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研究結果を発信する方法 ~科学的な議論の土俵に立つには?~
私が医師として研究を行い、その結果を広く知らしめたい、と思ったら何をするでしょうか。 SNSに投稿する? ブログに書く? はたまた、…
職場のストレスで耳鳴り ~周囲とコミュニケーションを~
飛行機で高度が変化したときに起こるような耳閉感や耳鳴りを覚え、仕事に集中できずに困るという相談をしばしば受けます。耳鳴りは突然起き…
予防接種、行く前に言う?言わない? ~子どもの力を信じよう~
ほとんどの予防接種は注射です。いかにも痛そうです。針は以前よりも細くなっているとはいえ、肌に刺すときも、薬液を注入するときも、やは…
完治に時間かかる水虫 ~かゆみ消えても油断禁物~
「足の指の間がぐしゅぐしゅしてかゆい」「赤い発疹ができて、むずがゆくて我慢できない」―。「水虫」と聞くと、多くの人はこんな病状を思…
なぜインフルエンザの流行が秋に起きているのか
9月に入り、国内でインフルエンザの患者数が増加しています。9月22日の厚生労働省の定点報告では、東京都など注意報レベルに入った自治体も…
過疎の村で老いる
「この村では、要介護4や5の人は少ないんですよ」と、近畿地方南部にある過疎の村のケアマネジャーは切り出した。 介護保険の要介護度は…
がん教育の効果とは? ~測ることは難しい~
2022年の日本の出生数は初めて80万人を下回り、国会では少子化対策がしきりに議論されています。一方、子どもの受験戦争は年々、激し…
病院では治せなかった原因不明の不調 ~脳外科医が自ら探し当てた病気の正体~
病気を治す医師という立場にありながら、15年以上にわたって原因不明のせきに苦しめられてきた中牟田佳奈医師。近代西洋医学に限界を感じて…
魚食で認知症のリスク低下も ~重要な中年期の食生活~
認知症が世界各国で深刻な問題となっています。慶応義塾大学予防医療センターの三村將教授によると、高齢者のうつ病は認知症のリスク因子と…
家庭内パンデミックを防ぐ ~保育園・幼稚園でもらってくる感染症~
さまざまな感染症への免疫がない子どもにとって、保育園・幼稚園は感染症に罹患(りかん)する機会が多い場所です。子どもが感染すると、同…
なぜ施設が尻込みするのか
83歳の川崎敏恵さん(登場人物はすべて仮名)は、介護保険の認定で最も重度な要介護5だ。2年前に玄関先で転倒し、大腿骨頸部(だいたいこつ…
育った所に恩返し ~がん教育に重要な地域の役割~
筆者の一人、南谷は神奈川県横浜市出身ですが、中学生の頃から東京都荒川区の私立学校に通い始め、その後も東京の大学に進み、東京の病院で…
新変異株BA.2.86 ~少数の感染者が発生しただけで世界中が注目する理由~
欧米諸国では、新型コロナウイルスの新しい変異株であるBA.2.86が注目を集めています。世界保健機関(WHO)も8月中旬に、この変異株を急き…
病気になった時の情報の集め方 ~陥りがちな落とし穴~
想像してみてください。 もし、あなたや、あなたの家族が病気になったら––。 あなたはきっと、病気の治療や薬の副作用などについて、専門…
防災に必要なメンタル知識 ~予想される巨大地震に備えて~
9月には各地で防災訓練が行われます。30年以内に高い確率で巨大地震が起こると言われているものの、実際に自分が対策をしているかと問われ…
保育園・幼稚園でもらってくる感染症 ~代表的5種、見分け方のポイント~
子どもが集団生活を送る保育園・幼稚園においては、感染症に罹患(りかん)する機会が多く、同じ病原体に遭遇した場合でも小児と成人では感…
リゾートで作業着、それもアイデンティティー ~法医学者ら、沖縄南部で戦没者の遺骨を掘る~
真夏の太陽が容赦なく照り付ける中、作業服に手袋、リュック姿の一団が、亜熱帯の背の高い緑に覆われた傾斜地をはうように登って行った。夏…
ごみ屋敷
かつて花が咲き乱れていた庭は、雑草が生い茂り、粗大ごみが打ち捨てられ、ごみ袋も無数に放り投げられていた。 ◇近隣のねじ込み 蚊が大…
水の飲み過ぎは危険です ~重篤化の恐れも~
先日、米国インディアナ州在住の30代女性が20分で2Lの水を飲み、「水中毒」を起こして死亡するという悲しい事件がありました。たった2Lの水…
体験、思いを伝える ~がん教育の外部講師たち~
がん教育の現場では、聞き手の児童・生徒はもちろん、日常的に触れ合っている学校の教職員にもがんという病気について違和感を抱かせないよ…
マグネシウムは足りていますか? ~夏バテ防止のために~
記録的な暑さが毎日続き、疲れやすく、ぐったりして睡眠も浅いなど、体調不良が気になるとの声を多く聞きます。夏バテ防止や睡眠の質の改善…
友人の「めまい闘病」体験記 ~専門医としての後悔も~
これまで、めまいについて多くの側面から考え、説明してきました。しかし、実際にどのように起きるかについては、一刻を争う事態になる脳疾…
AIを用いた医用画像の多面的解釈 ~肺がん検診画像の価値を拡大する新技術~
近年のAI関連技術の発達により、あらゆる医用画像について、その解釈の幅が飛躍的に拡大しつつある。より正確に、より早期に特定の何かを検…
今夏の流行はどこまで拡大するか
厚生労働省は今年の5月以降、定点医療機関からの報告数を毎週1回発表しており、この数が本格的な夏を迎えて増加傾向にあります。その一方…
戻された時計の針
「自立」とは、「他の援助を受けずに自分の力で身を立てること」の意味であるが、福祉分野では、人権意識の高まりやノーマライゼーションの…