エキノコックス症〔えきのこっくすしょう〕
包虫という寄生虫による感染症の一種です。北海道、アラスカのイヌやキツネ、ネズミに感染し、人はこれらの虫卵を誤って食べることから感染します。流行地では川水や生水を飲まないようにします。
卵は人の十二指腸でふ化し幼虫となります。その幼虫が内臓をさまよい、内臓諸臓器で嚢胞(のうほう)を形成します。嚢胞が形成されると、その臓器は機能異常をきたし、肝機能障害、腎機能障害などがあらわれます。
治療は、外科的に包虫を摘出するのが確実で、このほかアルベンダゾールの服用もおこなわれます。
【参照】寄生虫病:エキノコックス(包虫症)
卵は人の十二指腸でふ化し幼虫となります。その幼虫が内臓をさまよい、内臓諸臓器で嚢胞(のうほう)を形成します。嚢胞が形成されると、その臓器は機能異常をきたし、肝機能障害、腎機能障害などがあらわれます。
治療は、外科的に包虫を摘出するのが確実で、このほかアルベンダゾールの服用もおこなわれます。
【参照】寄生虫病:エキノコックス(包虫症)