堀江重郎 医師 (ほりえしげお)

順天堂大学医学部附属順天堂医院

東京都文京区本郷3-1-3

  • 泌尿器科
  • 教授

泌尿器科 がん

専門

泌尿器一般、泌尿器外科手術、ロボット支援手術(前立腺)、腹腔鏡手術(腎臓、副腎、前立腺)、前立腺がん手術、腎臓・膀胱の進行がんの根治手術、腸管利用代用膀胱、外傷後の尿路再建手術、がんの化学療法、多発性嚢胞腎の治療、男性医学(ED、男性更年期障害・LOH症候

堀江重郎

堀江重郎医師は、男性ホルモンの低下に起因する様々な疾患の診断と治療を行う日本初の男性外来「メンズヘルス外来」を立ち上げるなど、日本の泌尿器科医療をリードする第一人者である。
これまで泌尿器科学に加えて、救急医学、腎臓学、男性医学を学び、日米で医師免許を取得し、泌尿器科の手術は、がんの手術にはじまり、腎移植、外傷後の尿道再建、腹腔鏡手術、内視鏡手術など、海外を含む9つの病院で幅広く研鑽を積む。
前立腺がんの外科手術にロボット支援手術「ダ・ヴィンチ」を導入し、機能を温存した外科手術の実践と普及に力を入れると同時に、アンチエイジングと男性医学、腎臓学の研究も行っている。

診療内容

【前立腺がん】
前立腺がんは初期のがん、悪性度の低いがんでは、ロボット手術ダヴィンチにより男性機能を温存し、尿漏れのない手術を目標としている。一方進行がんでは様々な治療を組み合わせて手術が不可能と言われたケースでも根治を目指す。
 腹部手術を既に行っている方でもダヴィンチで手術ができます。悪性度が低く、がんが小さい場合には治療を行わずに経過を観察する監視療法も積極的に行っている。
 転移がんでは、積極的な治療によりあきらめない治療を行っている。

【男性更年期障害】
 体の中にはたくさんのホルモンが働いています。その中で、男性ホルモンは男性だけに、女性ホルモンは女性だけにと思われがちですが、男性ホルモンは女性にも、女性ホルモンは男性にも体の中に存在し、分泌される量は異なりますが、重要な役割を補っていることがわかってきました。
 男性ホルモンの最も代表的なものに「テストステロン」があり精巣(睾丸)で大半が作られ分泌されます。テストステロンは、男らしさを保つための骨や筋肉の強度、性欲や性機能の維持に関与するだけでなく、血液を作ったり、優れた抗酸化作用で動脈硬化やメタボリックシンドロームを予防する、脳を活性化して認知機能を維持するなど、健康な体を保つうえで重要な役割を果たしています。
 自分のテストステロン値は、血液検査で簡単に測定できて、費用もそれほど高くありません。定期検診で血圧やコレステロールを測定するのは、脳梗塞や心筋梗塞といった疾病の予防のためですが、テストステロン値も毎年同じ時期に測定することで現在の体調がわかります。「やる気」「不満」「ストレス」など数値からある程度の推測ができうつ病などの精神疾患の早期発見にもつながります。

医師プロフィール

1985年 東京大学医学部卒業。東京大学病院救急部で研修後、泌尿器科学を専攻、東京大学病院、武蔵野赤十字病院、都立墨東病院に勤務
1988年 米国テキサス州で医師免許取得。Parkland Memorial Hospital, Methodist Hospitalで腎移植、泌尿器科臨床に従事。
1995年 国立がんセンター中央病院スタッフ
1998年 東京大学医学部講師
2002年 杏林大学医学部助教授
2003年 帝京大学医学部 主任教授(泌尿器科学)
2012年 順天堂大学大学院医学研究科教授泌尿器外科学
現在に至る。