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排尿障害引き起こす前立腺肥大症 加齢に伴い頻尿や残尿感(日本赤十字社医療センター 本間之夫院長)
前立腺は男性にだけある臓器で、精液の一部を作っている。通常はクルミぐらいの大きさだが、加齢に伴い大きくなり、尿道を圧迫する。頻尿や…
高齢者に多い腰回りのかゆみ―多形慢性痒疹 自分に合う治療法探して(独協医科大学埼玉医療センター皮膚科 片桐一元教授)
多形慢性痒疹(ようしん)は、赤くなった皮膚の上にぽつぽつとした発疹ができて非常にかゆい。しかし症状は、皮膚が赤いだけの場合や、発疹…
「減酒」も治療目標に 「断酒」にこだわらず―アルコール依存症 国立病院機構久里浜医療センター・樋口進院長
アルコール飲料の歴史は古いが、依存性の強い薬物でもあることは意外に知られていない。日本でも100万人以上と推定されるアルコール依存…
更年期の手指関節痛 リウマチとの違いは?(山王メディカルセンター女性医療センター 太田博明医師)
更年期に見られる症状の一つに手指の関節痛がある。中年期以降の女性に多い関節リウマチと症状が似ているため、判別しにくく間違えやすい。…
胃や十二指腸の原因不明の潰瘍 基礎疾患のある高齢者にリスク(杏林大学医学部総合医療学講座 徳永健吾准教授)
消化性潰瘍は、主にヘリコバクター・ピロリ菌(以下、ピロリ菌)の感染、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や抗血栓薬の副作用によっ…
コロナ禍で心配される子どもの体力低下 生活や遊びの中で体を動かす工夫を(順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科 内藤久士教授)
新型コロナウイルス感染症による休校や外出自粛の影響で、子どもたちが体を動かす機会が極端に減り、体力の低下が心配されている。学校はほ…
ストロング系チューハイに注意 飲みやすさの先にある危険(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 松本俊彦部長)
低価格で甘く飲みやすい上、アルコール度数の高さを売りにした「ストロング系」と呼ばれるチューハイ飲料が人気だ。しかし、少量飲んだだけ…
喉の酷使で起こる声帯ポリープ 専門医療機関の受診を(山王病院国際医療福祉大学東京ボイスセンター 渡辺雄介センター長)
声帯に炎症性のこぶ(血腫)ができて、声がれや喉に違和感が生じる「声帯ポリープ」。歌ったり、大きな声を出したりすることが原因となるた…
痴漢は性依存症の可能性 病気としての認識と治療も(筑波大学人間系心理学域 原田隆之教授)
犯罪行為の一つである痴漢。刑法の「強制わいせつ罪」または各都道府県の「迷惑防止条例違反」が適用され、罰則も定められている。一方、逮…
水虫と似た皮膚の病気 誤った治療で悪化も(ひふのクリニック人形町 上出良一院長)
高温多湿の夏場は水虫(足白癬=あしはくせん)が起こりやすい季節だが、症状が似ていて水虫と間違いやすい皮膚病もある。ひふのクリニック…
無症状で進行する歯周病 脳卒中のリスクにも(総合南東北病院オーラルケア・ペリオセンター 和泉雄一センター長)
口腔(こうくう)内にいる歯周病菌は、歯周病の発症だけでなく、心臓病や糖尿病、肺炎や関節リウマチなど、数多くの全身の病気を誘発したり…
腎臓病や心不全患者は要注意―高カリウム血症 不整脈から心停止も(江東病院循環器内科 高部智哲部長)
血液中のカリウム値が正常範囲よりも高い「高カリウム血症」。慢性腎臓病や心不全の患者などで発症しやすい。江東病院(東京都江東区)循環…
レーザー脱毛の皮膚トラブル 安全に施術を受けるポイント(新宿南口皮膚科 乃木田俊辰院長)
女性を中心に人気の脱毛。主にレーザー脱毛と光脱毛が行われており、同じ施術方法でも施設によって価格に差があるなど、選択に悩むケースが…
感じやすく傷つきやすい「HSP」 「生きづらさ」感じるケースも(十勝むつみのクリニック 長沼睦雄院長)
体が感じる音や光、声などの感覚(感覚刺激)に敏感に反応する「HSP(Highly Sensitive Person)」と呼ばれる人…
三次喫煙に注意 残留化学物質吸う危険(聖路加国際大学大学院公衆衛生学研究科 大西一成准教授)
喫煙において、一次喫煙、二次喫煙(受動喫煙)ともに健康被害が明らかにされている。そして近年、喫煙による三つ目のリスクとして三次喫煙…
肺炎予防にワクチン 高リスクの人を中心に
現在でも死因の上位を占める肺炎は、気管支から肺内部にかけて炎症が広がり、呼吸不全に陥る。細菌やウイルスの感染が主な原因で、細菌によ…
40歳過ぎたら緑内障検査を 早期発見で失明防ぐ
日本で中高年の失明原因として最も多い緑内障。早期に治療をすれば失明は避けられるため、日本眼科医会などの専門家らは「40歳を過ぎたら…
加齢や病気によるまつげの悩み 外用薬で症状改善
まつげが抜けて極端に不足したり、細く、短くなったりする「まつげ貧毛症」に悩む人は少なくない。症状の改善が期待できる治療法があるため…
月経痛が以前よりひどくなったら―子宮内膜症 心血管病との関連の可能性も
子宮内膜症は、月経痛などにより日常生活に支障を来す病気で、最近では動脈硬化や心血管病との関連も報告されている。愛知医科大学病院産科…
軽視は禁物―寝違え 長引く痛みは他の病気の疑いも
寝違えは、起床直後に感じる首の後ろや肩の痛みを指し、痛みのせいで仕事や家事に支障が出ることもある。筋肉の動きや感覚を支配する神経の…
セルフケアで予防を―巻き爪 歩き方など生活習慣を見直す
足の爪の両端が内側に巻き込んだ状態になる「巻き爪」。炎症を起こしたり、痛みの原因となったりすることもある。予防には、爪を正しく切り…
中高年女性に多いまぶたのトラブル 開けづらく、痛みや異物感も―眼瞼けいれん
「眼瞼(がんけん)けいれん」は、両目のまぶたを閉じる筋肉(眼輪筋)が過剰に緊張してまばたきがしづらくなる病気。目の痛み、目の周りの…
インフル予防にも有効 コロナ対策で患者減少
毎年、晩秋から始まり翌年の春先まで流行が続くインフルエンザは、急な発熱や激しいせき、頭痛や関節痛などで患者を苦しめる。発熱や倦怠(…
中高年の顔面に生じる激痛―三叉神経痛 歯痛と間違うことも
三叉(さんさ)神経痛は、日常のわずかな刺激がきっかけで、顔面に激痛を生じる。痛みは電撃痛と言われるほどで、睡眠時でも起こり得る。東…
全身の衰え招く「オーラルフレイル」 予防して健康寿命伸ばす
加齢に伴い、かめない食品が増える、食事でむせたり食べこぼしたりする、滑舌が悪くなる、口の中が渇きやすくなる―。こうした口腔(こうく…