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筋肉や心臓に付く「異所性脂肪」 太っていなくても糖尿病やメタボに
皮下脂肪や内臓脂肪と異なり、肝臓、筋肉などに蓄積し第三の脂肪と呼ばれる「異所性脂肪」。この脂肪がこれらの臓器などにたまると、肥満で…
大人に広がる百日ぜき 乳児にうつると重症化の恐れも
百日ぜき菌に感染して発症し、せきの発作など特有の症状を示す百日ぜき。乳児が感染すると重症化しやすい。近年は大人の感染例が増えており…
乾燥する季節に悪化―手荒れ 事前の予防が大事
進行性指掌角皮症(手荒れ)は主婦湿疹、手湿疹とも呼ばれ、年間を通して乾燥する季節に悪化しやすい。主婦や指先を使う職業の人に多く、毎…
オストメイトも温泉OK 参加者「うれしいな」―企画ツアーに同行
日本人は温泉が大好きだ。それは、オストメイトといわれる大腸がんや膀胱(ぼうこう)がんなどの病気で、「ストーマ」という人工肛門や人工…
顔半分にへこみ―ロンバーグ病 皮膚のひきつれ、歯の欠損、白斑も
顔の片側が徐々にへこんでいく進行性顔面半側萎縮症(ロンバーグ病)という病気がある。痛みはないが、顔つきが大きく変わってしまう。どの…
危険な高齢者の栄養不足 嚥下力低下も大きな問題
高齢者は肉などの食事を控えた方が良い、というのはもう古い「常識」だ。たんぱく質などをきちんと摂取しないと「低栄養」を招き、病気にな…
血液によるうつ病の補助診断 確率9割に迫るPEA検査
気力や思考力、集中力の減退、不眠や過眠などの症状が続くうつ病。通院患者は増えているが、高血圧や糖尿病のように数値で診断する方法は、…
相談しづらいお尻のかゆみ―肛門掻痒症 温水洗浄の使い方にも注意
肛門の病気を抱え、人知れず悩んでいる人は少なくない。肛門とその周辺にかゆみが生じる肛門掻痒(そうよう)症もその一つだ。便をきれいに…
前立腺がんの放射線療法に新技法 仕事とがん治療を両立
前立腺がんは、高齢化や食生活の欧米化を背景に患者数が急増している。手術支援ロボットによる手術が注目されるほか、2018年6月には、…
高度化する在宅医療 災害時の停電対策が課題
医療の高度化が進むにつれ、酸素の濃縮器を使った人工呼吸器や吸引器、輸液注入ポンプなどの電動の医療機器に支えられて在宅生活を送る患者…
皮膚科で適切な治療を―背中のニキビ マラセチア毛包炎との区別がカギ
背中が大きく開いた服や水着の着用時など、肌の露出度が高いと背中のニキビが気になる。背中に自信が持てるようにするにはどうしたらよいか…
まるで物語の世界―不思議の国のアリス症候群 一過性に生じる幻覚
「不思議の国のアリス症候群」と呼ばれる病気がある。世界的に知られる物語のタイトルを病名にした由来は、主人公のアリスの体が大きくなっ…
進行遅く、除菌療法で多くが治癒 胃の粘膜に発生する胃マルトリンパ腫
胃の悪性腫瘍の一つに、粘膜に発生する「胃マルトリンパ腫」がある。悪性度の低いリンパ腫で、その発症には胃がんの原因にもなっているヘリ…
長寿の秘訣はかみ合わせ 歯並び整え、食事もおいしく
歯の状態はQOL(生活の質)に大きく影響し、健康で生きられる時間を左右する―。長寿のための秘訣(ひけつ)、ポイントは何か。日本臨床…
小まめな休息で予防―VDT症候群 デジタル機器の使用による心身の不調
パソコン(PC)の画面を同じ姿勢で長時間見続けることにより、心身にさまざまな不調が表れる「VDT(ビジュアル・ディスプレー・ターミ…
頭蓋底腫瘍で新手術法開発 全摘出できれば完治も
頭蓋骨は、脳を上から包み込む頭蓋(とうがい)冠と、脳の底を支える頭蓋底に分けられる。この頭蓋底に発生した腫瘍は、下垂体腺腫、転移性…
手術以外の選択肢―腎がんの凍結療法 高齢や合併症ありでも
腎臓にできる腎がんは、高齢化とともに増加傾向にある。手術が難しい患者に対しては凍結療法という選択肢があり、近年普及しつつある。東京…
この症状はいったい何? 患者の不安、疑問にこたえる医師
「10年間にわたって2、3カ月に一度、熱が出る」 「8年間、口の中がぬるぬるしていて気持ちが悪い」 「おなかの痛みがなかなか治らな…
てんかん患者の妊娠・出産 諦めずに計画的な治療を
脳の神経細胞が過剰に興奮して、意識障害やけいれんなどの発作が起こる「てんかん」。乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層で発症し、患者数は…
遺伝子から治療法探る がん遺伝子パネル検査が保険適用に
がんの発生に関連する複数の遺伝子を網羅的に検査して、個々の患者に最適な薬を探す―。そんな医療が保険診療で受けられるようになった。2…
不慣れな育児によるメンタルの不調 長引く場合は相談を
出産後、何もする気が起こらない、突然涙が出るなど、情緒が不安定になる妊産婦は少なくない。「うつ病などの精神疾患とは異なり、一時的な…
スポーツ外傷で多い―急性硬膜下血腫 早めの対応が命を救う
交通事故や高所からの転落による死亡は、急性硬膜下血腫が原因であることが多い。頭を強く打ったことで脳の表面にある血管が切れ、流れ出た…
天気の変化で体調不良―気象病 自律神経が乱れ、めまいや頭痛
ゲリラ豪雨や大型台風、干ばつ、猛暑など、世界的に気候変動に伴う異常気象が多くなり、体の不調を訴える人が増えている。気象病・天気病外…
自閉症スペクトラムで進む薬の開発 信頼関係高めるホルモンに効果
100人に1人以上の割合で見られる「自閉症スペクトラム障害」。発達障害の一種で、他者とのコミュニケーションがうまくできず、特定の物…
「死の病」ではなくなったエイズ 鍵は早期発見、早期治療
12月1日は「世界エイズデー」。かつて「不治の病」といわれたエイズは治療の進歩によって、もはや死の病ではなくなった。しかし、患者が…