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免疫細胞活性化に乳酸菌関与 =マウス実験で評価―仏パスツール研
仏パスツール研究所のジェラール・エベール教授 乳酸菌が細胞外に作り出す菌体外多糖(EPS)が、腸内で免疫細胞を活性化させることが、マ…
寄生虫で難病を治療=18年から安全性試験開始
免疫活動は、体外から侵入した有害な細菌などを排除する重要な働きだ。生きていく上で欠かせない役割を果たす一方で、過剰な反応は潰瘍性大…
経験豊富な専門医に相談を=「性同一性障害」の治療
肉体の性と心の性を一致させることができない状態を、医学的に「性同一性障害(GID)」と呼ぶ。肉体の性に対する不快感、生活上あらゆる…
「酒さ」の意外な治療法=口腔ケアで症状を緩和
顔面に赤みが出る「酒(しゅ)さ」。中高年に多く見られ、症状が進行すると、両頬が赤くなったり、鼻が赤くでこぼこになる鼻瘤(びりゅう)…
失明原因にもなる強度近視=進行抑える研究に進展も
近視や強度近視の人は世界中で増えており、2050年には約47億6000万人が近視に、9億4000万人が強度近視になるという予測があ…
子どもの2型糖尿病に注意=親子の食習慣で発症を予防
20年ほど前から、肥満による子どもの2型糖尿病が増加している。「その背景には家庭の食習慣の問題があります」と、東京女子医科大学糖尿…
早期治療で視力の維持や改善も=ゆがむ、ぼやける―加齢黄斑変性
物がゆがんで見えたり、視野の中心が暗くて見えにくくなったりする加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)は、高齢者を中心に年々、患者数…
ノロウイルスの季節=下痢や嘔吐、基本は手洗い
毎年冬を中心に多くの感染者を出すノロウイルス。食中毒の一つとして知られ、家族や友人が集まっての会食や新年会などが多い正月以降は特に…
下痢や腹痛伴う潰瘍性大腸炎=難病でも早期治療で症状緩和
「潰瘍性大腸炎」の患者が増加している。厚生労働省指定の難病だが、近年は治療法の進歩により、難治性の場合でも普通に日常生活が送れるよ…
進歩する放射線がん治療=メリットは患者の負担減
放射線療法は、抗がん剤などによる化学療法と外科治療(手術)と並んで「がんの3大療法」といわれる。X線などの放射線を主要部に放射し、…
のんびりしていて大丈夫?=意外に多い「2人目不妊」
1人目を出産後、子育てに少し余裕ができたからもう1人と願っても、なかなか妊娠しないケースが増えている。大谷レディスクリニック(神戸…
妊婦のアナフィラキシーに注意を=胎児にも低酸素血症などのリスク
短時間に全身にアレルギー症状が出るアナフィラキシーは、重篤な場合、生命に危険が及ぶこともある。特に妊婦が起こすと、母体だけでなく胎…
イヌ、ネコも「メンタル」になる=ペット病めば、飼い主ショック
「理由もなくほえたり、かみついたりする」「突然決まった場所で排せつしなくなった」―。飼い主の家族と同じ存在のイヌやネコが突然理解で…
地域の「がんナビゲーター」全国展開を =日本癌治療学会が認定制度改訂、相羽惠介・制度検討WG委員長に聞く
がん患者の大きな悩みの一つに、がんに関する的確な情報の入手の難しさが挙げられる。全国の「がん診療連携拠点病院」には相談窓口の「がん…
ちゃんとおしっこ出てますか?=出方が悪くなったら検診を
「最近、トイレが近くて困るよ」「ほんと、おしっこの出も悪くなったし」。初老を迎えた男性が集まると、そんな話題が出てくるもの。40歳…
「うっかりドーピング」で選手生命危機=頼りは専門家の認定薬剤師
2015年、ロシアの国ぐるみのドーピングが発覚し、スポーツ界に大きな衝撃を与えた。16年のリオデジャネイロ・オリンピックでは同国の…
「微小血管狭心症」とは =更年期女性の胸痛の原因
狭心症は一般に、冠動脈という太い血管が狭くなっているところに、階段の上り下りなどの運動によって心筋に血液が行き渡らなくなり、発作…
インフル厳戒、手洗い徹底を=流行のピーク控え、ワクチン出遅れ懸念
突然の高熱やせき、鼻水、吐き気、全身の倦怠(けんたい)感などに襲われる季節性インフルエンザ。日本では例年12月から流行のシーズンに…
元気なうちにワクチンで予防を=50歳以上で急増する帯状疱疹
50歳以上の人に帯状疱疹(ほうしん)予防の目的で水痘(すいとう=水ぼうそう)ワクチンを接種することが承認され、日本でも欧米並みの帯…
休眠中の原始卵胞を活性化 =早発閉経の新治療法「IVA」
40歳未満の女性が排卵障害によって不妊になる「早発閉経」は、100人に1人が発症するといわれる。これまでは第三者からの卵子提供に…
子どもの意識変え、社会を変えるがん教育を =現場の言葉で伝えたい―林和彦東京女子医大がんセンター長
「がん教育」に取り組む小・中・高校が少しずつ増えている。東京女子医科大学がんセンター長の林和彦教授は、外部講師として授業に出向き、…
繰り返す子どもの発熱 =PFAPA症候群とは
子どもは風邪を引くと、へんとうが腫れて熱を出しやすい。しかし、学校生活に影響が及ぶほど周期的に高熱が出て、病院で処方される抗菌薬で…
(フレイルを防ぐ・上)心や社会性の「虚弱」も =体の衰えだけではない
日本老年医学会は、高齢者の要介護状態を減らす目的で「フレイル」という概念を提唱している。英語の「Frailty(フレイルティー、…
(フレイルを防ぐ・下)市民主導のフレイルチェック =衰え自覚させ、改善意識誘う
フレイルは、健康と要介護の中間に位置し、社会性や運動能力、かんだり飲み込んだりする機能が少し衰えてきている状態を指す。自分のフレ…
子どもの受動喫煙防止の徹底を=東京、来春から新条例施行
たばこの煙が健康に有害なのは常識。だが、禁煙対策に取り組む専門家は「被害の深刻さに対する一般の理解はまだ不十分だ」と言う。特に、…