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気候変動が心の健康に影響 ~気温上昇で自殺率も増加(東京大学大学院 橋爪真弘教授)~
世界各地で起きている気候変動の影響は身近なところにも及んでいる。乳幼児や妊婦、高齢者の身体的健康への影響が懸念される中、メンタルヘ…
血糖の変動を可視化 ~持続血糖モニター機器(東京慈恵会医科大学付属病院 西村理明主任教授)~
糖尿病患者は心筋梗塞や脳卒中などの合併症を防ぐため高い血糖値を下げる必要があるが、下げ過ぎは好ましくない。治療最適化の一助として、…
更年期の心身の不調 ~我慢せず受診を(愛知医科大学 若槻明彦教授)~
更年期の症状を「我慢すれば乗り切れる」と考えるのは一昔前のこと。「今は自分に合う治療を積極的に取り入れてコントロールしていく時代で…
よく食べ、動き、笑う ~口が不健康だと長期入院に(東京医科歯科大学 山口浩平講師)~
口腔内の細菌や飲食物などが誤って気管に入り込み発症する誤嚥(ごえん)性肺炎。高齢者に多く命に関わる病気だが、口の中の健康が保たれて…
顔などに出血や傷 ~皮膚むしり症(ハートクリニック 浅井逸郎医師)~
唇や額などの他、指や手、腕などの皮膚をむしったり、引っかいたりして出血や傷を伴う「皮膚むしり症」。ハートクリニック(神奈川県鎌倉市…
貧血や感染しやすさ ~高齢者に多い骨髄異形成症候群~
赤血球や白血球、血小板などの血液細胞を造る造血幹細胞に異常が起きる病気が「骨髄異形成症候群(MDS)」だ。症状は多様で、めまいやだる…
片脚起立時間の左右差 ~10秒以上でロコモのリスク上昇(浜松医科大学 柴田陽介助教)~
高齢者の体力測定などで行われる「片脚立ちテスト(片脚起立)」は、ロコモティブシンドローム(ロコモ)のスクリーニングにも使用される。…
気になる汗の臭い ~正しいケアで予防を(渋谷スクランブル皮膚科 下方征院長)~
気温や湿度の上昇に伴い、気になるのが汗の臭い。近年は脇汗や汗の量が多い多汗症に悩む人もいる。汗のメカニズムや臭いの原因を知り、快適…
つぶれた骨が手術で整復も ~脊椎圧迫骨折(総合東京病院 北川亮副センター長)~
加齢などで骨がもろくなる骨粗しょう症の人は、尻もちをつく程度の衝撃でも背骨の一部がつぶれる「脊椎圧迫骨折」の恐れがある。骨折した場…
ミックス粉でアレルギー症状 ~ダニが原因のパンケーキ症候群(近畿大学 竹村豊医師)~
市販のミックス粉で作るパンケーキやお好み焼き、たこ焼きは、家庭で手軽に調理できて重宝するが、摂取後に全身性のアレルギー症状が表れる…
高齢者の飲酒問題 ~患者数2倍以上に(国立病院機構久里浜医療センター 横山顕部長)~
長年、アルコール依存症治療に注力してきた国立病院機構久里浜医療センター(神奈川県横須賀市)の調査によると、65歳以上でアルコール問…
「不快な音がする」耳鳴り ~難聴で起きる(国立病院機構東京医療センター 神崎晶室長)~
実際は聞こえていないのに不快な音がすると感じる「耳鳴り」。多くは難聴に伴う症状で、長く続けばうつ病や不眠症などの合併症が起きること…
枕が高いほど脳卒中になりやすく ~椎骨動脈解離(国立循環器病研究センター 猪原匡史部長)~
高い枕を使っている人は、若年性脳卒中の引き金となる「椎骨動脈解離」を起こしやすいことが分かった。研究を行った国立循環器病研究センタ…
静脈奇形 ~治療を諦めないで(岐阜大学医学部付属病院 小関道夫臨床准教授)~
静脈奇形は血管腫・血管奇形という難病の一つだ。治癒は難しく、病状などに合わせた治療が行われる。今年から新たな内服薬が使えるようにな…
脳卒中後の歩行速度低下 ~左右のまひで異なる要因(東北大学病院 関口雄介主任)~
脳梗塞や脳出血に代表される脳卒中には、後遺症の一つとして歩行速度の低下があり、さまざまな方法で歩行訓練を行う。東北大学病院(仙台市…
ノロノロ血流で脳梗塞・心筋梗塞に ~若年層でも増加、食生活の乱れ原因~
脳梗塞や心筋梗塞は以前、高齢者の病気というイメージが強かった。しかし、近年は30~40代でも増えているという。徳島大学大学院の佐田…
「就寝先延ばし」は睡眠不足リスク ~日本語版の評価尺度開発(国立精神・神経医療研究センター 羽澄恵研究員)~
就寝時間になっていてもテレビなどを見続け、ベッドに入るのが遅くなってしまう。そのような「就寝を先延ばしする傾向」が強い人では、睡眠…
「運動遊び」を楽しんで ~幼児期からの習慣づくりを(順天堂大学 鈴木宏哉先任准教授)~
ゲームや動画が身近になった近年、子どもの運動不足や体力低下が懸念されている。幼児期からの運動習慣づくりや運動不足が子どもの発達、健…
重病を疑い、とらわれる ~病気不安症(東京慈恵会医科大学付属病院 舘野歩准教授)~
明らかな身体症状がなく、医療機関で検査を受けても異常が認められないのに、がんや心臓病など命に関わる重病にかかっているのではないかと…
発作性夜間ヘモグロビン尿症 ~貧血、褐色尿、血栓が主徴(東京医科大学病院 後藤明彦主任教授)~
発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)は血管内で赤血球が壊れて褐色の尿や貧血を伴う国の指定難病だ。血栓ができて命に関わる場合もあるが…
安心して話せる環境を ~幼児の吃音(九州大学病院 菊池良和外来医長)~
話すときに、同じ音を繰り返したり、言葉に詰まったりする吃音(きつおん)。保育園・幼稚園児の中には、吃音をまねされたり、笑われたりし…
飲酒や肥満、糖尿病がリスクに ~自覚症状時には手遅れのケースも―肝がん~
肝臓は「沈黙の臓器」といわれる。「肝臓の調子がおかしいのかな」と感じるような自覚症状が出た時には手遅れで、慢性肝炎だったり、そこか…
背景に命に関わる病気も ~「複視」は必ず受診を(北里大学北里研究所病院 飯ケ谷美峰部長)~
物が二重に見える「複視」は、両眼の視線が一致しないために表れる症状だ。目に病気があると思いがちだが、他の部位に病気が隠れているケー…
スマホで過敏性腸症候群改善 ~自己管理プログラム開発(早稲田大学 田山淳教授)~
腹痛、下痢、便秘などの症状が長期間続く過敏性腸症候群(IBS)。その発症、悪化にはストレス、食事、運動などが関係するため、適切な自…
輸血用を上回る薬剤用 ~知られていない献血血液の役割~
献血で得られた血液は、主に事故による大量出血や手術の時に輸血用として使われる輸血用血液製剤になるイメージが強い。しかし、献血血液の…