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死ぬための医療から生きるための医療へ 〔最終回〕緩和ケア 今とこれから
「緩和ケアを自分の専門にしたいと思います」―。そう周囲に告げた日。今から15年ほど前ですが、遠い昔のような気がします。20代だった…
生涯続く病と共に 就学や就職、自立支援も-心臓病の子どもを守る会
100人に1人の割合で先天性心疾患をもつ患者が生まれてきます。そもそも心臓のつくりが通常とは違う病気で、成人病疾患(虚血性心疾患)…
病院に持っていくべきものとは? 受診時に注意すべき三つのポイント
みなさんは病院に行く時、どんな準備をしますか。病院でスムーズな診療を受けるためには、上手に準備をしておくことが大切です。今回は、病…
世界的には心不全が第1位―緩和ケア〔9〕 治療と並行で大きなメリット
15年以上前に緩和ケア医としての歩みを開始した筆者からすると、現在の緩和ケアの普及度合いは隔世の感があります。もちろん全体的にはさ…
地域を拠点に世界へ 未知の課題に立ち向かう―徳島大学医学部
徳島大学医学部は、県立徳島医学専門学校を前身とし、1949年、四国唯一の国立大学医学部として開設された。付属病院が空襲で焼失し、廃…
迫る死への苦悩と向き合う スピリチュアルペインを知っていますか-緩和ケア〔8〕
皆さんはスピリチュアルペインをご存じでしょうか。スピリチュアルというと、日本での一般的なイメージは、亡くなった人の魂を呼び寄せて別…
こういうメール、部下は困っています ~気付かずにやっていませんか~
上司がつい、やってしまう迷惑な行動。その一つに「時間ぎりぎりメール」というのがあります。 部下としては、やめてほしいと思いながらも…
私を医師にした患者さん 研修医が初めて感じた「やりがい」
医師として働くようになって、半年がたちました。入院患者さんを診察し、病態にあわせた検査、薬やリハビリの処方を指導医と相談しながら行…
飲み薬と点滴、何が違う? 使用方法を守らないと危険なわけ
実は私は医師になるまで、病院でもらった薬を指示通り飲んだことがほとんどありませんでした。1日3回飲むべき薬を勝手に1日1回に減らし…
末期がんの終末期-緩和ケア〔7〕 苦しいのは痛みと限らない
「(がんを患っている)家族が痛みでのたうち回って…」。インターネットを閲覧していると、がん患者の家族からなのでしょう、こんな投稿を…
病院に見捨てられたと感じたら? 通院終了の理由・目的とは
病院に長い間通ったのち担当の医師から、「もう病院に来なくても大丈夫ですよ」と言われ、強い不安を抱いた経験をお持ちの方は多いのではな…
悔いのない「看取り」のために 感謝を伝える正しい時期とは-緩和ケア〔6〕
看取りというと、皆さんはどれくらいの期間を思い浮かべるでしょうか。最近では人生の最後の「臨死期」=用語説明=をもって看取りと表現す…
産学公連携で地域活性化 学生の研究マインドを育成―山口大学医学部
山口大学医学部は、1944年に県立医学専門学校として設立、県立医科大学を経て現在の国立大学となった。創立75周年の長い歴史の中で、…
ステージで異なる-緩和ケア〔5〕 副作用対策から鎮痛、鎮静
一般に病状が進行すると、さまざまなつらい症状が出ることがあります。どんな症状がどの程度出るかは個人差が大きく、周囲から分かるような…
熱帯医学を通じて国内外で交流深める 順天堂の医学生団体「熱帯医学研究会」
熱帯医学とは、三大感染症と呼ばれるHIV、結核、マラリアに加え、熱帯でよくみられるハンセン病などの疾患に関する学問と医療だ。順天堂…
気持ちよく、いきいきと働ける職場とは
職場のストレスが大きな問題になっています。対策が追い付いていないような印象を受ける職場が増えています。 「健康経営」が叫ばれ、働き…
全治○カ月は当てにならない? 難しい治療期間の予測
病院でけがや病気の治療を受けた方から、「どのくらいで治るでしょうか」と聞かれることがよくあります。職場から復帰のタイミングを正確に…
どこで受けるのか-緩和ケア〔4〕 終末期と治療中で異なる態勢
緩和ケアはどこで受ければいいのでしょうか。「緩和ケア」という言葉は、大きく分けて二つの意味で使われることがあり、それが混乱の原因に…
夏の疲れを引きずらないために ~大切なのは睡眠の質、それを高めるには~
今年も、熱中症情報が連日飛び交う、暑い夏でした。もう10月に入りましたが、まだ昼間はかなり暑い日もあり、体温調節をするために自律神…
一流の技量で地域に貢献 東西医学の統合をめざす―富山大学医学部
富山大学医学部は、「薬の富山」としての300年の歴史を背景に、1975年、富山医科薬科大学として創設された。2005年に富山大学と…
「痛みを我慢」がまん延 医療用麻薬の恩恵-緩和ケア〔3〕
「先生、がんは痛いんですよね」-。こんな質問をされることがよくあります。皆さんはどう考えますか。正解は「人それぞれ」です。痛い場所…
ダイエットの王道と誤った知識 痩せ薬で重篤な副作用も
私は全米エクササイズ協会認定のパーソナルトレーナー資格を持つ研修医です。病院の一般診療で研さんを積みながら、空いた時間で肥満症患者…
前立腺がんが急増している理由 ~検査で疑いが出ても慌てないで~
前立腺がんは、かつて日本では、あまり多くないがんとされていました。でも、最近はとても増えてきています。男性にとって気になる病気です…
診察室を出る前に医師に聞くこと 外来受診時の注意点
病院で医師から「様子を見ましょう」と言われて受診を終えたのち、「何か医師に聞き忘れたことはないだろうか」と不安になった経験はありま…
乳がん患者がうつ発症 薬剤処方、自死を防ぐ―緩和ケア〔2〕
緩和ケアは末期に限らないこと、実はがんにも限らないことを前回解説しました。健康保険の適用があるのは現在、がんとAIDS(後天性免疫…