医師の紹介
全ての腹腔鏡手術は内視鏡技術認定医である西井医師の統括のもと安全に行われている。
性感染症(ヘルペス感染症)については、我が国でも最先端の診断技術を導入し診断・治療を行っている。
診療内容
子宮内膜症や卵巣腫瘍、卵管水腫の不妊症などでは、手術前日に入院し、手術後3日前後で退院となる。難易度の高い重症の子宮内膜症の症例では、入院期間は若干長くなることもある。子宮筋腫に関しては、子宮を温存する場合には、腹腔鏡下子宮筋腫核出術を行う。ただし、子宮筋腫が多発している場合や子宮筋腫が大きな場合は、皮膚切開創を約4~5cmとする腹腔鏡補助下子宮筋腫核出術により筋腫核を核出する。腹腔鏡補助下子宮筋腫核出術の場合でも、術後早期の社会復帰は可能となる。子宮を残す必要がない場合は、可能な限り腹腔鏡下子宮全摘術の適応となるが、子宮の大きさによっては開腹手術となり、術後5日前後の退院となるが個人差があるので担当医と要相談。
専門外来では不妊外来を設けており、不妊症・不育症などの検査と治療を行っている。卵管性不妊症の原因となる性器クラミジア感染症は、子宮頸管に感染後、子宮内膜、卵管へと上行性に感染することにより発症する。多くは無症状だが一部は持続感染となり卵管閉塞や卵管周囲の癒着などを引き起こし不妊症となる。我が国の性器クラミジア感染症の発生頻度は2003年から減少傾向にあるものの、最も発生頻度が高い性感染症である。特に若年者の感染率が高く、将来の不妊症を予防するために、早期に発見し早期に治療することが重要。
医師プロフィール
1981年6月 東京大学医学部附属病院分院産婦人科研修医
1983年10月 東京都立築地産院研究員
1984年4月 東京大学医学部附属病院分院産婦人科文部教官助手
1989年4月 東京大学医学部附属病院分院産婦人科医局長
1997年11月 Bourn Hall Clinic(イギリス)研修
1998年5月 国立習志野病院産婦人科厚生技官
1999年2月 東京大学医学部附属病院分院産婦人科講師、病棟医長
2001年4月 東京大学医学部附属病院女性外科講師
2001年10月 東京大学医学部附属病院女性診療科・産科講師
2003年11月 帝京大学溝口病院産婦人科助教授
2008年4月 帝京大学溝口病院産婦人科教授
「性感染症」を専門とする医師
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荒川創一 医師 (あらかわそういち)
三田市民病院
泌尿器科 院長
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石地尚興 医師 (いしじたかおき)
東京慈恵会医科大学附属病院
皮膚科 診療副部長 教授
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岩破一博 医師 (いわさくかずひろ)
京都府立医科大学附属病院
産婦人科 診療副部長、准教授
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大里和久 医師 (おおさとかずひさ)
大里クリニック
内科、皮膚科 院長
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尾上泰彦 医師 (おのえやすひこ)
プライベートケアクリニック東京
性感染症科、梅毒内科 院長
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川名敬 医師 (かわなけい)
日本大学医学部附属板橋病院
産婦人科 主任教授、教育診療部長
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澤村正之 医師 (さわむらまさゆき)
新宿さくらクリニック
泌尿器科 院長
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広瀬崇興 医師 (ひろせたかおき)
JCHO北海道病院
泌尿器科 副院長
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古川恵一 医師 (ふるかわけいいち)
総合病院 国保旭中央病院
感染症センター センター長
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三鴨廣繁 医師 (みかもひろしげ)
愛知医科大学病院
感染症科 主任教授
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山中晃 医師 (やまなかこう)
新宿東口クリニック
院長