明樂重夫 医師 (あきらしげお)

明理会東京大和病院

東京都板橋区本町36-3

  • 婦人科
  • 病院長

産科 産婦人科

専門

生殖医学(子宮内膜症・子宮筋腫や生殖内分泌を中心)、婦人科良性疾患の内視鏡・ロボット手術、骨盤臓器脱

明樂重夫

 明樂重夫医師は子宮内膜症や生殖内分泌などの生殖・女性医学、腹腔鏡やロボット手術を中心とした婦人科手術、女性骨盤底再建などの骨盤底医学が専門で、これまで国内外において数多くの研究発表や講演をしてきた。子宮内膜症では卵巣チョコレート嚢胞や深部子宮内膜症の腹腔鏡手術のスペシャリストであり、患者さんのライフステージに応じた治療法をホルモン療法と組み合わせて選択している。また、骨盤臓器脱では我が国における仙骨腟固定術の発展に尽力し、低侵襲で効果の高い腹腔鏡・ロボット手術を開発してきた。
 専門としている分野は患者さんの生活背景、年齢、症状、挙児希望や合併症の有無などで薬物療法から手術療法まで最善の治療法は異なってくるので、エビデンスに基づいた最新の治療法を患者さんに個別化して提示し、十分なインフォームドチョイスが実現するよう心がけている。その上で当院の腹腔鏡・子宮鏡技術認定を有する5名の婦人科スタッフと共に高いレベルのチーム医療を実践している。
2001年、日本産科婦人科内視鏡学会 学会賞受賞。
2021年、アジア産婦人科内視鏡学会、日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会会長
2023年、世界産婦人科内視鏡学会で深部子宮内膜症手術に関する招請講演

診療を受けるには

明樂医師の外来は月曜の午前で、予約が基本。紹介状の用意が望ましい。

医師プロフィール

1983年 日本医科大学医学部 卒業
1987年 日本医科大学大学院 修了
1988年 アメリカ、オハイオ州立大学産婦人科、生理・薬理学教室留学
1992年 東京都保険医療公社東部地域病院婦人科医長
1994年 日本医科大学産婦人科助手
1996年 同、講師
2003年 同、准教授
2011年 同、教授
2022年4月 明理会東京大和病院 病院長

所属学会

医学博士
日本産科婦人科学会専門医・指導医、日本生殖医学会専門医・指導医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医、日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医・指導医、da vinci certificate

主な著書

『骨盤臓器脱の腹腔鏡手術 ー仙骨腟固定術を中心にー』 (明樂重夫編著、2015年メジカルビュー)
『子宮内膜症・子宮腺筋症 ー診断アトラス&新たな治療戦略ー』 (分担、2021年中山書店:監修大須賀穣、編集甲賀かをり)
『腹腔鏡手術スキルアップ・シリーズ』1. 産婦人科基礎編』(明樂重夫著、2008年ベクトルコア)
『腹腔鏡手術スキルアップ・シリーズ』2. 産婦人科実践編』(明樂重夫編著、2008年ベクトルコア)

医師発信欄

(更新日:2023年6月8日)

同じ疾病を専門とする医師一覧