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望む睡眠とのギャップが原因―高齢者の不眠 改善は日々の生活の充実から(東京足立病院 内山真院長)
不眠は、週の半分以上、夜眠るのが困難な状態を言う。寝付きが悪い、朝早くに目が覚めて眠れないなど、高齢になるほど不眠を訴える人が増加…
がんの放射線治療で生じるドライマウス 治療前から歯のケアを(中川駅前歯科クリニック 二宮威重院長)
脳から下、鎖骨から上の領域を頭頸(とうけい)部といい、発語やそしゃくなどに関わる重要な組織が密集している。頭頸部に生じる舌がんや甲…
「線維化」を抑制 間質性肺炎に新たな治療薬(東京医科歯科大学医学部付属病院呼吸器内科 宮崎泰成教授)
肺が硬くなって(線維化)、弾力性を失い、空気中の酸素が取り込みにくくなる「間質性肺炎」は間質性肺疾患とも呼ばれ、一般的な肺炎とは原…
発達障害に伴う睡眠障害を改善 メラトニン製剤が治療薬として国内承認(瀬川記念小児神経学クリニック 林雅晴医師)
現代人の睡眠不足が問題となっているが、子どもも例外ではない。特に自閉スペクトラム症(ASD)などの発達障害(神経発達症)のある子ど…
不整脈、脳梗塞・心不全の恐れも ~自己血圧チェックで早期発見~
普段、自分の心臓の鼓動による脈拍を意識することは、あまりないかもしれない。時に「胸がドキドキした」からと受診しても、異常がないとさ…
突然プレーに支障―イップス 受け入れて正しい対処を(イップス研究所 河野昭典所長)
今まで当たり前にできていた動作が、ある日突然できなくなる「イップス」。スポーツの世界ではよく使われる言葉で、これが原因で引退に追い…
心房細動による脳卒中を予防 注目される左心耳閉鎖術 (東邦大学医療センター大橋病院循環器内科 原英彦准教授)
心臓が不規則に拍動する心房細動は、心臓でできた血の塊(血栓)が脳の太い血管に詰まる心原性脳梗塞の原因となる。血栓予防の薬物療法には…
自覚症状がない緑内障 ~視野異常、危険な車の運転~
緑内障は、見える範囲(視野)が徐々に欠けていく病気だ。すべての患者が失明するわけではないが、進行すると失明に至るケースもある。日本…
コロナ、早く次の対策を―感染症学会理事長 ~感染者数抑え込みが急務~
2020年末からの新型コロナウイルス感染症の感染者急増を受けて発令された緊急事態宣言は、最後まで延期されていた首都圏の1都3県でも…
関節変形に人工関節の置換手術 ~高齢化とコロナで持病管理も必要に~
軟骨の摩耗や骨の変形で、激しい痛みをもたらすのが膝や股の関節の変性性関節症だ。痛みにより歩行困難になるだけでなく、転倒を恐れて外出…
脳出血を起こしたA子さんの急性期リハビリ 〜ある患者と家族の体験を通して〜
2018年2月にもやもや病を原因とする脳出血を起こし、東京都内のY大学付属病院で手術を受けた、筆者の知人であるKさんの息女A子さんのリハビ…
産後うつに貧血が関係!? 軽度でも放置せず、治療継続を(国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター 小川浩平医師)
出産後にうつ症状が表れる「産後うつ」。分娩(ぶんべん)後の情緒的、身体的な要因によって生じるが、鉄分不足も原因の一つになるという報…
運動・認知の機能が低下 コロナ自粛で「二次被害」
新型コロナウイルス禍で、外出自粛が続いている。ウイルスの感染拡大を防ぐためには当然の対応だが、マイナス面もあることを知ってほしい。…
中高年男性に多い後縦靭帯骨化症 神経を圧迫し、しびれや運動障害(横浜南共済病院整形外科 三原久範部長)
背骨(椎骨)の後ろ側を上下につなぐ「後縦靭帯(こうじゅうじんたい)」が厚みを増して硬くなり(骨化)、脊髄などの神経を圧迫して、運動…
継続装用が困難に―コンタクトレンズ不耐症 目の乾燥に要注意(名古屋アイクリニック 小島隆司医師)
コンタクトレンズを使っていて、目が痛くなったり、ゴロゴロしたりして付けていられなくなったら、コンタクトレンズ不耐症かもしれない。名…
初期は2型との区別困難―緩徐進行1型糖尿病 早期に専門医受診を(近畿大学病院内分泌・代謝・糖尿病内科 池上博司主任教授)
糖尿病には1型と2型があり、インスリンを作れない1型には幾つかのタイプがある。中でも「緩徐進行1型糖尿病」は、インスリンがうまく働…
歯周病が誤嚥性肺炎の原因に 高齢者に多く、口腔ケアで予防(日本歯科大学生命歯学部 沼部幸博教授)
高齢者の死因の上位である誤嚥(ごえん)性肺炎。その発症に歯周病が深く関係することが知られている。日本歯科大学生命歯学部(東京都千代…
外用薬の選択肢拡大―アトピー性皮膚炎 症状に応じて使い分け(慶応大学病院皮膚科 種瀬啓士専任講師)
かゆみを伴う皮膚炎が、よくなったり悪くなったりを長期間繰り返すアトピー性皮膚炎。炎症を抑えるためにステロイド外用薬が使われるが、皮…
寿命延びた筋ジストロフィー 日々懸命に生きる患者たち
「世界希少・難治性疾患の日(RDD)」に当たる2月の最終日、啓発活動の一環として東京タワーがライトアップされた。厳しい運命と闘いなが…
数週間続くせき―マイコプラズマ肺炎 症状が軽く、集団感染も(杏林大学医学部付属病院呼吸器内科 皿谷健准教授)
マイコプラズマ肺炎は年間を通して見られる病気で、比較的症状が軽く、かかっても動き回れることから「歩く肺炎」と呼ばれている。そのため…
足の小指の付け根が変形―内反小趾 皮膚の赤みや靴底の減りも判断材料に(大手前病院足の外科センター 林宏治センター長)
靴を履くと足の小指の付け根が当たって痛くなり、サイズを変えてもしばらくすると同じように痛くなる―。「女性に多い内反小趾(しょうし)…
効果があれば長期生存も―卵巣がん 免疫チェックポイント阻害薬による治療(京都大学医学部付属病院 万代昌紀医師)
卵巣がんは、卵巣表面の細胞にできる悪性腫瘍だ。初期には自覚症状がほとんどなく、有効な検診方法もないため、早期発見が困難で、半数近く…
中高年に多い膝の痛み―半月板損傷 治療の基本は運動療法
膝を動かす時に違和感や痛みが生じる半月板損傷。半月板は加齢に伴って傷つきやすくなるため、多くの中高齢者に見られる。ただ、運動療法な…
糖尿病が引き起こす皮膚のかゆみ 血糖コントロール不良で悪循環(昭和大学病院皮膚科 末木博彦主任教授)
糖尿病になって血糖値が高い状態が続くと合併症を引き起こしやすい。皮膚症状はその一つで、乾燥してかゆみが表れやすく、湿疹や皮膚の感染…
新型コロナと重症化リスク 糖尿病患者の注意点
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染時に問題になっているのが、持病のある人が重症化しやすいことだ。中でも、免疫の低下…