約1000人の名医から医師を探すことができます
正確な情報と予防の知識を常に吸収し、いい気持ちで生活することが身体を守る力になる-。そんなコンセプトのもと、心療内科医・海原純子からみなさんへ「こころがきれいになる医学」をお届けするコーナーです。
医師や病気・症状、ニュースなどが検索できます
最終回 総合診療科の「これから」 不可欠な「1人の患者全体を診る」
日本の高齢化と地域医療の担い手不足は深刻な問題で、待ったなしの状況です。具体的に言えば、多くの疾患を抱える高齢者を臓器別の疾患ごと…
感染症治療の最前線 「原因不明の発熱」を診る 【知ってる?総合診療科9】
「原因不明の発熱」「激しい下痢」「せきが数週間も続く」などの症状で受診される患者さんも多いのが総合診療科です。患者は飛び込みも、他…
人の命に関わる緊急事態です 「スタットコール」ご理解を(研修医・渡邉昂汰)
「スタットコール、スタットコール。医療スタッフは604号室に集まってください」 このような館内放送を病院で聞いた方がいらっしゃるか…
【特別編】乳がん患者、将来の妊娠の可能性は 「生殖補助医療」始める選択も
乳がん患者は若い世代も多く、将来の妊娠・出産を希望する人は珍しくない。がん治療は不妊につながるリスクがあるが、妊娠するための力(…
「手術時間」によくある誤解 外科医が伝えたい二つの注意点(外科医・山本健人)
患者さんとご家族に手術の内容について説明する時、ほぼ必ず聞かれるのが「どのくらい時間がかかるか」です。ご家族の方は手術の間、待合室…
「総合診療」に専門医資格 新制度スタートで新たな役割【知ってる総合診療科8】
2018年4月、日本で新しい専門医制度がスタートしました。それまでにも各医学会が認定する「専門医」という資格は存在したのですが、新…
命を守る未来へ、若者がトップランナー招き議論 大阪万博見据え「WAKAZO適塾」がキックオフ
産官民学―そして若者が一体となり、誰もが誰かの命を守れる社会を創り上げていく。「inochi未来・WAKAZO塾」…
第7回 漢方医学の活用は「世界の潮流」 日本が誇る実用的な治療
「漢方医学」というと「中国の医療」と誤解されることがありますが、本当は古代中国医学を源流として日本に伝わり、少しずつ日本化して現代…
適切な医療に不可欠 「既往歴」の大切さ(外科医・山本健人)
「既往歴」という言葉をご存じでしょうか。「既往」を辞書で調べると、「過ぎ去った時。過去。また、過去の事柄(広辞苑第7版)」という定…
第6回 診断難しい家族性地中海熱 「手術したら虫垂炎でなかった!」
総合診療医は特定の疾患や臓器に限定することなく、多角的に診断、診療を行います。医療が専門家、細分化した中で、そうした総合診療医が診…
増える女性アスリートの膝前十字靱帯損傷 リスクの男女差知り、予防を意識したトレーニングを
スポーツによるけがには「起こりやすさ」に男女差があるものが多い。膝の前十字靱帯(じんたい)損傷は、女性アスリートの発生頻度が高いこ…
第5回 多剤投与の弊害を避けるには 1人の医師が複数の病気を診る
高齢者は複数の病気を抱えることが多くなります。必然的に多くの薬を内服する患者であふれてきます。一人の患者が多くの薬を服用するために…
「GLP-1」ダイエット、大丈夫? 低血糖に陥って命の危険も
「食事制限や運動なしに痩せる」「打つだけで痩せる」―。こんなうたい文句で、少なからぬクリニックなどが「GLP-1受容体作動薬」を使ったダ…
移植医療の高みに挑む若手外科医に学ぶキャリア形成 医学生が企画、オンライン講演会
キャリア形成に悩む若者は多い。カナダ・トロント大学の移植外科でリサーチフェローを務める傍ら、ツイッターで1万人以上のフォロワーに対…
コロナ禍の医学部受験対策 夏休みはこれが重要!
2021年度医学部入試は、これまでになかった二つのことが受験生に影響を与えます。一つ目は想定外だった新型コロナウイルスの感染拡大。二つ…
ドラマのスーパー外科医はウソ? 多岐にわたる医師の専門分野
私の専門領域は消化器外科です。「消化器外科」とは、消化器を専門とする外科。そして「消化器」は、食道や胃、小腸、大腸、肝臓、膵臓(す…
第4回 「原因不明の症状」を診る 専門医と異なるアプローチ
総合診療医は、症状や患者の状態から、原因となるさまざまな疾患を鑑別して、専門の診療科に引き継ぐ。こう説明してきましたが、中にはうま…
第3回 全医師に必要な「総合力」 大学病院の役割と教育
地域のクリニックや病院で活躍していることが多い総合診療医ですが、「総合診療科」という独立した診療科があるのは大病院です。大病院はそ…
研修病院のリアルな情報聞くオンライン説明会 「主体的に学べる環境、高いスキル習得を」―三井記念病院
新型コロナウイルスは、医学生の「就活」にも影響を及ぼしている。卒業後の臨床研修病院の志望先を決めるための病院見学が相次いで中止とな…
医師と患者の身なりに求められるもの
医師の服装の変化については「医師の白衣、実は不便?=増えているスクラブスーツ」と題したコラムで既に紹介しました。診療する上で服装に…
第2回 どのような道筋で診断するのか 「教育」に新たな役割
ある症状を訴えて病院に飛び込んできた患者、プライマリ・ケア医や臓器別の専門医が診察してもなかなか診断がつかない患者をどうやって診察…
月経の基礎からヘルスケアの実際、調査研究まで網羅 スポーツ庁委託のオンラインセミナー、7月27日開講
日本産科婦人科学会や日本スポーツ協会など5団体でつくる一般社団法人女性アスリート健康支援委員会(川原貴会長)と東大病院(女性診療科…
第1回 何を診る診療科なの? 「診断医」、地域では「家庭医」
「総合診療科」という名前を見ることが珍しくなくなってきました。しかし、どのような患者を診る診療科なのか、まだまだ十分に理解されてい…
コロナで変わった医師の初期研修 手技の習得、有事への対応
新型コロナウイルス感染症の流行によってさまざまなことに影響が出ていますが、私たち初期研修医も例外ではありません。目の前の患者さんに…
コロナ禍の夏休み!医学部合格のために必要なこと
まもなく夏休みが始まります。新型コロナウイルス感染症の影響は、夏休みの受験勉強にも大きな影響を与えます。これまで先輩たちが実践した…
医療情報サイト「時事メディカル」が伝える最新の医療ニュースに加え、気になる慢性疾患や流行中の感染症など時宜にかなった情報を日々、紹介します。