女性アスリート健康支援委員会
連載企画の狙い
すべての女性アスリートに健やかな未来を
女性もスポーツで輝く時代になりました。国際オリンピック委員会(IOC)は「男女平等」の理念を掲げ、多くのトップアスリートが世界の舞台に挑んでいます。競技人口の裾野も広がり、ジュニアからシニアまで、選手たちがさまざまなレベルで自らの競技力を高め、競い合っています。
スポーツによる心身の鍛錬は健康につながります。女性の生涯を考える上でも、その意味は大きく、思春期から妊娠・出産期を経て、高齢期に至るライフサイクルを通した生活の質(QOL)向上に結びついています。
しかし、医学的知識が不足したまま、激しいトレーニングや無理な減量をして、健康を損なうアスリートもいます。特に、女性特有の月経困難症や無月経、摂食障害、貧血といった問題を抱える選手が多く、十代の選手でも珍しくありません。
日本産科婦人科学会、日本スポーツ協会など5団体でつくる「女性アスリート健康支援委員会」は2014年に発足。選手はもちろん、産婦人科医やスポーツ指導者、学校の養護教諭らに対する啓発活動を進めています。
本連載では、女性アスリートの一層の活躍と健やかな未来を願い、元アスリートの体験談などを紹介します。
スポーツによる心身の鍛錬は健康につながります。女性の生涯を考える上でも、その意味は大きく、思春期から妊娠・出産期を経て、高齢期に至るライフサイクルを通した生活の質(QOL)向上に結びついています。
しかし、医学的知識が不足したまま、激しいトレーニングや無理な減量をして、健康を損なうアスリートもいます。特に、女性特有の月経困難症や無月経、摂食障害、貧血といった問題を抱える選手が多く、十代の選手でも珍しくありません。
日本産科婦人科学会、日本スポーツ協会など5団体でつくる「女性アスリート健康支援委員会」は2014年に発足。選手はもちろん、産婦人科医やスポーツ指導者、学校の養護教諭らに対する啓発活動を進めています。
本連載では、女性アスリートの一層の活躍と健やかな未来を願い、元アスリートの体験談などを紹介します。