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脳卒中・心筋梗塞リスク高める糖尿病 腎や網膜の障害、下肢の壊疽に加え
糖尿病の9割以上を占める「2型糖尿病」=用語説明参照=の患者が急増し、大きな問題になっている。この病気自体が引き起こす高血糖は病状…
精神疾患の薬物治療 患者と主治医で方針の共有を
近年の診療報酬改定により、精神疾患に使う薬(向精神薬)の多剤処方をした場合は診療報酬が減点されるようになった。「精神疾患の治療にお…
遺伝子が関連するがん―リンチ症候群 自覚症状なくても早期から検診を
かつて「がん家系症候群」とも呼ばれた「リンチ症候群」は、生まれつきがんを発症しやすい遺伝子の変異を持つことが原因で起こる遺伝性の疾…
生活習慣の是正で薬を減らす 高齢者の安全な薬物療法
複数の慢性疾患を抱え、多種類の薬剤を服用する高齢者では、ふらつきや転倒、食欲低下などの副作用に悩まされる人が多い。東京大学医学部付…
若年化が進む子宮頸がん 性交で男女にHPV感染
子宮頸がんにかかる女性が増え続け、若年化も進んでいる。対策としてヒトパピローマウイルス(HPV)予防ワクチンの接種や子宮がん検診の…
皮膚や爪に褐色の色素沈着―アジソン病 慢性的な副腎皮質ホルモン分泌の低下
体内で作られるホルモンは100種類以上あり、毎日必要な量が過不足なく作られている。アジソン病は、副腎皮質で作られるホルモンが、何ら…
腕の痛みやしびれ 握力に影響も―胸郭出口症候群
電車のつり革をつかもうとした時や、目線より高い所で作業をした時、重い物を持ってしばらくした時などに、腕にしびれや痛みを感じる人は「…
6カ月以上の激しい倦怠感―慢性疲労症候群 免疫異常による脳神経疾患
ウイルスなどによる感染症を発症後に、体を動かせないほどの疲労感が長く続き、日常生活に支障を来す慢性疲労症候群(CFS)。単に疲労が…
転移なく生存できる期間を延ばす 前立腺がんの新薬が登場
前立腺がんは5年生存率が97.5%と、比較的経過の良いがんとして知られる。だが進行してがんが骨や他の臓器に転移してしまうと、根治が…
進歩する白内障手術 ライフスタイルで眼内レンズ選択
加齢に伴って起きる目の病気が白内障だ。カメラのレンズに当たるのが、水晶体。加齢などが原因で水晶体が白く濁る。若くてもけがをしたり、…
てんかんによく似た心因性発作 脳波に異常なし、ストレスが原因に
「心因性非てんかん発作(PNES)」は、てんかん発作とよく似た症状を示すため、治療に抗てんかん薬が使われるケースが多い。しかし、真…
声帯の異常で声が詰まったり震えたり 20~40代女性に多い内転型痙攣性発声障害
自分の意思とは関係なく喉の筋肉がけいれんし、うまく発声できなくなる「痙攣(けいれん)性発声障害」。発声障害の一つであり、内転型、外…
可愛い犬と一緒、手術も平気 「勤務犬」が病院で活躍
「ワンちゃんと一緒だから、手術も怖くないよ」。難しい手術を前に、小さな女の子が両親に言う。末期がんの患者のベッドに犬が寄り添う。患…
物忘れより人格変化や行動異常 働き盛りで発症する前頭側頭型認知症
前頭側頭型認知症は、脳の前方にある前頭葉や側頭葉が萎縮する認知症だ。脳の海馬が萎縮するアルツハイマー型認知症と異なり、物忘れの症状…
風邪薬で生じる排尿障害 持病のある人は薬剤師に相談を
風邪を引いた時に市販の総合感冒薬を服用する人は少なくない。さまざまな症状を緩和してくれる効果を期待してのことだろう。ところが総合感…
インフルが早期流行の兆候 慌てる必要なし、従来通りの予防を
例年より早く、10月上旬からインフルエンザの流行による学級閉鎖が報告された。予防接種を早めに受けようとする動きも出ている。しかし、…
中高年登山者の脱水対策 計画的な水分補給と休憩で予防を
中高年の登山では、体内の水分量が不足して起こる脱水症に気を付けたい。高齢者は食事や水分の摂取量が減りがちなことに加え、暑さや喉の渇…
子どもの便秘は慢性化に注意 兆しあれば食事や運動で改善を
便秘というと大人の病気と思われがちだが、子どもでも決して少なくない。さいたま市立病院(さいたま市)小児外科・排便外来の中野美和子医…
中高年に多い肩腱板断裂 治りにくい五十肩は要注意
肩関節にある「腱板(けんばん)」が切れて、肩の動きに異常が表れたり、痛みを生じたりする「肩腱板断裂」。物を持ち上げる動作が難しくな…
幼児にウイルス性の発疹―ジアノッティ症候群 ワクチン接種きっかけに発症も
ジアノッティ症候群は、ウイルス感染で発疹が出る病気だ。B型肝炎ウイルスを原因とするジアノッティ病という病気が先に報告されたが、その…
睡眠中の異常な行動―パラソムニア 認知症やパーキンソン病につながるケースも
パラソムニア(睡眠時随伴症)は睡眠覚醒障害の一つで、睡眠中の異常行動を指す。寝ぼけている半覚醒の状態で、大声を出して歩き回ったり壁…
視力低下起こす加齢黄斑変性 薬剤で視力の維持・改善が可能に
目の網膜の中心部にあり、物を見るのに重要な役割を果たす「黄斑」が、加齢により傷むのが加齢黄斑変性(AMD)だ。2008年以降、注射…
突然の激しい腹痛―急性膵炎 大量飲酒が引き金に
急性膵炎(すいえん)は、消化酵素を含む膵液が膵臓そのものを溶かし、強い炎症を生じる病気だ。近年、患者数は増加している。みぞおち付近…
体操で平衡機能を底上げ 薬以外でめまい治療
めまいは誰にも起こり得るありふれた症状だ。治療は主に薬を使って行われるが、薬だけでは改善しないケースも多い。横浜市立みなと赤十字病…
脳が影響する目の異常 「心療眼科」開拓者・若倉医師に聞く
「まぶしくてしようがない」「目が痛いが原因が分からない。どうしたらよいのだろうか」。こんな悩みを抱えた患者が医療機関の眼科を受診し…