のぼせ
発熱を伴うのぼせ症状では、ウイルスや細菌による感染症が疑われます。
更年期障害や熱中症の初期にのぼせることがあります。心臓の動悸(どうき)が強いときには、バセドウ病などの甲状腺の病気や、自律神経失調症、多血症なども考えられます。高血圧の治療として血管拡張薬を服用すると、顔面が紅潮し、のぼせることがあります。
また、室内の暖房が強すぎるときにはのぼせますし、寒いときにかえってのぼせる人や、恥ずかしいときにのぼせる体質の人もいます。
(執筆・監修:公益財団法人 榊原記念財団附属 榊原記念病院 総合診療部 部長 細田 徹)
更年期障害や熱中症の初期にのぼせることがあります。心臓の動悸(どうき)が強いときには、バセドウ病などの甲状腺の病気や、自律神経失調症、多血症なども考えられます。高血圧の治療として血管拡張薬を服用すると、顔面が紅潮し、のぼせることがあります。
また、室内の暖房が強すぎるときにはのぼせますし、寒いときにかえってのぼせる人や、恥ずかしいときにのぼせる体質の人もいます。
症状 | 病名 | そのほかの症状など |
---|---|---|
突然ののぼせで、発熱もある | 感染症 | 悪寒(さむけ)に続く発熱 |
熱中症 | 意識障害・失神、頭痛、尿が少ない、吐き気 | |
突然ののぼせで、発熱はなし | 薬の副作用 | 服薬歴 |
こころの病気 | ||
慢性的なのぼせ | 更年期障害 | めまい、肩こり、耳鳴り |
心身症 | だるい・疲れやすい | |
バセドウ病 | 動悸、やせ、甲状腺のはれ、眼球突出、多汗 | |
多血症 | 赤ら顔 |
(執筆・監修:公益財団法人 榊原記念財団附属 榊原記念病院 総合診療部 部長 細田 徹)