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フレイル高齢者の運動能力向上 ~ラジオ体操の健康効果(東京都健康長寿医療センター研究所 大須賀洋祐元研究員)~
「ラジオ体操は体に良い」とされているが、具体的にどのような健康効果があるのだろうか。東京都健康長寿医療センター研究所(東京都板橋区…
医療機関選びに注意 ~マウスピース矯正(日本臨床矯正歯科医会 佐藤国彦副会長)~
透明なマウスピース型装置を用いた歯の矯正は、ワイヤによる矯正に比べて目立ちにくく、比較的痛みが少ない、などの理由から人気が高まって…
エネルギー産生に障害 ~長鎖脂肪酸代謝異常症(東京慈恵会医科大付属病院 大石公彦教授)~
患者が少ない希少疾患の一つで、脂肪を燃やす仕組みが機能しない長鎖脂肪酸代謝異常症。日本と米国でこの病気の診療経験を持つ東京慈恵会医…
プレコンセプションケア ~子を授かるため男性も(国立成育医療研究センター 三戸麻子医長ら)~
将来、赤ちゃんを授かることを考えながら、心身の健康を管理するプレコンセプションケア。男性にとっても、喫煙をはじめとする不健康な生活…
耳たぶに深いしわ ~動脈硬化のサインかも(博慈会記念総合病院付属老人病研究所 福生吉裕所長)~
耳たぶに深い斜めの線(しわ)が入っていたら、動脈硬化の兆候「フランクサイン」かもしれない―。フランクサインに関する調査を行った経験…
多焦点レンズで〝若返り〟 ~身近な病気の白内障~
白内障は目の中でレンズの役割を果たしている水晶体が濁る病気で、目の奥に光が届かなくなる病気だ。加齢が影響し、80代ではほとんどの人が…
治療法開発進む―肺がん ~発症メカニズム解明も(熊本大病院 坂上拓郎教授ら)~
肺がんは年間の死亡者数が約7万6000人とがんの中で最も多い。難治がんの一つであるが、この20年余りで治療法や発症メカニズムの解明…
命に関わる「骨卒中」 ~未然に防ぎ健康寿命延ばす(山陰労災病院 萩野浩院長)~
「卒中」という言葉には「突然起きる」という意味があり、高齢者の生活の質を大きく低下させる骨折は近年「骨(こつ)卒中」と呼ばれるよう…
発酵性食物繊維で腸活 ~腸内細菌の活性化で病気予防(京都府立医科大大学院 内藤裕二教授)~
近年の研究の結果、腸内細菌は便秘改善や大腸がんの予防だけでなく、生活習慣病などにも深く関わることが分かっている。京都府立医科大大学…
特定の場面で押し黙る ~不安から「場面緘黙」(信州大学 奥村真衣子助教)~
家庭では話せるのに、学校など特定の場面で話せなくなる「場面緘黙(かんもく)」は、人見知りや恥ずかしがり屋などの性格的な問題ではなく…
いまでも怖い「はしか」 ~海外での感染リスクに警戒を~
古代から高い致死性と感染力で恐れられてきたウイルス性感染症の「はしか(麻疹)」。時代が進むにつれて弱毒化してきたが、空気感染による…
脈の乱れ、心房細動の可能性も ~無症状のまま脳梗塞を発症(立川病院 三田村秀雄顧問)~
心臓のリズムが異常を来す不整脈。立川病院循環器内科(東京都立川市)顧問の三田村秀雄医師は「不整脈は生理的に起こるものから、突然死の…
子どもをむしばむ「教育虐待」 ~本人の意思尊重を(慶応大 高橋孝雄名誉教授)~
子どもの心に負の影響を及ぼす「教育虐待」。慶応大(東京都新宿区)の高橋孝雄名誉教授(小児科)は「教育熱心と教育虐待は紙一重」と語る…
ビタミンD不足に注意 ~小児のくる病(岡山済生会総合病院 田中弘之診療顧問)~
体内のビタミンD不足により、骨の成長に問題が生じることでさまざまな症状が表れる小児のくる病(ビタミンD欠乏性くる病)。岡山済生会総…
かゆみの強い病変が多発 ~結節性痒疹(防衛医科大学校病院 佐藤貴浩教授)~
結節性痒疹(ようしん)という皮膚疾患は、いぼのようなしこりが体のあちこちにでき、かゆみが強いのが特徴だ。防衛医科大学校病院(埼玉県…
高血圧症、夏場の薬の効き過ぎに注意 ~脳梗塞のリスクも~
病院や家庭で測定するたびに数値が気になるのが血圧。特に高血圧症と診断されている人は数値の変化に一喜一憂することもあるだろう。そんな…
広範囲の薄毛 ~女性型脱毛症(西新宿サテライトクリニック 坪井良治院長)~
薄毛で悩む女性は少なくない。特に40歳代ごろから「髪の量が少なくなった」「髪が細くなった」と気にする人が多くなるという。女性の薄毛…
コグニティブフレイル ~要介護と認知症のリスク(杏林大医学部付属病院 神崎恒一教授)~
加齢に伴う認知機能低下は「軽度認知障害(MCI)」、加齢により身体機能が衰えた状態は「脆弱(ぜいじゃく)さ」を意味する「(身体的)…
慢性閉塞性肺疾患に新治療薬 ~初の生物学的製剤~
慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)は、たばこの煙などの有害物質を長期間にわたって吸入することで、気管支や肺に炎症が起こり、呼吸機…
ウオーキング、階段の上り下り ~女性のむくみ対策(金沢医科大病院 赤澤純代教授)~
体内に余分な水分がたまる「むくみ」。女性のむくみは女性ホルモンの影響も大きく、ライフステージによって症状は異なる。金沢医科大病院(…
焦らず気長に見守って ~子どもの吃音~
「あ、あ、あ、あのね」「お、お、お、おはよう」。突然、子どもが言葉につかえながら話すようになったら、不安を抱える親は多い。 滑らか…
親指に痛みも ~スマホ使い過ぎで(稲毛病院 佐藤務医師)~
暮らしや仕事に欠かせないスマートフォンだが、使い過ぎると指などが痛む恐れも。稲毛病院(千葉市)整形外科・リハビリテーション科の佐藤…
肉料理は加熱 ~カンピロバクター食中毒(信愛クリニック 井出広幸理事長)~
一年を通して注意が必要な、カンピロバクターによる食中毒。鶏、牛、豚などの腸管内に生息する細菌で、食用に解体される段階で汚染が広まる…
知っておきたいリスク ~タトゥーと除去治療(近畿大病院 大塚篤司主任教授)~
若者を中心にファッションの一つとして人気のタトゥー。しかし、さまざまな健康リスクがあることを、入れる前に知っておきたい。タトゥーの…
命に関わる遺伝性血管性浮腫 ~低い認知度、発作への備え重要~
遺伝性血管性浮腫(HAE)は、腫れやむくみが顔や手足、消化管、喉など体のさまざまな部位に発作として起こる希少疾患だ。咽頭周囲の発作は…