向井秀樹 医師 (むかいひでき)

東邦大学医療センター大橋病院

東京都目黒区大橋2-17-6

  • 皮膚科
  • 教授

皮膚科 アレルギー科

専門

アトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚疾患、尋常性乾癬

向井秀樹

向井秀樹医師の、専門はアトピー性皮膚炎。従来の標準治療に加え、同院では、重症患者が多いことから、症例ごとに原因を究明し、生活指導やスキンケア、メンタルケアまで、患者との信頼関係を構築しながらきめ細やかな診療を行っている。とくに、重症例に対しては短期集中型の入院療法を全面的に展開している。
向井医師とファンケルが、頬からテープ1枚で角層を採取し、肌の特徴を細胞レベルで解析する「角層バイオマーカー測定」というテープによる肌診断を開発。一人ひとりの肌の乾燥状態や炎症の起こりやすさなどを測定できるものである。
その他、アトピーの市民講座や保健所でアレルギー教室の講師を務め、雑誌などの執筆活動も行っている。

診療内容

アトピー性皮膚炎は、アレルギーによって発症する湿疹。激しいかゆみを伴い、繰り返しかくことで皮膚の表面が傷み異物の侵入を防ぐ肌のバリア機能が低下する。その傷みからアレルゲンなどの異物が皮膚の中に入って炎症を起こし、顔や体が真っ赤に腫れあがる。
アトピー性皮膚炎治療の中心となるものは、「かゆみのコントロール、皮膚症状の改善、原因究明と生活指導です」と向井秀樹医師は話す。
「これらをきちんと行うことにより、重症例でも皮膚症状を改善することは可能です。まずはステロイド外用薬を用いた薬物療法をしてかゆみを抑え、原因や憎悪因子を探しながら、生活習慣や食生活を改善するように指導します。ストレスも大きな要因の一つなので、出来る限りストレスを回避することは大切なことです」(向井秀樹医師)

同院では、アトピー性皮膚炎が重症化し、日常生活にも支障が出ている人が、短期間で社会復帰するために入院療法を勧めている。期間は1週間が原則、重症の場合は2週間程度、多忙でスキンケアもできず、症状が悪化して不眠状態になっている人は生活習慣の改善の指導も行う。入院中に使用したステロイド外用薬の副作用チェックなどのアフターふぉろーケアもしっかり行っている。

医師プロフィール

1951年東京都生まれ
1976年 北里大学医学部卒業
1984年 同大皮膚科講師兼医局長
1991年 横浜労災病院皮膚科部長を経て
2007年 東邦大学医療センター大橋病院皮膚科教授・診療部長
2014年 北里大学医学部客員教授を兼任

「アトピー性皮膚炎」を専門とする医師