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正しい食用油脂の取り方=「植物油」偏重は要注意
私たちの食生活に「油(食用油脂)」は欠かせない。だが、どんな油を取ればいいのか。女子栄養大学栄養学部(埼玉県坂戸市)の川端輝江教授…
家族が陥りやすい「介護うつ」=サービス利用で「手」増やして
高齢化の進行で、介護を行う人の数が急増している。その負担は大きく、自宅で介護をしている人の4人に1人は「介護うつ」ともいわれている…
認知症高齢者が笑顔に=子どもパワーでQOL維持
最近、健康との関係で関心を呼ぶ笑いは、認知症の高齢者にとっても大きな支えとなる―。ある小規模デイサービス施設での取り組みが、注目さ…
いつまで? やめさせるには?=気になる子どもの指しゃぶり
指しゃぶりは多くの子どもに見られる。好奇心が芽生える頃には自然に治まるが、小学生になっても続いて、悩んでしまう親も少なくない。大野…
成長に合わせた指導を=投球障害肩の予防など
子どものスポーツは、発育や発達に合わせた指導が必要だ。特に、けがや故障の予防には親と指導者の協力が欠かせない。野球の投球障害肩の予…
「一人酒」はアルコール依存症の要注意サイン=患者への望ましい対応は―成瀬暢也埼玉県立精神医療センター副院長
アルコール依存症患者は国内で約5万人が治療を受け、推計では100万人を超す。過剰飲酒を繰り返す予備軍も多く、本人や周りの家族らが早…
結核は早期発見でまん延防止=薬が効かない新たな結核菌も
明治時代から「国民病」と呼ばれ、戦後も1950年まで死因第1位だった結核。薬で治療が可能となったが、世界ではいまだに結核が猛威を振…
筋肉の硬さとは無関係?=デスクワーカーの肩凝り
厚生労働省の2010年の国民生活基礎調査によると、日本人女性の自覚症状で最も多いのが「肩凝り」(約13%)。デスクワーカーを悩ませ…
予想上回る発症の可能性=乳児の亜鉛欠乏症―京大
カルシウムやナトリウムなどのミネラルは生命の維持に欠かせない元素だ。中でも亜鉛は「微量元素」と呼ばれ、不足すると味覚異常や皮膚炎な…
臍帯血、安易な投与に注意=美容、アンチエイジング
妊婦の胎盤と胎児をつなぐへその緒(臍帯=さいたい)に含まれる血液は、胎児側の胎盤とともに赤血球や白血球など血液細胞を生み出す造血幹…
口唇口蓋裂は早期の対処を=手術回数減らす最新治療も
子どもが唇や口の中の上顎が裂けて隙間ができた状態で生まれてくる口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)。先天的な異常によるもので、日本人…
発症に男女の差ない水虫=症状出ない冬期も治療を
国民の5人に1人がかかっているとされる「水虫」。強いかゆみや皮のめくれ、水疱(すいほう)などに悩まされている人も多いはずだ。男性…
10代選手の低体重と無月経、一生を左右=東大病院「女性アスリート外来」の能瀬さやか医師
女性アスリートには特有の健康問題がある。月経周期の異常や骨密度の低下、利用可能エネルギー不足などが代表例で、厳しいトレーニングや行…
RSウイルス感染症に注意=呼吸困難、ぜんそく悪化も
冬場に注意すべき感染症の一つがRSウイルス感染症。RSは「respiratory syncytial(呼吸器系合胞体の)」の頭文字…
【最終回】「魅力的な選択肢」になるために =弁護士会医療ADRの課題と未来
2007年4月の「裁判外紛争解決手続の促進に関する法律」(ADR法)施行から10年が経過した。これまで認証を取得した民間ADR機関…
長引く症状、検査でも原因不明=身体表現性障害の可能性も
身体表現性障害は、身体的な異常は無いのにさまざまな体の不調に悩まされる精神疾患の一つだ。男性よりも女性に多く、若年層から中高年層ま…
命の危険もある「脳振とう」=スポーツ時の頭のけがに注意
2020年の東京五輪・パラリンピックを控え、スポーツへの関心が高まっている。だが、スポーツにはけがのリスクがあり、中でも頭部の外傷…
認知症によって食行動が変化=病気の理解で介護負担も軽減
認知症は、脳の萎縮によって認知機能などに障害が起きる病気の総称で、障害の起きる脳の部位によってさまざまな症状の違いが見られる。食行…
パソコンやスマホを見る姿勢に注意=首や腕の痛み、頸椎椎間板ヘルニア
腕や肩に痛みやしびれなどが表れる頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアは、働き盛りの年代を襲う。多くは、首の骨を構成している頸椎の間にある…
摂食障害、家族の理解が重要=治療環境を整える大きな役割
摂食障害には「拒食症」「過食症」「過食性障害」などがあり、いずれも仕事や人間関係のストレスなどが引き金となる。治療には、ストレスの…
長時間のスマホ、7割超疲れ取れず =対策カギは「レクリエーション」
最も長時間使用するデジタル機器はスマートフォン(スマホ)で、8時間以上と答えた人の7割超は疲れが取れないと感じていることが、健康…
1年通じ注意が必要=高齢者の脱水症-髙瀬義昌医師
熱中症を警戒しなければならない暑い夏が過ぎ、ひと安心した人も多いだろう。しかし、高齢者の場合、そう考えるのは早計だ。東京都大田区を…
「木村病」を知っていますか?=青壮年期の男性に多い顔の腫れ
病気には発見者の名前が付くことがあり、有名なところでは「アルツハイマー型認知症」、国内でも甲状腺に起こる慢性の炎症疾患の「橋本病…
肝硬変・肝がんを予防する=ウイルス性以外の障害に注意
肝臓は、栄養物の合成・貯蔵やアルコールなどの有害物質の分解、解毒、胆汁の分泌など生命活動に欠かせない役割を担う臓器だ。しかし、機能…
膵臓がんは、難治性の代表=見つかれば、直ちに専門医へ
検診の拡大や治療法の進歩で生存率が大きく改善されたがん。しかし臓器ごとに見れば、まだまだ厳しい問題が残されているものもある。中でも…