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被災地の病院は医療機能の自己評価を DMAT「司令塔」の提案【南海トラフ災害医療・上】
東日本大震災から7年がたつ今、医療関係者の間で南海トラフ巨大地震への危機感は高まる一方だ。被災地の病院は深刻な被害を受ける恐れがあ…
陥りやすい無謀な飲酒 急性アルコール中毒
お花見に歓送迎会など、春は何かと飲み会の多いシーズン。酒の席が盛り上がってくると、つい湧き起こる「一気」コール。その結果、急性アル…
生活の質低下、つらい便秘 大腸がんが原因の場合も
便秘は、食事量や運動量の減少による腸のぜん動運動の低下、大腸がんなど他の病気、服用している薬剤の影響などによって起こる。「10代…
仕事や趣味、日常の時間を少しでも長く―高齢者の肺がん、生活機能重視の治療を 東京都健康長寿センターの山本寛・呼吸器内科部長
肺がん患者の大半は高齢者だ。完治が困難な場合、多くの人は単なる延命治療を望まない。東京都健康長寿医療センター(東京都板橋区)の山本…
小脳トレーニングでリハビリ 片頭痛関連めまいの治療
めまいと頭痛はいずれも診断が難しく、治りにくい疾患。ふらつきや痛みに耐えながら、日常生活を送る人は多いが、国立病院機構東京医療セ…
突然、片目が見えず 脳梗塞前兆の一過性黒内障
突然幕が下りたように片方の目が見えなくなる―。こうした症状が表れたら、脳梗塞の前兆である「一過性黒内障」の恐れがある。「視力はすぐ…
脳卒中や心筋梗塞の恐れ 糖尿病患者は要注意
糖尿病により心臓や脳の血管にもダメージが生じ、発病リスクが高まる 糖尿病は確定診断の出た患者も、血糖値が基準値近くの「予備軍」もそれ…
周囲の理解が一番大切 子どもの発達障害
他の子と仲良くできない、興味が無いものには無関心、授業中に勝手に席を立って動き回る。そうした子どもの行動は、発達障害なのか個性なの…
若くても痛風になる恐れ プリン体取り過ぎに注意
突然、足の親指の関節などが腫れ、「風に当たっただけでも激痛が走る」と言われる痛風。中高年の男性の病気と思われているが、20~30代…
窃盗症治療で再犯防止 高齢受刑者の受け皿、地域で連携
全国の刑務所で、高齢受刑者の再犯防止対策が急務となっている。再犯で窃盗が高い割合を占めており、経済的な理由ではなく物を盗む衝動を抑…
「心の時間」とは何か 研究進む人の時間認知
人は時計を見なくても何分経過したかを感じることができる。この認知機能の仕組みは、いまだに分かっていないことが多い。神経科学の分野で…
突然押し寄せる不安と恐怖 パニック障害は脳の病気
突然の激しい動悸(どうき)や息苦しさとともに強い不安が襲うパニック障害は、100人に1~3人が発症するとされる脳の病気だ。過労や睡…
受験は万全な体調で 失敗しないための対策は
大学入試センター試験に臨む受験生ら 大学受験の本格的なシーズンに入った。受験日が迫ると、受験する大学周辺のホテルや旅館、駅などには、…
進歩続くパーキンソン病治療 運動療法、早期から継続を―国立精神・神経センター
発症すると手足が震えたり、動きがゆっくりになったりするパーキンソン病。完治が難しく、進行してしまうと車いすや寝たきりの生活になる恐…
痛くて不快なアフタ性口内炎 2週間以上続いたら受診を
口内炎は口の中の炎症の総称で、最も多いのが「アフタ性口内炎」だ。アフタと呼ばれる直径1~10ミリの輪郭がはっきりした円形の病変が唇…
内視鏡検査・治療の進歩=胃がん死亡率低下に貢献
かつては日本人のがんの中で患者数、死者数とも男女ともにトップを占めていた胃がんだが、人口10万人当たりの発病者は減少し、死亡率も低…
【増えるオストメイト第1回】ストーマによる生活制限はなし=災害への備えや体形変化に注意
最近、商業施設や高速道路のサービスエリアなどで、ストーマ(人工肛門や人工ぼうこう)を装着した人(オストメイト)も使いやすように設計…
【増えるオストメイト第2回】若い世代で集まるグループを=仕事や結婚などの悩みを共有
進学や就職、恋愛、結婚、出産など、若い世代のオストメイトにとって将来の不安は大きい。日本オストミー協会(東京都葛飾区)には、若い人…
【増えるオストメイト最終回】肌のトラブルを放置しないで=女性も恥ずかしがらず相談を
女性のオストメイト(人工肛門や人工ぼうこうを設けている人)は、女性だけの集まりで悩みを打ち明けることができる。だが、女性特有の恥じ…
小児の包茎に伴うトラブル=お母さんは過敏にならないで
思春期までの男児はいわゆる「包茎」の状態が正常だが、包茎が原因でかかりやすい病気もある。自治医科大学とちぎ子ども医療センター(栃木…
ギャンブル依存は病気、回復可能=目指すは治療プログラムの普及 松下幸生・国立病院機構久里浜医療センター副院長
「ギャンブル障害は回復可能な病気。本人はもちろん、家族や周囲の人も早めに症状に気づき、受診に結び付けてほしい」。アルコール・薬…
繰り返す痔には注意を ためらわずに受診して
痔(じ)は、恥ずかしさから病院に行くのをためらう人も多いが、症状を繰り返したり、治りにくかったりする場合は他の病気の恐れもある。痔…
社会に出て発達障害と分かったら=一人で悩まず、支援を受けよう
発達障害は、自閉症やアスペルガー症候群、注意欠陥性多動障害、学習障害などに分けられ、遺伝的な要因もあるとされる。障害の程度はさまざ…
食べるタイミングも重要=時間栄養学を活用しよう
私たちの体の中には体内時計が備わっている。この体内時計と栄養学を結び付けた「時間栄養学」は、肥満の防止や病気の予防などにも役立つと…
急な冷え、寒暖差に注意=脳卒中や不整脈の恐れ
国際医療福祉大学大学院の前田眞治教授 まだまだ寒さの厳しい季節が続く。ごみを捨てるために家の外に出たり、家の中でも暖かい部屋からトイ…