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歩行困難の可能性も 毛細血管拡張性運動失調症
幼い子どもの約10万~15万人に1人が発症する「毛細血管拡張性運動失調症(AT)」は、2歳ごろからふらつきが出始め、最終的には歩け…
塩分取り過ぎに注意 胃がんリスク拡大
2016年の国内がん死亡者数で肺がん、大腸がんに次いで多かった胃がん。ヘリコバクター・ピロリ菌の感染や塩分の取り過ぎなどが原因とさ…
精神障害ある親を持つ子どものケア 安心して暮らせる環境づくり
精神障害のある親を持つ子どもの多くは、親のことも自分のことも、誰にも相談できずにいる。そんな子どもたちが孤立しないよう支援活動を行…
突然の目の痛みと頭痛 40歳過ぎたら急性緑内障注意
緑内障の多くは自覚症状がないまま徐々に進行するが、突然発症する場合もある。この「急性緑内障」は中年以降の女性に多い。発症すると視神…
治療が進歩、根治も可能に 特発性血小板減少性紫斑病
血小板の数が減って、血が止まりにくくなる原因不明の難病「特発性血小板減少性紫斑病(ITP)」。国内の患者数は子どもから中高年まで約…
臓器不全起こす難病 ライソゾーム病
ライソゾーム病は難病と小児慢性特定疾病に指定されている病気で、国内の患者数は約1000人と推定されている。国立成育医療研究センター…
新米パパも心身に不調 夫婦で乗り切る「パタニティーブルー」
育児に積極的な父親が増え、「イクメン」という言葉も一般的になってきた。その一方で、うつ的な症状に悩まされる父親もいる。子どもの誕生…
放置は危険、治療を 前十字靱帯断裂
膝の関節にある前十字靱帯(ぜんじゅうじじんたい)は大きな負荷がかかると断裂することがある。スポーツ選手にとっては選手生命を左右しか…
第3の歯の疾患、酸蝕歯 炭酸やかんきつ類が原因
虫歯と歯周病に次ぐ第3の歯の疾患と注目されているのが「酸蝕歯(さんしょくし)」だ。酸性の強い飲食物で歯が溶けてしまう症状を指す。外…
早期発見・早期治療がカギ 糖尿病の足病変
糖尿病患者の足に表れるトラブルを総称し「糖尿病足病変」と言う。悪化しやすく、血流の停滞や感染で、足や爪先の組織が腐る壊疽(えそ)を…
放置するとがんにも 非アルコール性脂肪肝炎
糖尿病や肥満などの増加に伴い、脂肪肝になる人が増えている。脂肪肝の中には進行性の「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」があり、放置…
子どもにも「ロコモ」 生活に体動かす遊びを
体を動かす筋肉や骨、関節など運動器の障害により、「立つ」「歩く」といった基本的な動作能力が低下する「ロコモティブシンドローム(ロコ…
糖尿病はがんリスク 生活習慣改善で予防
日本の糖尿病患者の死因1位はがんだ。国立がん研究センター中央病院(東京都中央区)総合内科の大橋健科長は「2001年から10年までの…
大腸がんの兆候、見逃さないで 便通の変化に注意
2017年のがん罹患(りかん)数予測でトップの大腸がん。初期は自覚症状が乏しく見逃しやすい。聖マリアンナ医科大学(川崎市)臨床腫瘍…
妊婦の初感染に注意 先天性トキソプラズマ症
猫などの哺乳類や鳥類を宿主とするトキソプラズマ原虫=用語説明参照=は、繁殖の過程で人間にも寄生することがある。健康な成人なら寄生・…
恥ずかしがらず早めに手術 大人の鼠径ヘルニア
鼠径(そけい)ヘルニアは「脱腸」のことで、足の付け根の鼠径部から臓器や腹膜が飛び出た状態だ。大人の患者が多いが、仕事を休めない、下…
薬が効かない耐性菌 抗菌薬の適正使用を
本来なら軽症で済んだはずの感染症が、薬が効かず重症化するケースが世界中で増えている。背景には、抗菌薬への抵抗力を備えた「耐性菌」の…
男性も悩む尿失禁 症状に応じて治療や対策を
尿失禁(尿漏れ)は女性特有の悩みと思われやすいが、中高年の男性にも増えている。高齢化に伴って前立腺肥大症や前立腺がんなどが増加して…
たばこが原因、COPD 毎日の身体活動が進行予防に
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は主にたばこが原因で、喫煙者の約15%に発症すると言われる。禁煙や薬で症状の進行を抑えるのが基本だが、…
「歯があるから」安心? 要介護のリスクにも―口腔機能低下症
高齢者の歯のかみ合わせが良くなかったり、かむ力や飲み込む力が弱まってきたりすると、要介護状態になるリスクが高まる。大阪大学歯学部付…
交代勤務での睡眠障害 他の病気のリスクも
工場や小売店、医療、介護現場などで交代勤務者が増える中、睡眠時間帯が頻繁に変わることで不眠や眠気など睡眠障害に悩まされる人が少なく…
薬の副作用が影響 薬剤性パーキンソニズム
手足が震える、動きが鈍くなる、歩行が遅くなる、バランスが悪くなるといった症状が表れるパーキンソン病。原因不明の難病だが、服用してい…
扁平足の人は注意 足裏に激痛、足底けん膜炎
足は地面からの衝撃を直接受ける。歩くたびに足の裏のかかと周辺に激痛が走る、朝起きた直後の1歩目が特に痛いなどの症状は、「足底けん膜…
皮膚盛り上がり、カサカサに 乾癬、治療法向上
皮膚の表面が赤く盛り上がり、カサカサに乾いたり、ボロボロと剥がれ落ちたりする乾癬(かんせん)。慢性の皮膚疾患で、日本には30万~4…
高齢者悩ます睡眠障害 認知症で悪化も
高齢になると、眠れない、夜中に目が覚める、といった悩みが増えてくる。こうした高齢者の睡眠障害は認知機能の低下と関係している可能性も…