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ドナーの食べたもので輸血副反応? ~アレルギー患者で活性化(信州大学医学部付属病院 柳沢龍准教授)~
卵、牛乳などを食べるとじんましんが出る食物アレルギーの人に輸血が行われる際、ドナーが採血前に摂取した食品が原因でアレルギーを起こす…
抗生物質が根本治療薬に 筋強直性ジストロフィー
筋強直性ジストロフィーに、根本治療薬が生まれようとしている。現在は診断されても治療法がなく、症状の進行に対して限られた対症療法しか…
遺伝子の異常が全身に影響 筋強直性ジストロフィーの遺伝と発症の仕組み
筋強直性ジストロフィーは、全身に症状が表れる遺伝病だ。山口大学大学院医学系研究科の中森雅之教授(臨床神経学)らの研究グループは、他…
治療の選択肢増える ~血液がんのホジキンリンパ腫(国立がん研究センター中央病院 伊豆津宏二科長)~
血液のがんであるリンパ腫の一種「ホジキンリンパ腫」。治療の効果が表れやすいがんだが、再発した患者や難治性の患者にも治療手段が増えて…
筋強直性ジストロフィーとは? 世界初の根本治療薬開発へ
厚生労働省の指定難病である筋強直性ジストロフィーは、成人で最も多い遺伝性筋疾患で、筋力が低下するだけでなく、不整脈や呼吸障害、認知…
食事は「量」も大切 ~高齢者の低栄養(国立長寿医療研究センター 荒井秀典理事長)~
食欲が落ちたり、かむ力が弱くなったりして食事量が減り、体を動かすエネルギーや筋肉などを作る栄養が不足した状態を「低栄養」と呼ぶ。特…
筋肉の硬直やけいれん ~スティッフパーソン症候群(徳島大学病院 松井尚子准教授)~
筋肉のこわばりやけいれんが生じるスティッフパーソン症候群(SPS)。近年、カナダ人歌手セリーヌ・ディオンさんが公表して話題になった…
タンパク質、適量の把握を ~効率的に摂取するには(神奈川県立保健福祉大学大学院 鈴木志保子研究科長)~
タンパク質は、炭水化物、脂質と共に三大栄養素の一つ。食事から取るのが基本だが、1日に必要な量は性や年齢、体格や活動量などで個人差が…
オンライン会議で健康教育 ~高齢者が協力し学ぶ(大阪公立大学大学院 上村一貴准教授)~
オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」を用いて、健康に関する知識とスキルを高齢者同士が協力しながら学ぶ教育プログラムを、大阪…
がん治療後のむくみ ~リンパ浮腫(がん研究会有明病院 関征央副医長)~
がんで治療した部位に近い腕や脚などで、リンパ液の流れが滞り、むくむ「リンパ浮腫」。発症すると治りにくく重症化のリスクもあるため、予…
尿酸値が高くない痛風患者 ~結晶あれば治療を(両国東口クリニック 藤森新名誉院長)~
痛風は関節などにたまった尿酸の結晶によって発作的に激痛を起こす病気だ。高尿酸血症が原因だが、尿酸値が高くない痛風もあるという。両国…
今後も流行繰り返す―新型コロナウイルス ~予防の柱はワクチン~
2023年5月、新型コロナウイルス感染症が感染法上の5類に移行してから時間がたつ。飲食店や電車の中、イベント会場などでマスクを着ける人…
心臓の後遺症に注意 ~新型コロナウイルス(北海道循環器病院 大堀克己理事長)~
新型コロナウイルス感染症が5類に移行してから1年余りたったが、いまだに動悸(どうき)や胸の圧迫感といった後遺症に悩む人は少なくない…
3カ月以降も進行 ~術後認知機能障害(東京医科大学病院 合谷木徹教授)~
手術を終えた患者に表れる合併症の一つに術後認知機能障害(POCD)がある。手術の麻酔から目覚めてから1週間以内に起きやすい術後せん…
介護リスク高める骨粗しょう症 ~10代から予防、中高年は検診を~
年を重ねるにつれ、骨粗しょう症になる恐れが強まる。体の衰えは誰でも避けられないが、骨がもろくなれば骨折の危険性が増し、ひいては要介…
治療と仕事の両立可能に ~若者に多い炎症性腸疾患(北里大学北里研究所病院 小林拓医師)~
炎症性腸疾患(IBD)は腸管に炎症が起こる病気の総称で、一般に潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病(CD)を指す。10~30歳代での発…
うつ病は「脳の病気」 ~食欲ない、眠れない―兆候に注意~
うつ病は、働き盛りの人により多く発症する。原因は患者によりさまざまだが、「仕事や家事を怠けている」などという偏見が付きまとう。東邦…
ワクチンで予防可能 ~加齢とともに増える帯状疱疹(奈良県立医科大学付属病院 浅田秀夫教授)~
顔や胸、脇腹などに痛みを伴う小さな水膨れがまとまって表れる帯状疱疹(ほうしん)。加齢とともに発症しやすく、神経痛などが残るリスクも…
脂肪性肝疾患、超音波で評価 ~生活習慣病関連が増加(横浜市立大学付属病院 米田正人准教授)~
肥満や2型糖尿病などの生活習慣病に関連して発症する脂肪性肝疾患が増加している。進行すると肝硬変、肝細胞がんなどの重い肝臓病や脳卒中…
緑内障7割は正常眼圧 ~症状に気付きにくい(東北大学病院 中沢徹教授)~
緑内障は視神経が障害されて、視野が徐々に狭くなる目の病気だ。失明に至るケースもある。眼圧の高さが原因として知られるが、日本人の緑内…
治療中も運動を ~がんロコモは軽視禁物(帝京大学医学部付属病院 緒方直史主任教授)~
がんやがん治療などが原因で骨や関節、筋肉や神経といった運動器に障害が起き、移動機能が低下する「がんロコモ」。「がんにかかるとがん治…
がん治療で後悔しない選択 ~医師と患者の対話が鍵~
がんと診断された患者は、大きなショックを受ける。動揺と不安の中で、後悔しない治療を選ぶためにはどうすればよいのか。大腸がんや胃がん…
土や芝生でウオーキングを ~転倒で最多、段差つまずき(東京都立大学大学院 樋口貴広教授)~
高齢になると段差につまずいて転倒することが多くなるため、用心して、必要以上に足を高く上げる傾向がある。そうした傾向が強い人は、動き…
理解得にくい「疲れやすさ」 ~若い女性に多い多発性硬化症(国立病院機構北海道医療センター 新野正明部長)~
多発性硬化症(MS)は、体を動かしたり感覚を伝えたりする脳や脊髄などの神経が、免疫の誤作動で攻撃されて起こる難病だ。若い女性に多く…
急性硬膜外血腫 ~直後に意識あっても注意(水戸済生会総合病院 井口雅博主任部長)~
転倒や交通事故などで頭部を強く打って発症する急性硬膜外血腫は、脳を覆っている硬膜と頭蓋骨の間で出血して血液がたまる外傷だ。出血量が…