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コロナ禍での会話不足、声帯の衰えにご用心 ~声を出さないと、誤嚥リスクも上昇~
新型コロナウイルス感染拡大により、生活様式が一変してから1年余り。リモートワークの増加で運動不足を気にする人は多いが、外出しないこ…
法の下の平等に違反、どうなる法制化 ~同性婚を認めないのは違憲~
同性婚が認められないのは婚姻の自由などを保障する憲法に違反するとして、北海道の同性カップル3組が国に対し1人100万円の損害賠償を求め…
「変異株は別のウイルス」 ~子どものリスク高まる可能性~
新型コロナウイルスの感染拡大が危機的な状況を迎えている。従来のウイルス遺伝子が変異した「変異株」が大きな原因だ。5月上旬の日本感染…
がんの重大な合併症―トルソー症候群 血栓症の発症で、がん治療中断も(千葉県がんセンター脳神経外科 長谷川祐三主任医長)
がんになると血液が固まりやすくなり、血管や心臓などに血液の塊(血栓)ができやすい状態になることが知られており、最初に報告した医師の…
性欲と無関係に起こる持続勃起症 緊急治療要することも(東邦大学医療センター大森病院リプロダクションセンター 永尾光一センター長)
性的な欲求や興奮とは無関係に、勃起した状態が4時間以上継続する状態を「持続勃起症」と言う。原因はさまざまだが、早急に治療しないと勃…
コロナ、変異株の脅威 ~若年層も危険~
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。東京などに3回目の緊急事態宣言が発出されたが、十分な効果を発揮できるとは限らない。「直近…
花粉の影響も―ドライアイ シーズン中は眼鏡が効果的(杏林大学医学部付属病院 山田昌和教授)
パソコンやエアコン、コンタクトレンズの使用による目の乾燥や、加齢などによって、涙の量が減ったり成分バランスが崩れたりすることで起こ…
新型コロナ変異株の特性以外にも問題が―インド感染爆発 ~邦人のチャーター便帰国想定も~
新型コロナの患者が急増し、多くの死者が出ているインド。多くの日本人が滞在しており、在インド大使館には既に多数の在留邦人が新型コロナ…
脳卒中の後遺症―痙縮 筋肉の過剰な緊張で動きに制限(順天堂大学医学部付属順天堂医院リハビリテーション科 藤原俊之主任教授)
脳卒中の後遺症などで、肘や手首が不自然に曲がったままになる症状を「痙縮(けいしゅく)」と言う。食事や着替えに支障を来すとともに、清…
コロナ、一般医が重症化防げ ~ぜんそく治療など使用実績ある薬で~
新型コロナウイルスの感染者数が増加を続けているため、政府は東京や大阪などに発令した緊急事態宣言を延長するとともに、対象に愛知、福岡…
足の爪が分厚く変色―爪甲鉤彎症 治療は皮膚科でしっかりと(東皮フ科医院 東禹彦院長)
足の親指の爪が厚く硬くなり、黄色く濁ったようになる爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)は女性に多い爪の病気だ。東皮フ科医院(堺市)…
増加傾向の高血圧性腎硬化症 透析のリスクも(日本大学医学部付属板橋病院腎臓・高血圧・内分泌内科 阿部雅紀教授)
高血圧性腎硬化症は、高血圧を原因とする動脈硬化により腎機能が低下する病気だ。近年急激に増加し、透析患者の原因疾患調査では、2018…
ストレス多いシングルマザーの子育て 目立つ喫煙や飲酒習慣―国立成育医療研究センター
子育て支援の重要性が訴えられて久しい。中でも母親1人での育児は負担が大きく、社会的な支援の必要性が強調されている。それでも1人で育…
炎症の再発予防に新薬 視神経脊髄炎スペクトラム障害(脳神経疾患研究所多発性硬化症・視神経脊髄炎センター 藤原一男センター長)
視覚障害や手足の感覚障害などの再発を繰り返し、失明や歩行困難に至ることがある視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)。再発を予防…
食物のアレルギーで死亡も ~危険なアナフィラキシー~
激しいアレルギー反応が短時間で全身に表れるのが、「アナフィラキシー」だ。この急性アレルギーで死亡する事例が例年、報告されている。食…
コロナ禍での認知症サポート 今だからこそ家族で向き合う時間を(東京慈恵会医科大学付属病院精神神経科 繁田雅弘主任教授)
新型コロナによる外出自粛や介護サービスを利用する機会の減少は、認知症の人の症状の進行に影響するのか―。患者を抱える家族にとって不安…
8割の自治体が4月中に接種開始 ~高齢者向けコロナワクチン~ 「情報不足」指摘も
新型コロナウイルスワクチンの65歳以上の高齢者向け接種を控え、時事通信社と地方行財政調査会は合同で全国の政令市や中核市など計109団体…
つらい精神症状―月経前不快気分障害 抗うつ薬で多くが改善(東京女子医科大学東医療センター精神科 大坪天平部長)
月経前になると、頭痛、いらいら、抑うつなど身体的、精神的な不調を多くの女性が経験する。こうした症状は月経前症候群(PMS)と呼ばれ…
薬剤が原因となるアレルギー 重篤化する例も、市販薬にも注意(帝京大学ちば総合医療センター第三内科 山口正雄教授)
本来は病気の治療のために用いる薬剤は、人の体には異物であるため、体を防御するはずの免疫機能が過剰に反応して「薬物アレルギー」が起こ…
高齢者や女性に多い涙道閉塞症 専門医による日帰り手術も(横浜相鉄ビル眼科医院 松村望医師)
目の乾きに悩む人がいる一方で、涙があふれて困る人がいる。涙道閉塞症は涙の通り道(涙道)がふさがってしまう病気で、涙目の原因の一つで…
日光に過敏に反応―色素性乾皮症 子どもの割にしみが多いなら要注意(神戸大学医学部付属病院皮膚科 錦織千佳子診療科長)
色素性乾皮症は、日光に過敏に反応して皮膚の乾燥やしみなどが生じる遺伝性の難病で、日本には500~600人の患者がいると推定されてい…
病気かも?頭のかゆみやフケ ~学校の勉強、仕事に悪影響~
かゆみやフケなど、頭皮のトラブルを抱えている人は珍しくないだろう。実は皮膚疾患が原因というケースもあるが、それに気付かず、放置して…
他人に理解されにくい舌痛症 長く続くピリピリする痛み(日本歯科心身医学会 豊福明副理事長)
原因不明の舌の痛みが治らず慢性化した場合、「舌痛症」の可能性がある。特に中高年の女性に多く、口の中の異常が心因的な問題に由来してい…
全国規模で緊急事態宣言を ~コロナ、危機感強める専門家~
変異株により新型コロナウイルスの感染者が急増している大阪府の吉村洋文知事は19日、特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令を政府に要請…
小児期に発症する1型糖尿病 インスリン注射で血糖値を管理(国立成育医療研究センター内分泌・代謝科 堀川玲子診療部長)
糖尿病は中高年の生活習慣病というイメージが強いが、生活習慣病とは関係なく、主に小児期に発症する「1型糖尿病」もある。自己免疫の暴走…