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慢性合併症だけじゃない糖尿病の怖さ ~すぐ重症化の懸念も~
11月は糖尿病予防月間です。今年も全国各地が青色にライトアップされ、さまざまな啓蒙(けいもう)活動が行われる予定です。 糖尿病につい…
マスク着用、子どもの判断尊重を ~自主性育み成長にプラス~
新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に変更されたことを受け、マスクを着用するかどうかは個人の判断に委ねられるようになりま…
しみ・そばかすは30代から ~美容との区別が重要に~
顔や腕などの皮膚の一部が茶色や黒褐色に変色するのが「しみ」です。医学的には日光黒子(にっこうこくし=老人性色素斑)と呼びます。紫外…
ノーベル経済学賞の米教授と男女格差 ~影響及ぼす親世代の意識~
今年のノーベル経済学賞は、労働市場における男女格差の原因についての研究が評価された米ハーバード大のクラウディア・ゴールディン教授が…
早過ぎた帰宅
一人暮らしの高齢者の増加が止まらない。2020年には、高齢者のうち、男性15.0%、女性22.1%が一人暮らしとなった。団塊ジュニア…
世界的流行を次に起こしそうな感染症
10月12日、東京で「国立健康危機管理研究機構」の設立準備会合が開催されました。この組織は政府が2025年度以降に設立するもので、新型コロ…
窓ぎわのトットちゃんに見るポジティブサイコロジー ~人のプラス面に着目~
黒柳徹子さんによる「窓ぎわのトットちゃん」の続編が42年ぶりに刊行されました。1981年に出版され、多くの国で翻訳されてきたトットちゃん…
手術前に「頑張って」と言っていい? ~子どもを励まし安心させる言葉~
お子さんの手術は、ご両親(保護者)やきょうだいなど家族にとって心配や不安を感じる大きな出来事です。お子さんにとっては、病院に行った…
治療しづらい爪白癬 ~服薬で肝機能に悪影響も~
白癬(はくせん)菌による皮膚感染症の中で、主に足の爪と爪の裏側と接する皮膚に、カビ(真菌)の一種である白癬菌が繁殖するのが「爪白癬…
医学生はAIに関心を抱く ~次代の医師に求められる新しいスキル~
医療分野におけるAI利用は急速に進むが、未来の医療を担う医学生たちもこの新技術への期待を大きくし、自ら積極的に関わろうとする姿勢が明…
帰りたくても帰れない
関東地方のある老人保健施設(老健)で在宅復帰を目指してリハビリテーションに励んでいた高齢者Aさんがいた。 「元気になって家に帰る」…
行動変容に結び付ける ~ヘルスリテラシー向上のために~
ヘルスリテラシーを向上させ、単に知識を身に付けるのではなく、正しい知識や考え方に基づいて行動を変えていく「行動変容」に結び付けるこ…
研究結果を発信する方法 ~科学的な議論の土俵に立つには?~
私が医師として研究を行い、その結果を広く知らしめたい、と思ったら何をするでしょうか。 SNSに投稿する? ブログに書く? はたまた、…
職場のストレスで耳鳴り ~周囲とコミュニケーションを~
飛行機で高度が変化したときに起こるような耳閉感や耳鳴りを覚え、仕事に集中できずに困るという相談をしばしば受けます。耳鳴りは突然起き…
予防接種、行く前に言う?言わない? ~子どもの力を信じよう~
ほとんどの予防接種は注射です。いかにも痛そうです。針は以前よりも細くなっているとはいえ、肌に刺すときも、薬液を注入するときも、やは…
完治に時間かかる水虫 ~かゆみ消えても油断禁物~
「足の指の間がぐしゅぐしゅしてかゆい」「赤い発疹ができて、むずがゆくて我慢できない」―。「水虫」と聞くと、多くの人はこんな病状を思…
なぜインフルエンザの流行が秋に起きているのか
9月に入り、国内でインフルエンザの患者数が増加しています。9月22日の厚生労働省の定点報告では、東京都など注意報レベルに入った自治体も…
過疎の村で老いる
「この村では、要介護4や5の人は少ないんですよ」と、近畿地方南部にある過疎の村のケアマネジャーは切り出した。 介護保険の要介護度は…
がん教育の効果とは? ~測ることは難しい~
2022年の日本の出生数は初めて80万人を下回り、国会では少子化対策がしきりに議論されています。一方、子どもの受験戦争は年々、激し…
病院では治せなかった原因不明の不調 ~脳外科医が自ら探し当てた病気の正体~
病気を治す医師という立場にありながら、15年以上にわたって原因不明のせきに苦しめられてきた中牟田佳奈医師。近代西洋医学に限界を感じて…
魚食で認知症のリスク低下も ~重要な中年期の食生活~
認知症が世界各国で深刻な問題となっています。慶応義塾大学予防医療センターの三村將教授によると、高齢者のうつ病は認知症のリスク因子と…
家庭内パンデミックを防ぐ ~保育園・幼稚園でもらってくる感染症~
さまざまな感染症への免疫がない子どもにとって、保育園・幼稚園は感染症に罹患(りかん)する機会が多い場所です。子どもが感染すると、同…
なぜ施設が尻込みするのか
83歳の川崎敏恵さん(登場人物はすべて仮名)は、介護保険の認定で最も重度な要介護5だ。2年前に玄関先で転倒し、大腿骨頸部(だいたいこつ…
育った所に恩返し ~がん教育に重要な地域の役割~
筆者の一人、南谷は神奈川県横浜市出身ですが、中学生の頃から東京都荒川区の私立学校に通い始め、その後も東京の大学に進み、東京の病院で…
新変異株BA.2.86 ~少数の感染者が発生しただけで世界中が注目する理由~
欧米諸国では、新型コロナウイルスの新しい変異株であるBA.2.86が注目を集めています。世界保健機関(WHO)も8月中旬に、この変異株を急き…