堤治 医師 (つつみおさむ)

山王病院

東京都港区赤坂8-10-16

  • リプロダクション・婦人科内視鏡治療センター
  • 病院長

産婦人科 産科

専門

不妊症、子宮内膜症・子宮筋腫、生殖医療、婦人科内視鏡手術

堤治

堤治医師は東京大学医学部産婦人科教授を経て、2008年4月から山王病院院長に就任。東宮職御用掛として、雅子妃殿下のご出産を担当。生殖医療全般を広く行う国内の不妊治療における専門家であり、なかでも子宮内膜症や子宮筋腫に対する診察と内視鏡手術に多くの症例を持つ。子宮内膜症の治療や環境ホルモンにも詳しい。妊娠・出産の喜びを共有するために分娩にも立ち会うほか、産婦人科全般に関するセカンドオピニオンも行う。自身のホームページやブログで女性に医療に関する情報を発信、講演会を開くなど女性医療の啓発にも力を入れている。著書も多数。

診療内容

堤医師が院長をつとめる山王病院は、1937年の創設以来、全室個室で温かいサービスと高度な医療を提供するプライベートホスピタルの先駆的な存在としてその歴史を築いてきた。全科をバランスよく揃え、各分野において高い専門性を持った医師やスタッフがさまざまな多くの疾患に対応しているのが特長だ。治療に当たり堤医師は「まずは患者様の望むことを明確にすることが重要」という。こうした考えに基づき、丁寧な説明を行って、考えられる療法を提示、リスクも含めた理解を得たうえで、患者とともに治療法を決定している。
同院の「リプロダクション・婦人科内視鏡治療センター」では産婦人科を中心としたセンター医療が行なわれ、不妊治療もここで実施されている。
子宮筋腫・子宮内膜症。子宮筋腫は婦人科で扱う疾患のなかで最も頻度の高いもののひとつで、手術療法としては子宮全摘術による根治手術と筋腫核出による保存手術があり、手術以外にはホルモン療法や子宮動脈塞栓術などがある。
以前は40代以降の女性が多く患い、根治のための全摘手術をすることが多かったが、最近では20代や30代の女性の患者が増え、子宮温存が必要なケースが増加した。子宮内膜症も増加の一途をたどり、疼痛や不妊の原因となり、女性のQuality of lifeに悪影響を与えている。
堤医師は「患者様が何を望んでいるのか、まずはそれを明確にすることが大切だ」と話す。患者自身が療法を決定できるよう、選択肢となる療法を提示したうえで、それぞれのメリットやデメリットをきちんと説明し、患者とともに療法を決定していくことを心がけているという。
子宮筋腫の手術法も全摘、核出ともに内視鏡(腹腔鏡)を用いた、低侵襲手術を採用している。子宮内膜症の腹腔鏡手術では可能な場合は3mm細径でより侵襲の少ない手術をめざしている。

医師プロフィール

1950年 埼玉県秩父生まれ
1976年 東京大学医学部医学科卒業
1980年 東京大学医学部産科婦人科教室 助手
1983年 東京大学大学院医学系研究科博士課程修了
1987年 東京大学医学部産科婦人科教室 医局長
1994年 東京大学医学部産科婦人科学教室 助教授
1999年 東京大学医学部附属病院分院産科婦人科講座 教授
2001年 東京大学医学部附属病院産科婦人科学教室 教授
2008年 医療法人財団順和会山王病院 院長・国際医療福祉大学院教授