突発性発疹〔とっぱつせいほっしん〕 家庭の医学

 ヒトヘルペスウイルス6、7型の感染により起こる発熱性発疹性疾患です。
 乳幼児期、特に生後6~18カ月の間にかかることが多く、突然、高熱で発症し、不きげんになり、頭部の大泉門(額上部の骨と骨のつなぎ目)がふくらむことがあります。発熱は3日ほど続き、解熱前後から小さな紅斑(こうはん)や紅色丘疹が出現します。まれに脳炎を合併することがあります。

【参照】子どもの病気:突発性発疹

(執筆・監修:熊本大学大学院生命科学研究部 客員教授/東京医科大学微生物学分野 兼任教授 岩田 敏)
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