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肺の生活習慣病 ~COPD(日本大学医学部付属板橋病院 權寧博主任教授)~
慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)は、たばこの煙などの有害物質を長期間吸い込むことで気道に炎症が起こる進行性の病気。日本での…
少量飲酒でも脳機能に異常 ~車の運転に注意(札幌医科大学 篠崎淳助教)~
酒気帯び運転基準未満の少量飲酒でも、車の運転に支障を来す可能性のある脳機能の異常が生じていることが明らかになった。研究を行った札幌…
乳幼児も使える新薬で効果 ~アトピー性皮膚炎(国立病院機構三重病院 長尾みづほ臨床研究部長)~
かゆみを伴う湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返すアトピー性皮膚炎。従来の治療は塗り薬が中心だったが、近年、生物学的製剤の注射や…
透析患者の栄養対策 ~高リン血症(さやま腎クリニック 池田直史院長)~
腎臓の機能低下が進行し、透析治療を受ける患者が気を付けたい合併症の一つに高リン血症がある。リンはあらゆる食材に含まれ、骨や歯の形成…
QOL維持する胃ろう ~安全性向上、患者の苦痛減少~
胃ろうは、内視鏡を用いお腹に小さな穴(ろう孔)を開けてカテーテルを通し、胃に直接栄養を送る栄養補給法だ。脳血管障害や神経疾患などで…
「メノポハンド」を知っていますか? ~更年期女性に多い手指の悩み~
女性は月経が終わる(閉経=メノポーズ)前後の更年期を迎えると、体調が悪くなり、つらいことが多い。更年期障害と呼ばれ、のぼせやほてり…
犬猫アレルゲン除去に成功 ~光触媒で―東京大(間陽子・大学院特任教授)~
ペットを飼えないなど人と動物の共生を阻む壁になっているのが、犬猫などの動物アレルギー。そんなハードルを越えられそうな成果を出したの…
眠りの良し悪し決める ~睡眠の量と質の両立(国立精神・神経医療研究センター 吉池卓也室長)~
良い眠りとは何か。寿命延伸に寄与する睡眠の要素として、これまでは睡眠の長さが重視されてきたが、近年は睡眠の質を表す指標として、眠り…
自覚なく悩む男性 ~妊活ED(昭和大学藤が丘病院 佐々木春明教授)~
パートナーとの子づくりによるプレッシャーから勃起障害(ED)に陥る通称「妊活ED」。昭和大学藤が丘病院(横浜市青葉区)泌尿器科の佐…
切り傷の応急処置 ~浅い傷以外は受診(一之江駅前ひまわり医院 伊藤大介院長)~
調理中に包丁やスライサーで手を切ってしまい、流れる血を見て処置に困った経験はないだろうか。切り傷で一之江駅前ひまわり医院(東京都江…
母子の健康守るワクチン接種 ~新生児のRSウイルス感染症(横浜市立市民病院 倉沢健太郎・母子医療センター長)~
将来の妊娠を考えながら女性やカップルが健康管理を行う「プレコンセプション(妊娠)ケア」が注目されている。その一つがワクチンによる病…
7人に1人は水虫 ~治療しないと爪まで広がる恐れ(神奈川はた皮膚科クリニック 畑康樹院長)~
日本人の7人に1人は足の皮膚に水虫があることが、日本臨床皮膚科医会による調査で分かった。調査に携わった神奈川はた皮膚科クリニック(…
排便後のお尻の拭き方 ~尿路感染症を予防(宮城中央病院 赤石哲也部長)~
尿路感染症は、主に尿の通り道に細菌が侵入して炎症が起こる。宮城中央病院(仙台市青葉区)内科の赤石哲也部長は、成人男女294人を対象…
相乗効果で血圧下げる ~DASH食(東京都健康長寿医療センター 原田和昌副院長)~
DASH食は米国で考案された高血圧を予防する食事療法。東京都健康長寿医療センター(東京都板橋区)の原田和昌副院長は「DASH食は基…
専門医は8割超の正診率 ~皮膚疾患のオンライン診療(新潟大学大学院 藤本篤医師ら)~
皮膚疾患のオンライン診療において、専門医は正しく診断できた割合(正診率)が8割超に上ることが、新潟大学大学院皮膚科学(新潟市)の藤…
魚を食べてますか ~子どもの神経発達に影響(群馬大学大学院 浜崎景教授)~
妊娠中に魚を積極的に食べた母親から生まれた子どもは、3歳時の神経発達が遅れるリスクが低くなることが分かった。今春、研究成果を発表し…
親指の付け根が痛む ~母指CM関節症(兵庫医科大学病院 樋口史典医師)~
手の親指(母指)の付け根のCM関節は、物をつまむ動作で大きく動く関節のため、手の使い過ぎや加齢によるダメージを受けやすい。 兵庫医…
ペットからの感染 ~猫引っかき病(グローバルヘルスケアクリニック 水野泰孝院長)~
バルトネラ・ヘンセレ菌(以下、バルトネラ菌)という細菌に感染した動物と接触することで発症するバルトネラ・ヘンセレ感染症。主な感染源…
ロコモ、要支援・要介護の原因1位 ~兆候に気付く、ロコトレが大切~
日本整形外科学会が2026年の創立100周年に向け、ロコモティブシンドローム(ロコモ)の啓発に力を入れている。ロコモは、立ったり、歩…
発達障害「子育てのせいではない」 ~不安感じたら小児科医に相談を(新百合ケ丘総合病院 高橋孝雄・発達神経学センター長)~
近年、発達障害の可能性を指摘される子どもが増え、全国の小中学校で8.8%、11人に1人程度とされる(2022年文部科学省調査)。そ…
50人に1人が斜視 ~子どもと高齢者に多く(京都大学大学院 宮田学講師)~
斜視は、物を見る時の視線が左右どちらかの目でずれてしまう病気。見え方に立体感がない、物が二重に見えるなどの症状が出て、日常生活に支…
バイオシミラーって? ~先行医薬品と同質・同等(亀田総合病院 舟越亮寛部長)~
ジェネリック(後発)医薬品が普及してきているが、「バイオシミラー(バイオ後続品)」についてはどうだろうか。バイオ医薬品の「後続品」…
中高年の痩せ型女性に多い ~肺NTM症(慶応義塾大学病院 長谷川直樹教授)~
難治性の呼吸器感染症の一つ、肺非結核性抗酸菌症。英語名の頭文字から「肺NTM症」とも呼ばれる。慶応義塾大学病院(東京都新宿区)臨床…
増加する子どもの近視 ~低年齢の発症予防が鍵(東京都立広尾病院 五十嵐多恵医長)~
裸眼視力1.0未満の子どもの割合が増えている。その多くが近視によるものだ。日本眼科医会は子どもの近視予防の啓発動画を制作して、学校…
国の健康指針、「筋トレ」推奨 ~糖尿病、高血圧などのリスク下げる~
厚生労働省による「健康づくりのための身体活動基準2013」を10年ぶりに改定したのが、「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」だ。…