須藤一 医師 (すとうはじめ)

須藤皮膚科医院

山形県南陽市二色根75-9

  • 皮膚科、アレルギー科
  • 院長

皮膚科 アレルギー科

専門

アトピー性皮膚炎

須藤一

須藤一医師は難治性皮膚疾患であるアトピー性皮膚炎(AD)の専門家。ADに対して常に最新の診断と的確な治療 を行えるように心掛けている。また、ステロイド外用薬の使用方法にも習熟しており、治りにくい症例にも的確な治療を実施。そのような患者に「しっかり良くなるまで一緒に治していきましょう」と声をかけるなど、熱意と誠意にあふれた治療は評判が高い。

診療内容

須藤医師は、アトピー性皮膚炎(AD)の治療について「まず病気を正確に診断することが基本です。そして病変の重症度の評価を行い、その原因や悪化因子を特定しつつそれらに対処します。またそれと同時にスキンケアと薬物療法を正しく行うことが大切です」と話す。スキンケアの目的は、水分保持能力や痒みの閾値を是正しながら皮膚機能異常を改善することだが、特に皮膚を清潔に保ち保湿することが重要となる。
薬物療法の標準治療にはまずステロイド外用薬があげられる。だが、須藤医師は「近年受診される患者さんやそのご家族の方々には、ステロイドに対する拒否反応がいまだ根強く、ステロイド外用薬による治療を拒否される場合もあります」とステロイドへの偏見を憂慮する。ステロイド治療は、日本皮膚科学会、厚生労働省研究班、日本アレルギー学会が発行した各ガイドラインにおいて、それぞれ有効性と安全性から第一選択であることが記載されている治療法である。ステロイド外用薬の使用にあたっては、医師がその使用法をきちんと指導し、患者自身がその適切な使用方法などを遵守することが極めて重要となる。
「原則として、治療には重症度と年齢や部位を考慮し、強さや異なる剤型のステロイド外用薬を複数使用することがあります。ただし、使用方法が煩雑になってくると患者も混乱してしまうので、患者自身がきちんと自分で治療できるように処方や使用方法を工夫します」(須藤医師)
また、ステロイド外用薬の副作用が出やすい顔面や頸部に対する外用療法には、タクロリムス軟膏を使用する場合もある。使用する前に保湿剤を塗っておくと、使用開始初期のひりひりした刺激やほてりを抑えることもできる。こうした外用療法とスキンケア、さらに抗ヒスタミン薬等を併用することにより、AD の痒みは抑えられ、掻き壊しによる悪化を回避できるといわれている。
また、同院皮膚科では、重症難治例に対してPUVA・NB-UVB療法といった光線療法を施行。これらは良好な結果と予後を獲得しており、さらに光線療法によりステロイド使用量の減量も可能となる。さらに、症状に応じて、免疫抑制剤であるシクロスポリンの内服療法も実施。特に難治性の成人型アトピー性皮膚炎(重症例)では約4週間の入院加療により著明な改善が得られている。

医師プロフィール

1990年3月 順天堂大学医学部 卒業
1990年5月 順天堂大学医学部附属順天堂医院皮膚科入局
1996年3月 順天堂大学医学部大学院学位取得(医学博士)
1996年4月 順天堂大学医学部附属順天堂医院皮膚科助手
1998年8月 順天堂大学医学部付属順天堂医院皮膚科講師
1998年11月 順天堂大学医学部アトピー疾患研究センター講師
1999年4月 順天堂大学医学部附属順天堂大学大学院講師
1999年10月 日本皮膚科学会専門医取得
2001年4月 順天堂大学皮膚科学講座病棟医長
2002年7月 米国スタンフォード大学留学(3年半)
2008年4月 順天堂大学医学部アトピー疾患研究センター皮膚科学講座准教授
2012年4月 順天堂大学医学部アトピー疾患研究センター非常勤講師
2012年7月 医療法人社団須藤皮膚科医院院長(兼任)

「アトピー性皮膚炎」を専門とする医師

横浜市立大学医学部医学科同窓会 倶進会