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せきが長引く例も ~マイコプラズマ肺炎(こどもとおとなのクリニックパウルーム 黒木春郎院長)~
発熱や頭痛、せきなどの症状が表れるマイコプラズマ肺炎が流行している。感染症専門医で、こどもとおとなのクリニックパウルーム(東京都港…
顔の赤みやほてり ~酒さ、専門医の治療を(アループクリニックアンドラボ 山崎研志院長)~
額や鼻、目の下の頬、顎といった顔の中央部の皮膚が赤みを帯びたり、ほてったり、吹き出物ができたりする「酒(しゅ)さ」。特効薬はない上…
育児ストレス軽減 ~ADHDの子持つ親のトレーニング(沖縄科学技術大学院大学 島袋静香博士)~
注意欠如・多動性障害(ADHD)の子どもは、行動の問題により社会生活に支障を来しやすい。ADHD児の母親が、子どもへの接し方と自身…
脚の筋力維持につながる可能性 ~タウリン摂取量多いほど(国立長寿医療研究センター 堂本隆史研究員)~
アミノ酸の一種で、魚介類に多く含まれるタウリン。国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)などによる研究で、摂取量が多いほど中高年の…
“血圧高め”も侮れず ~心血管疾患と関連(横浜市立大学 桑原恵介准教授)~
高血圧の基準に満たない、少し高めの血圧でも脳や心臓の病気を起こしやすいことが、横浜市立大学医学部(横浜市金沢区)公衆衛生学教室の桑…
チェックリストで早期発見 ~オーラルフレイル(東京歯科大学 上田貴之教授)~
口腔(こうくう)機能の健康な状態と、加齢などに伴い衰えた状態の中間を「オーラルフレイル」と呼ぶ。歯科が対応するものと思われてきたが…
肺がんの陽子線治療 ~ピンポイントで照射(中部国際医療センター 樋田豊明・肺がん治療センター長)~
日本のがんによる死亡数は、2022年に肺がんが男性1位、女性2位となっている。新たな治療法が求められる中、昨年6月から放射線の一種…
繰り返し吐く ~子どもの周期性嘔吐症(ひきた小児科クリニック 疋田敏之院長)~
数時間から数日間、激しい嘔吐(おうと)を繰り返す周期性嘔吐症。2~10歳程度の子どもに多く、発症後2~5年くらいで自然に軽快(回復…
より確実な早期診断に ~高齢者らに対象拡大―インフルエンザ検査法(長崎大学大学院 柳原克紀教授)~
インフルエンザは早期診断、早期治療が重要だ。医療機関で行われる感度の高い検査法の保険適用対象が2024年6月から、幼児や65歳以上…
日本人でも罹患者急増 ~好酸球性食道炎の実態(大阪公立大学医学部付属病院 沢田明也病院講師)~
欧米では患者数が急増しているアレルギー性疾患の一つ「好酸球性食道炎」。このほど、大阪公立大学医学部付属病院(大阪市阿倍野区)消化器…
腰痛改善にピラティス ~徳島大病院の取り組み(徳島大学病院 藤谷順三特任准教授)~
美容や健康のため、国内外で取り組む著名人も多いピラティス。正しい姿勢や動作を獲得しけがを予防するためのエクササイズで、第1次世界大…
舌が自由に動かず哺乳に支障も ~舌小帯短縮症(新百合ヶ丘総合病院 伊藤泰雄医師)~
舌の裏側には舌小帯(ぜつしょうたい)という粘膜があり、口の底とつながっている。舌小帯が生まれつき短い「舌小帯短縮症」の場合、母乳を…
発熱や発疹、多くは自然軽快 ~アフリカで流行のエムポックス(国立感染症研究所 森川茂名誉所員)~
発熱や発疹などの症状が出るエムポックスがアフリカを中心に流行している。世界保健機関(WHO)は昨年8月、「国際的に懸念される公衆衛…
おりものを観察 ~健康管理に役立てる(淀川キリスト教病院 柴田綾子医長)~
においが気になる、べたべたして不快―など、煩わしい存在とされがちなおりものだが、女性の体を守る大切な役割を担っている。「普段からお…
長期の経過が明らかに ~結膜リンパ腫(岡山大学学術研究院 松尾俊彦教授)~
結膜リンパ腫はまれな病気で、目の表面の結膜に腫瘍ができる。血液がんであるリンパ腫の一種だが、目の中に病変ができる眼内リンパ腫とは異…
適度な運動とカルシウム摂取 ~日光浴も―骨粗しょう症の予防(そしがや大蔵クリニック 中山久徳院長)~
運動不足によるフレイル(加齢で筋力が低下し心身が弱った状態)のリスクが高まっている。骨粗しょう症などが専門のそしがや大蔵クリニック…
嘔吐や腹痛、消化物通過しにくい ~腸が血管に挟まれる―SMA症候群(筑波大学付属病院 後藤悠大医師)~
嘔吐(おうと)や腹痛などの症状が表れる上腸間膜(じょうちょうかんまく)動脈(SMA)症候群。原因は、胃に続く十二指腸の一部が二つの…
毒性植物の誤食に注意 ~トリカブトやイヌサフラン(埼玉医科大学病院 上條吉人・臨床中毒センター長)~
野山に山菜狩りに出掛けた際に誤って有毒な野草を採取して食べ、食中毒を起こすケースが後を絶たない。死に至る場合もあることから、厚生労…
歩きスマホの危険性 ~視界狭まり歩行も不安定に(京都大学大学院 野村泰伸教授)~
歩行中のスマホ操作、いわゆる歩きスマホが衝突や転倒リスクになることは周知の事実だ。その要因は、スマホの画面を注視することで視界が狭…
小太りの高齢者、痩せより良好 ~脳卒中からの機能回復(国立循環器病研究センター 三輪佳織医長)~
脳卒中発症後は、痩せているより、小太りの方が寝たきりになったり死亡したりするリスクが低い。国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)…
尿路結石の予防法 ~食習慣変えリスク下げる(順天堂大学 磯谷周治准教授)~
激しい痛みを伴う尿路結石。男性の7人に1人、女性の15人に1人が生涯に1度は罹患(りかん)する。その原因や予防法について、順天堂大…
心アミロイドーシス ~手根管症候群から早期診断(信州大学医学部付属病院 関島良樹教授)~
アミロイドと呼ばれる異常なタンパク質が体内に沈着する病気「アミロイドーシス」。心臓に沈着すると「心アミロイドーシス」と呼ばれ、心臓…
センチネル外傷 ~深刻な虐待につながるサイン(東京都立墨東病院 大森多恵責任部長)~
比較的軽い傷やあざ(皮膚損傷)のうち、深刻な虐待につながる恐れのあるものを「センチネル外傷」という。センチネルとは、警戒や監視をす…
妊婦の不安を取り除く ~感染時期がポイントに―トキソプラズマ感染症~
トキソプラズマ感染症は昔からある病気だが、認知度はあまり高くない。トキソプラズマ原虫が原因となるこの病気は健康な人が感染しても多く…
子どもの5人に1人がネット依存 ~コロナ以降に変化見られず(国立成育医療研究センター 森崎菜穂部長)~
新型コロナ感染拡大下でインターネットを過剰に使用する子どもが増加したことが報告されているが、制限解除後も変化が見られず、5人に1人…