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糖尿病関連腎臓病 ~定期的に尿検査を(順天堂大医学部付属順天堂医院 合田朋仁先任准教授)~
糖尿病のさまざまな合併症の一つで、腎機能が低下する糖尿病関連腎臓病(DKD)。最近では、患者の高齢化や医療の進歩を背景に、従来と異…
ダニ媒介脳炎 ~ワクチン接種で予防可能(おひげせんせいのこどもクリニック 米川元晴院長)~
ダニ媒介脳炎ウイルスに感染したマダニにかまれることで発症する「ダニ媒介脳炎」。国内では1993年以降、北海道で患者が発生しており、…
新薬増え、9割が落ち着く ~高齢者のアトピー性皮膚炎(東京都健康長寿医療センター 種井良二部長)~
かゆみを伴う赤みやぶつぶつなどが表れるアトピー性皮膚炎。子どもに多い病気だが、高齢者にも見られることが分かってきた。その背景と治療…
65歳になったら耳鼻咽喉科へ ~「聴こえ8030運動」(愛媛大学 羽藤直人教授)~
加齢に伴い聴力が低下すると、うつ病や認知症の発症リスクが高まることが知られている。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は、80歳になっても…
いびき、昼間の強い眠気があれば注意 ~閉塞性睡眠時無呼吸~
大きないびきをかき、昼間に強い眠気に襲われる「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」。SASの中でも、喉や舌が睡眠中に弛緩(しかん)して気道をふ…
妊娠後骨粗しょう症 ~後期から授乳期に骨折(亀田総合病院 大内久美医長)~
骨に含まれるカルシウムが減少して骨がもろくなる骨粗しょう症は、閉経後の高齢女性に多い。ところが、これと同じ状態が妊娠後期から授乳期…
突然の尿意、高齢が要因 ~行動療法と薬で治療を(亀田総合病院 野村昌良医師)~
突然襲ってくる尿意(尿意切迫感)は高齢者によく見られる症状で、20歳以上で約1250万人の患者がいるとされる。亀田総合病院(千葉県…
受動喫煙は片頭痛を誘発 ~マウス実験で異常現象(慶応大学 滝沢翼専任講師)~
女性に多い片頭痛は、ストレスや天候、睡眠不足などをきっかけに起こる。喫煙が引き金になる人もいるが、片頭痛との関連は明らかではなかっ…
脳か耳か原因特定を ~めまい、ふらつき(目白大学耳科学研究所クリニック 伏木宏彰院長)~
多くの人が一度は経験するめまいやふらつき。一過性で健康リスクが少ないケースもあれば、脳や耳に重大な病気が隠れているサインのこともあ…
骨膜でがん侵入を防ぐ ~新たな治療法開発に道(昭和大学 塚崎雅之教授)~
骨を包む膜が防御壁のようになって、がん細胞の侵入を止める―。昭和大学歯学部(東京都品川区)口腔(こうくう)生化学講座の塚崎雅之教授…
五十肩治療の選択肢 ~局所麻酔で癒着はがす(永野整形外科クリニック 永野龍生院長)~
肩が痛くて腕が上がらない五十肩(肩関節周囲炎)。10年ほど前に登場した治療選択肢の一つで、局所麻酔を用いつつ癒着した組織をはがす「…
視力矯正第3の選択肢 ~長期に安全―眼内コンタクトレンズ~
「近視大国」といわれる日本。視力を矯正するため、眼鏡をかけたり、コンタクトレンズを装着したりする人は多い。レーザーで角膜を削るレー…
口や舌が勝手に動く ~遅発性ジスキネジア(慶応大学病院 竹内啓善准教授)~
統合失調症などの治療に使われる抗精神病薬。長期にわたる使用の副作用の一つとして、口や顎、舌、手足や体幹などが勝手に動いてしまう遅発…
平時から備える ~災害時のトイレ問題(石巻赤十字病院 植田信策副院長)~
地震や台風など、自然災害が頻発する中、トイレ環境の整備は避難生活で優先度が高い。石巻赤十字病院(宮城県石巻市)の植田信策副院長は「…
要介護になるリスク、高精度で予測 ~3種の体力テストで(筑波大学 大藏倫博教授)~
自治体などが行う高齢者の体力測定会で採用されている3種の体力テストの結果と年齢、性別、体格指数(BMI)をそれぞれ点数化すると、そ…
肥満以外のリスクも ~砂糖の過剰摂取(福島県立医科大学 前島裕子准教授)~
砂糖の過剰摂取は砂糖依存とも呼ばれ、肥満や糖尿病以外にもさまざまな健康リスクを引き起こす可能性があるという。肥満や体内炎症などをテ…
長風呂、若者も注意 ~血圧低下で意識消失(東京都市大学 早坂信哉教授)~
浴槽で溺れた65歳以上の高齢者は、2021年に約5000人に上ったことが、厚生労働省の調査で分かっている。東京都市大学人間科学部(…
画像で効果見定めて治療 ~がんの「セラノスティクス」(藤田医科大学病院 白木良一病院長)~
画像診断と治療を組み合わせた「セラノスティクス」と呼ばれる医療技術が、がんの診療に広がりつつある。いち早く専門施設を開設した藤田医…
子どもの慢性的な鼻詰まり ~脳の発達や機能に悪影響か(東京科学大学大学院 上阪直史教授)~
発達期の慢性的な鼻詰まり(鼻閉)は、脳の発達や機能に重大な悪影響をもたらす可能性がある―。東京科学大学大学院医歯学総合研究科(東京…
ウイルス再活性化で顔面神経まひ ~ラムゼイ・ハント症候群(東海大学医学部付属病院 濱田昌史教授)~
バイオリニストの葉加瀬太郎さんが昨年発症を公表した、顔面神経まひ「ラムゼイ・ハント症候群」。東海大学医学部付属病院(神奈川県伊勢原…
薬嫌い克服に絵本 ~大切さ知る契機に(東京薬科大学 吉田謙介講師)~
子ども(3歳以上)が薬を飲むのを嫌がった経験があるという保護者は7割近くに上ることが、2015年に行われた「子どもの薬に関する調査…
痛みは専門医に相談 ~ペインクリニック(湘南藤沢徳洲会病院 木村信康主任部長)~
頭痛、腹痛、腰痛、関節痛とさまざまな痛みが生じたときは、痛みの部位によって受診する診療科を選ぶ場合が多いだろう。しかし、痛みに特化…
大腸がん、進歩する薬物療法 ~切除不能ながんでも予後改善~
日本人のがんの中で罹患率の第1位は大腸がん、死亡数は肺がんに次ぎ第2位を占める。愛知県がんセンターの室圭(むろ・けい)副院長(薬物…
診断難しい「乾癬」 ~病状は多様、進行の度合いに注意も~
皮膚が急に赤く腫れ上がったり、肌がガサガサして、ふけのようなものが剥がれ始めたりしたら、どうするか。これらは「乾癬(かんせん)」の…
妊娠糖尿病を正しく診断 ~糖負荷試験が有用(神戸大学医学部付属病院 谷村憲司特命教授)~
妊娠糖尿病は、妊娠中に初めて発見される糖代謝異常を指す。神戸大学医学部付属病院(神戸市中央区)産科婦人科の谷村憲司特命教授らは、妊…