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心臓の後遺症に注意 ~新型コロナウイルス(北海道循環器病院 大堀克己理事長)~
新型コロナウイルス感染症が5類に移行してから1年余りたったが、いまだに動悸(どうき)や胸の圧迫感といった後遺症に悩む人は少なくない…
3カ月以降も進行 ~術後認知機能障害(東京医科大学病院 合谷木徹教授)~
手術を終えた患者に表れる合併症の一つに術後認知機能障害(POCD)がある。手術の麻酔から目覚めてから1週間以内に起きやすい術後せん…
介護リスク高める骨粗しょう症 ~10代から予防、中高年は検診を~
年を重ねるにつれ、骨粗しょう症になる恐れが強まる。体の衰えは誰でも避けられないが、骨がもろくなれば骨折の危険性が増し、ひいては要介…
治療と仕事の両立可能に ~若者に多い炎症性腸疾患(北里大学北里研究所病院 小林拓医師)~
炎症性腸疾患(IBD)は腸管に炎症が起こる病気の総称で、一般に潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病(CD)を指す。10~30歳代での発…
うつ病は「脳の病気」 ~食欲ない、眠れない―兆候に注意~
うつ病は、働き盛りの人により多く発症する。原因は患者によりさまざまだが、「仕事や家事を怠けている」などという偏見が付きまとう。東邦…
ワクチンで予防可能 ~加齢とともに増える帯状疱疹(奈良県立医科大学付属病院 浅田秀夫教授)~
顔や胸、脇腹などに痛みを伴う小さな水膨れがまとまって表れる帯状疱疹(ほうしん)。加齢とともに発症しやすく、神経痛などが残るリスクも…
脂肪性肝疾患、超音波で評価 ~生活習慣病関連が増加(横浜市立大学付属病院 米田正人准教授)~
肥満や2型糖尿病などの生活習慣病に関連して発症する脂肪性肝疾患が増加している。進行すると肝硬変、肝細胞がんなどの重い肝臓病や脳卒中…
緑内障7割は正常眼圧 ~症状に気付きにくい(東北大学病院 中沢徹教授)~
緑内障は視神経が障害されて、視野が徐々に狭くなる目の病気だ。失明に至るケースもある。眼圧の高さが原因として知られるが、日本人の緑内…
治療中も運動を ~がんロコモは軽視禁物(帝京大学医学部付属病院 緒方直史主任教授)~
がんやがん治療などが原因で骨や関節、筋肉や神経といった運動器に障害が起き、移動機能が低下する「がんロコモ」。「がんにかかるとがん治…
がん治療で後悔しない選択 ~医師と患者の対話が鍵~
がんと診断された患者は、大きなショックを受ける。動揺と不安の中で、後悔しない治療を選ぶためにはどうすればよいのか。大腸がんや胃がん…
土や芝生でウオーキングを ~転倒で最多、段差つまずき(東京都立大学大学院 樋口貴広教授)~
高齢になると段差につまずいて転倒することが多くなるため、用心して、必要以上に足を高く上げる傾向がある。そうした傾向が強い人は、動き…
理解得にくい「疲れやすさ」 ~若い女性に多い多発性硬化症(国立病院機構北海道医療センター 新野正明部長)~
多発性硬化症(MS)は、体を動かしたり感覚を伝えたりする脳や脊髄などの神経が、免疫の誤作動で攻撃されて起こる難病だ。若い女性に多く…
急性硬膜外血腫 ~直後に意識あっても注意(水戸済生会総合病院 井口雅博主任部長)~
転倒や交通事故などで頭部を強く打って発症する急性硬膜外血腫は、脳を覆っている硬膜と頭蓋骨の間で出血して血液がたまる外傷だ。出血量が…
肺の生活習慣病 ~COPD(日本大学医学部付属板橋病院 權寧博主任教授)~
慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)は、たばこの煙などの有害物質を長期間吸い込むことで気道に炎症が起こる進行性の病気。日本での…
少量飲酒でも脳機能に異常 ~車の運転に注意(札幌医科大学 篠崎淳助教)~
酒気帯び運転基準未満の少量飲酒でも、車の運転に支障を来す可能性のある脳機能の異常が生じていることが明らかになった。研究を行った札幌…
乳幼児も使える新薬で効果 ~アトピー性皮膚炎(国立病院機構三重病院 長尾みづほ臨床研究部長)~
かゆみを伴う湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返すアトピー性皮膚炎。従来の治療は塗り薬が中心だったが、近年、生物学的製剤の注射や…
透析患者の栄養対策 ~高リン血症(さやま腎クリニック 池田直史院長)~
腎臓の機能低下が進行し、透析治療を受ける患者が気を付けたい合併症の一つに高リン血症がある。リンはあらゆる食材に含まれ、骨や歯の形成…
QOL維持する胃ろう ~安全性向上、患者の苦痛減少~
胃ろうは、内視鏡を用いお腹に小さな穴(ろう孔)を開けてカテーテルを通し、胃に直接栄養を送る栄養補給法だ。脳血管障害や神経疾患などで…
「メノポハンド」を知っていますか? ~更年期女性に多い手指の悩み~
女性は月経が終わる(閉経=メノポーズ)前後の更年期を迎えると、体調が悪くなり、つらいことが多い。更年期障害と呼ばれ、のぼせやほてり…
犬猫アレルゲン除去に成功 ~光触媒で―東京大(間陽子・大学院特任教授)~
ペットを飼えないなど人と動物の共生を阻む壁になっているのが、犬猫などの動物アレルギー。そんなハードルを越えられそうな成果を出したの…
眠りの良し悪し決める ~睡眠の量と質の両立(国立精神・神経医療研究センター 吉池卓也室長)~
良い眠りとは何か。寿命延伸に寄与する睡眠の要素として、これまでは睡眠の長さが重視されてきたが、近年は睡眠の質を表す指標として、眠り…
自覚なく悩む男性 ~妊活ED(昭和大学藤が丘病院 佐々木春明教授)~
パートナーとの子づくりによるプレッシャーから勃起障害(ED)に陥る通称「妊活ED」。昭和大学藤が丘病院(横浜市青葉区)泌尿器科の佐…
切り傷の応急処置 ~浅い傷以外は受診(一之江駅前ひまわり医院 伊藤大介院長)~
調理中に包丁やスライサーで手を切ってしまい、流れる血を見て処置に困った経験はないだろうか。切り傷で一之江駅前ひまわり医院(東京都江…
母子の健康守るワクチン接種 ~新生児のRSウイルス感染症(横浜市立市民病院 倉沢健太郎・母子医療センター長)~
将来の妊娠を考えながら女性やカップルが健康管理を行う「プレコンセプション(妊娠)ケア」が注目されている。その一つがワクチンによる病…
7人に1人は水虫 ~治療しないと爪まで広がる恐れ(神奈川はた皮膚科クリニック 畑康樹院長)~
日本人の7人に1人は足の皮膚に水虫があることが、日本臨床皮膚科医会による調査で分かった。調査に携わった神奈川はた皮膚科クリニック(…