松浦哲也 医師 (まつうらてつや)

徳島大学病院

徳島県徳島市蔵本町2-50-1

  • 整形外科(脊椎関節機能再建外科)
  • 特任教授/副科長

整形外科 外科

専門

スポーツ医学

松浦哲也

松浦哲也医師は小・中・高校生の野球選手の治療が専門。大会現場に出向き、毎年1,800名あまりの小学生選手に、問診(学年、ポジション、野球歴、疼痛の有無等)、診察(可動域、圧痛、ストレス痛)、エコー検査(離断性骨軟骨炎の有無)などを行っている。「野球肘」の診療経験は豊富で、超音波、X線、CTといった画像診断装置を駆使して、的確な診断をもとに治療している。発育期の自然修復力をいかした保存療法が治療の主体であり、手術する場合には侵襲の少ない関節鏡手術を多用している。

診療内容

野球肘を代表する疾患に、離断性骨軟骨炎がある。離断性骨軟骨炎は、発育期に発生する障害で、保存療法か手術のいずれを選択する。また、手術をするならどの方法を選択するのかといった、判断の難しい症例が多い。松浦医師はこれまで1,000例近くの診療に携わってきた経験をもとに、的確な診断・治療を行っている。特筆すべきは、保存療法での治療成績で、初期であれば90%以上を修復に導いている。治療の主体は、投球中止を主体とした局所安静で、ギプスや装具の類は使用していない。修復例のほぼ全例が、症状なく野球に復帰しており、再発も無い。保存療法で修復しなかった症例や、すでに進行してしまっている症例では手術を行っており、これまでに300例程度の経験がある。手術は侵襲の少ない関節鏡視下手術を多用しており、90%以上が症状なく元のレベルへの復帰を果たしている。松浦医師は「手術器具等の改良もあって、現在では手術をしてもほとんどが現場復帰できるが、保存的に治った症例の治療成績には劣る。たとえ障害になったとしても、保存療法で治る確率の高い初期で発見できるようなシステムが必要だ」として、同院のスポーツグループでは検診活動に力を入れているという。

医師プロフィール

1993年 徳島大学医学部 卒業
2002年 徳島大学助手、病院
2003年 米国ピッツバーグ大学留学
2005年 帰国
2008年 徳島大学病院整形外科 講師
2014年7月 徳島大学病院整形外科 准教授
2017年10月 徳島大学病院整形外科(脊椎関節再建機能外科)特任教授

「スポーツ整形外科」を専門とする医師