ウイルス性肝炎(E型肝炎およびA型肝炎を除く)〔ういるすせいかんえん(いーがたかんえんおよびえーがたかんえんをのぞく)〕

 ウイルス感染を原因とする急性肝炎(B型肝炎C型肝炎、その他のウイルス性肝炎)です。慢性肝疾患、無症候性キャリア、およびこれらの急性増悪(ぞうあく)例は感染症法で定めるウイルス性肝炎には含めません。
 血液、精液などの体液中にあるウイルスとの接触により感染するので、感染者からの輸血、感染者との性行為、コンタクトスポーツなどが感染リスクとなります。母親が感染していると、母子感染のリスクがあります。
 潜伏期は、B型肝炎では約3カ月間、C型肝炎では2週間から6カ月間です。
 病型としては、黄疸(おうだん)を伴う定型的急性肝炎のほかに、顕性黄疸(皮膚やしろめが黄色くなる)を示さない無黄疸性肝炎、高度の黄疸を呈する胆汁うっ滞性肝炎、急性肝不全症状を呈する劇症肝炎などがあります。
 小児や一部の成人では、慢性化したり無症候性キャリアとなり、将来肝臓がんになるリスクが高まるため注意が必要です。
 B型肝炎はワクチン接種による予防が可能であり、わが国では2016年4月以降生まれてくるすべての乳児を対象として、B型肝炎ワクチンの定期接種がおこなわれています。
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