぐらいの大きさだが、加齢に伴い大きくなり、尿道を圧迫する。頻尿や…
高齢者に多い腰回りのかゆみ―多形慢性痒疹 自分に合う治療法探して(独協医科大学埼玉医療センター皮膚科 片桐一元教授)
多形慢性痒疹(ようしん)は、赤くなった皮膚の上にぽつぽつとした発疹ができて非常にかゆい。しかし症状は、皮膚が赤いだけの場合や、発疹…
更年期の手指関節痛 リウマチとの違いは?(山王メディカルセンター女性医療センター 太田博明医師)
更年期に見られる症状の一つに手指の関節痛がある。中年期以降の女性に多い関節リウマチと症状が似ているため、判別しにくく間違えやすい。…
胃や十二指腸の原因不明の潰瘍 基礎疾患のある高齢者にリスク(杏林大学医学部総合医療学講座 徳永健吾准教授)
消化性潰瘍は、主にヘリコバクター・ピロリ菌(以下、ピロリ菌)の感染、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や抗血栓薬の副作用によっ…
コロナ禍で心配される子どもの体力低下 生活や遊びの中で体を動かす工夫を(順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科 内藤久士教授)
新型コロナウイルス感染症による休校や外出自粛の影響で、子どもたちが体を動かす機会が極端に減り、体力の低下が心配されている。学校はほ…
ストロング系チューハイに注意 飲みやすさの先にある危険(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 松本俊彦部長)
低価格で甘く飲みやすい上、アルコール度数の高さを売りにした「ストロング系」と呼ばれるチューハイ飲料が人気だ。しかし、少量飲んだだけ…
喉の酷使で起こる声帯ポリープ 専門医療機関の受診を(山王病院国際医療福祉大学東京ボイスセンター 渡辺雄介センター長)
声帯に炎症性のこぶ(血腫)ができて、声がれや喉に違和感が生じる「声帯ポリープ」。歌ったり、大きな声を出したりすることが原因となるた…
痴漢は性依存症の可能性 病気としての認識と治療も(筑波大学人間系心理学域 原田隆之教授)
犯罪行為の一つである痴漢。刑法の「強制わいせつ罪」または各都道府県の「迷惑防止条例違反」が適用され、罰則も定められている。一方、逮…
水虫と似た皮膚の病気 誤った治療で悪化も(ひふのクリニック人形町 上出良一院長)
高温多湿の夏場は水虫(足白癬=あしはくせん)が起こりやすい季節だが、症状が似ていて水虫と間違いやすい皮膚病もある。ひふのクリニック…