肺炎は、肺内に病原体が侵入し、そこで定着してふえ、肺に炎症を起こさせることにより発症します。
肺炎にはさまざまな分類法があります。病原体に感染した場所によって分類する場合には、町中で感染を受け肺炎になったものを市中肺炎と呼び、入院してから感染し発症したものを院内肺炎といいます。
また、胸部X線画像の所見や病状から
細菌性肺炎と
非定型肺炎に分け、病原体が確認できない場合には経験的に予測される原因となる菌を想定して治療することが一般的におこなわれています。
(執筆・監修:順天堂大学大学院医学研究科 准教授〔呼吸器内科学〕 佐藤 匡)
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