中村雄作 医師 (なかむらゆうさく)

近畿大学医学部堺病院

大阪府堺市南区原山台2丁7-1

  • 神経内科
  • 教授

神経内科 内科

専門

痙性斜頚、書痙や振戦などの不随意運動の解析とボツリヌス毒素治療。脳卒中後遺症などによる痙縮へのボツリヌス治療。経頭蓋的磁気刺激によるパーキンソン病、脊髄小脳変性症などの研究・治療、パーキンソン病、多発性硬化症、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症などの神経難

中村雄作

痙性斜頸、眼瞼痙攣、顔面痙攣の診療・治療に詳しい医師。日本神経治療学会がまとめた治療のガイドライン「標準的神経治療:片側顔面痙攣」および「標準的神経治療:ボツリヌス治療」では執筆者に加わるなど、痙性斜頸や片側顔面痙攣などの不随意運動症の診療に精通した医師である。これら疾患に対するボツリヌス療法の実績も豊富にもつ。脳卒中後遺症や痙性対麻痺などによる痙縮へのボツリヌス治療への治療についても積極的に取り組んでいる。磁気刺激療法などの新しい治療法の開発研究にも取り組むほか、神経難病の診断、治療から在宅診療まで責任を持った診療を目指している。日常の診療に加え、学会発表も盛んに行っている。

診療内容

中村雄作医師は、日本神経治療学会による「標準的神経治療:片側顔面痙攣」および「標準的神経治療:ボツリヌス治療」ガイドラインにおいて執筆者に加わった実績もある、痙性斜頸や片側顔面痙攣などの不随意運動症の診療に精通した医師である。同院の神経内科の特徴の一つは、眼瞼・顔面痙攣、痙性斜頚などへのボツリヌス治療専門外来を行っている点である。ボツリヌス療法を始めるにあたっての注意点について、中村医師は次のように話す。「少なくとも3~4回の治療回数が必要であることを患者さんに説明しています。また、痙性斜頸における注射の際は、筋電図を用いて正確な注射をするようにしています」。 片側顔面痙攣の治療法について「近年ボツリヌス毒素療法および手術療法が確立されています。現在、効果および安全性の面から、第一選択としてボツリヌス毒素療法が試みられています」と中村医師は述べる。一方、中村医師によれば、片側顔面痙攣への薬物療法は確立した有効性の高い治療法ではないとされながら、日本では現在も第一選択として行われることが多いという。「薬物療法については確立された治療薬剤がある訳ではありません。効果が十分でなく、眠気やだるさなどの副作用への注意が必要です。そのため、まずボツリヌス毒素療法や手術療法を勧め、薬物療法はボツリヌス毒素療法や手術療法の禁忌や希望されない場合が適応となります」
また、最近認可された痙縮へのボツリヌス治療では、リハビリなど併用した治療法の開発研究にも取り組でいる。ボツリヌス治療とリハビリの併用により、高い治療成績を上げている。

医師プロフィール

1978年4月 鳥取大学医学部 卒業
1978年7月 大阪大学第二内科
1988年7月 近畿大学医学部神経内科医学部講師
2003年11月 近畿大学医学部堺病院神経内科教授

「片側顔面痙攣・三叉神経痛」を専門とする医師