古川福実 医師 (ふるかわふくみ)

高槻赤十字病院

大阪府高槻市阿武野1-1-1

  • 皮膚科
  • 病院長

皮膚科 アレルギー科

専門

アトピー性皮膚炎、皮膚アレルギー、膠原病

古川福実

古川福実医師は、30年以上のキャリアを持つアトピー性皮膚炎のエキスパート。アトピー性皮膚炎の診療ガイドラインの作成にも関わり、2011年より日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会理事長を務めるなど、標準治療の確立に大きな役割を果たしている。診療ではガイドラインに則り、適切な外用療法、抗ヒスタミン薬の治療を行う。例年、2月のアレルギー週間にはアトピー性皮膚炎などの市民向け啓発事業や「皮膚の日」に皮膚がんの無料相談を行うなど、地域での啓発活動にも力を入れている。

診療内容

アトピー性皮膚炎は今日では最もありふれた慢性疾患の一つだ。マスコミにも頻繁に取り上げられ、社会の関心も非常に高い。しかしながら、アトピー性皮膚炎は遺伝的素因に加え、様々な内的、外的悪化要因を持った皮膚病のため、現時点では病気そのものを完全に治す薬物療法は残念ながらない。したがって対症療法が治療の原則になり、治療の目的は、皮膚の炎症を速やかに鎮静化させ、さらに再燃させないことにある。
古川医師は、日本皮膚科学会治療ガイドラインの則り適切な外用療法、抗ヒスタミン薬の治療を心がけている。炎症の抑制のため、ステロイド外用剤、タクロリムス外用剤などを使用。ステロイド外用剤は各種強度(ウイーク、マイルド、ストロング、ベリーストロング、ストロンゲスト)があり、皮膚炎重症度、皮疹部位と性状、年齢に応じて選択されます。必用に応じて抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬も使用しているという。また、アトピー性皮膚炎を発症すると皮膚のバリアー機能が低下し、ステロイド外用薬などで炎症を治めても、スキンケアを怠ると炎症は容易にぶり返してしまう。「入浴、シャワーを励行し、刺激の少ない石鹸で軽く洗います。それに加えていわゆる保湿剤の中から使用感のよいものを選んで1日2回塗ります。炎症を抑えると共に、スキンケアをきちんと行うことがアトピー性皮膚炎治療の大原則です」と日常的なスキンケアの大切さを訴える。また古川医師は毎年2月にアレルギー週間の一環として、アトピー性皮膚炎などの市民向け啓発事業も行っている。

医師プロフィール

1978年3月 京都大学医学部医学科 卒業
1978年4月 京都大学医学部附属病院皮膚科入局
1979年10月 大阪赤十字病院皮膚科勤務
1980年4月 京都大学大学院医学研究科入学
1982年4月 京都大学医学部病理学教室第二講座助手
1986年1月 米国コロラド大学医学部皮膚科 Immunodermatology Fellowとして出張
1988年8月 京都大学医学部皮膚科講師
1993年4月 浜松医科大学医学部皮膚科助教授
1999年8月 和歌山県立医科大学皮膚科教授
2006年4月~2010年3月 同大学産官学連携推進本部長
2008年11月~2010年3月 副学長
2009年8月 みらい医療推進センター センター長(2014年3月まで)
2010年4月 同付属病院副病院長(2014年3月まで)
2014年4月 同大学産官学連携推進本部長、同教育研究審議会委員 
2017年4月 和歌山県立医科大学名誉教授、高槻赤十字病院 病院長

「アトピー性皮膚炎」を専門とする医師