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人は寝ないと頑張れない 意識の改革を―睡眠不足症候群
睡眠は、食事や排せつとともに、人間が生きていくために欠かせない。それにもかかわらず、寝る間を惜しんで仕事や勉強に励むことが成果につ…
ぜんそくと血管の炎症に効果 難病「EGPA」に新薬
ぜんそくやアレルギー性鼻炎が治まらず、血液中の好酸球が増加し、次第に血管の炎症で発熱、皮疹、手足のしびれなどを生じる「好酸球性多発…
関心高まる遺伝性乳がん 発症前に乳房の予防的切除も
米国人女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが両乳房の予防的切除を受けたことで関心が高まった「遺伝性乳がん」。聖路加国際病院(東京都中…
深刻化する子どもの近視 スマホなどの長時間使用は避けて
文部科学省の2017年度学校保健統計調査によると、裸眼視力が0.3未満の小学生の割合は8.7%で、1979年度時点と比べて約3倍に…
薬剤過多による頭痛 痛みに敏感になり慢性化
日本では約3割の人に、激しい頭痛発作を繰り返す片頭痛や、身体的ストレスからくる緊張型頭痛があるといわれている。日常生活に支障を来す…
口の中の異常感覚-口腔内セネストパチー 歯科治療きっかけに発症も
セネストパチー(体感異常症)は、実際には異常がないのに異常な感覚を訴える病態で、口腔(こうくう)内に症状が表れるのを「口腔内セネス…
デング熱、狂犬病の警戒も忘れずに リゾートでも病気・感染症の危険 海外旅行先によりワクチン接種を
今年のゴールデンウイークは10連休で、例年以上に海外旅行を楽しむ人も増えるだろう。アフリカのサファリや中南米の高山遺跡のような辺境…
働き盛りに発症のピーク「膵神経内分泌腫瘍」 進化する希少がんの治療法
膵臓(すいぞう)の腫瘍の一種である膵神経内分泌腫瘍(膵NET)は、米アップル社のCEOを務めたスティーブ・ジョブズ氏が発症し、亡く…
母から子に感染―先天梅毒 早期治療が予防のカギ
国立感染症研究所の報告によると、2017年の梅毒の感染者が44年ぶりに5000人を超えた。中でも20歳代を中心とした女性の感染が増…
健診では見つからない「隠れ糖尿病」 食後の血糖値上昇に注意
健康診断では異常がないのに、実際には糖尿病を発症している人が少なくないことが指摘されている。こうした「隠れ糖尿病」を見つけるには、…
親指や手首に激痛 手指の腱鞘炎「ドケルバン病」
手首に激痛が走り、動かすのもつらくなる「ドケルバン病」。元AKB48の川崎希さんが出産後に手の激痛を訴え、この病気と診断された。近…
10代の発症も-前立腺炎 根気よく治療の継続を
前立腺炎は、中年以降に発症しやすい前立腺肥大症や前立腺がんとは異なり、10代後半から発症する。命に関わる病気ではないが、慢性の場合…
歯を抜かずに症状悪化 誤解が多い矯正治療
歯並びや歯のかみ合わせに悩む人は多い。しかし、歯の矯正に関しては誤解が付きまとう。矯正というと、歯を抜かない治療だと思い込んでいる…
血液ドロドロで脳梗塞の危険も 赤血球が増える真性多血症
頭痛、耳鳴り、白目が充血、顔が赤い、だるい、全身がかゆいなどの症状が見られたら、赤血球が異常に増える真性多血症かもしれない。血液が…
肺の難病「特発性肺線維症」 新薬の登場で延命効果も
「特発性肺線維症」(IPF)は、肺の組織が厚く硬くなり、肺が十分に膨らまなくなることで、次第に呼吸機能が低下し、呼吸不全に至る難病…
耳がふさがったような違和感 背景に急激な体重減少-「耳管開放症」
耳がふさがったような感じがする、自分の声や呼吸の音が耳に大きく響く、といった症状が長引くようであれば、耳管開放症かもしれない。「人…
腸動かす細胞が無い「ヒルシュスプルング病」 多くは生後すぐに診断
腸と脳は密接な関係があり、脳は神経を介して伝えられた情報を基に、消化を促進させたり排便を促したりしている。ヒルシュスプルング病は、…
症状無くてもご用心 高齢者に多い結核
厚生労働省は、2016年に国内で新たに発症した結核患者1万7625人のうち59%が70歳以上だと報告している。「高齢者は結核の症状…
生活習慣病のアプローチに認知行動療法 目標達成で自信につなげる
高血圧や脂質異常症、肥満などは生活習慣が原因で起こることが多い。治療には食習慣や運動習慣の改善が重要だが、実行は難しく、長続きしな…
便失禁治療に広がる選択肢 1人で悩まず受診を
自分の意思に反して、または無意識に便が漏れてしまう「便失禁」と呼ばれる症状を持つ人は、日本で500万人以上と推計されている。多くの…
スキンケアは3分以内で 皮膚科専門医に心得を聞く
企業の新入社員になったり、大学に進学したりして本格的にお化粧を始めた女性も多いだろう。化粧品に関する情報はあふれているが、注意しな…
不妊症の半分は男性に原因 ストレスや晩婚化が影響
不妊症といえば、女性に問題があるかのように受け取られる時代が続いてきた。しかし、世界保健機関(WHO)の報告によると、不妊症の48…
成長期に多いかかとの痛み-シーバー病 過度なスポーツ活動が引き金にも
成長期の子どもが運動後にかかとの痛みを訴えることがある。「かかとの骨を踵骨(しょうこつ)と言います。痛みの原因疾患として第一に考え…
50代から表れる大人の斜視 我慢せず検査を
物を見るとき、左右の視線が同じ方向に向かわず、片目が別の方向にずれている状態を斜視という。子どもの頃に表れることが多いが、50、6…
背骨や腰に激痛も 男性に多い強直性脊椎炎
強直性脊椎炎(AS)は腰や首など背骨をつなぐ靱帯(じんたい)や、腱(けん)が骨に付く部位に炎症が起こり、進行すると靭帯が骨のように…