市原淳弘 医師 (いちはらあつひろ)

東京女子医科大学病院

東京都新宿区河田町8-1

  • 高血圧・内分泌内科
  • 主任教授、診療部長

内分泌科・糖尿病 内科 内分泌内科

専門

高血圧、内分泌疾患

市原淳弘

高血圧や内分泌疾患を診る専門医として数々の実績を重ねてきた国内屈指の存在。先進的医療である「血管を標的とした生活習慣病診療」に取り組み、年に一度の血管柔軟性や臓器障害の測定・評価を実施。高血圧を「管理する」から「治療する」病気に変える挑戦を続けている。併せて、企業との連携で減塩食の開発に携わったり、市民向けの講座を開いたりと、様々な活動を展開。メディアでも数多く取り上げられ、反響を呼ぶ。患者の心身を力強く支える名医として多くの信頼を集めている。

診療内容

市原医師が主任教授としてリードする同院の高血圧・内分泌内科は、日本でも数少ない「高血圧」を専門に診る内科であると共に、国内大学唯一の内分泌センターの内科部門で、経験豊富なスタッフによって高血圧症と内分泌疾患の診療を行っている。
高血圧の9割は原因不明の本態性高血圧であり、残りの1割は腎臓やホルモンの異常によって起こる二次性高血圧と言われている。まずはどちらのタイプの高血圧なのかきちんと診断し、その原因に合った治療法を行っていく。また、市原医師は、先進的医療である「血管を標的とした生活習慣病診療」を行う「血管内科医」でもある。
「血管を標的とした生活習慣病診療」とは、高血圧をはじめとする生活習慣病の診療において、血管の状態(動脈硬化など)を定期的に観察し診療に反映させていく考えであり、市原医師はその発信源である慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科在籍時より、この診療法に取り組んできた。
血圧値だけでなく血管の硬さや柔軟性を観察するために、初診時と、その後年に1回、測定・評価を実施している。毎年の結果を通知表のように積み重ねることで血管の状態や変化を確認し、治療に反映させていくものである。また、多くのケースで降圧薬を処方するが、心疾患がある場合・腎障害がある場合など合併症の有無や種類を踏まえ、臓器保護という観点からも薬を選択。患者ごとの治療戦略をしっかり練っていく。
市原医師は次のように述べている。「近い将来には、高血圧を根本から治す新しい治療法が普及していく可能性も出てきました。高血圧を『管理する』から『治療して治す』病気へと変えるべく、私たちも挑戦を続けていますので、患者さんも希望を持って一緒に治療に取り組んでいきましょう」

医師プロフィール

1986年 慶應義塾大学医学部 卒業
1986年 4月慶應義塾大学病院内科 研修医
1995年 米国Tulane大学医学部 留学
1997年 米国Tulane大学医学部 講師
2003年 慶應義塾大学医学部 腎臓内分泌代謝内科 助手
2007年 慶應義塾大学医学部 抗加齢内分泌学講座 講師
2009年 慶應義塾大学医学部 抗加齢内分泌学講座 准教授
2011年 4月東京女子医科大学 内科学(第二)講座 主任教授

「高血圧」を専門とする医師